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「思っていたのと違うな」「彼以外に務まらない」反感キャラから一転… 称賛の声が溢れる“戦隊ヒーロー出身”の俳優

  • 2026.2.25
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『おコメの女ー国税局資料調査課・雑国室ー』第7話より(C)テレビ朝日

テレビ朝日系で放送中の木曜ドラマ『おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-』が、いよいよ最終章へ突入する。悪徳な脱税者たちに制裁をくわえる『ザッコク』の活躍を描く本作。第7話では、経済産業大臣の辞職をきっかけに政界を揺るがす新たな動きが描かれた。なかでも注目を集めたのは、千葉雄大演じる鷹羽宗一郎の変化だ。これまでの印象を覆す展開が視聴者の心を大きく動かしている。

※以下本文には放送内容が含まれます。

脱税者を追い詰める“最後の砦”

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『おコメの女ー国税局資料調査課・雑国室ー』第7話より(C)テレビ朝日

物語の舞台は、圧倒的な情報収集能力を誇る東京国税局・資料調査課。通称『コメ』と呼ばれるこの部署は、税務調査にとって“最後の砦”とも言える存在だ。その中でも、米田正子(松嶋菜々子)が率いる新部署の複雑国税事案処理室・通称『ザッコク』は、厄介な事案を中心に扱う。

第7話では、女性スキャンダルで辞職した経済産業大臣・鷹羽宗一郎(千葉雄大)を巡る調査が本格化。後任を狙う秘書・灰島直哉(勝村政信)は、鷹羽家と養子縁組を結び、国政進出を目論む。正子はその背後に大きな闇が潜んでいると察し、宗一郎が“トカゲのしっぽ切り”にされる可能性を疑う。

入院中の宗一郎との対面、そして彼から持ちかけられる取引。さらに灰島のそばに現れた正子の父・田次(寺尾聰)の存在が、物語に新たな緊張感を生み出す。税務調査という枠を超え、政治と家族の思惑が複雑に絡み合っていく展開は見応え十分だ。

鷹羽宗一郎という男の再評価

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『おコメの女ー国税局資料調査課・雑国室ー』第7話より(C)テレビ朝日

今回、視聴者の間で大きな話題となったのが宗一郎の変化である。これまでの彼は、不倫騒動を起こし、感情的に秘書へ当たり散らす“わがままなおぼっちゃま”として描かれてきた。そのため、視聴者からの反感も少なくなかった。

しかし第7話では一転。息子に会うために必死に頼み込み、自らの過ちと向き合おうとする姿が映し出される。弱さを抱えながらも責任を受け止めようとする姿勢は、これまでの印象を大きく塗り替えた。

SNS上では、「思っていたのと違うな」「ここから好感度を上げてくるとは…」という驚きの声のほか、「彼以外に務まらない」「こういう役本当にうまいよね」と、千葉雄大本人への称賛も数多く寄せられた。

千葉雄大なら大丈夫という信頼

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『おコメの女ー国税局資料調査課・雑国室ー』第7話より(C)テレビ朝日

千葉雄大といえば、スーパー戦隊シリーズ『天装戦隊ゴセイジャー』でアラタ/ゴセイレッド役に大抜てきされ、華々しく俳優デビューを果たした俳優だ。その後は面倒な性格の宇宙飛行士、さらにはユニークなお笑い芸人まで、振り幅の大きいキャラクターを自在に演じ分けてきた。そのどれもが彼だからこそ自然にハマると感じさせる、まさに“適役”の連続である。なにより、千葉の魅力は単なる“かわいらしさ”や“親しみやすさ”にとどまらない。役柄の内面を丁寧に掘り下げ、感情の揺らぎや葛藤を細やかな表情や声色の変化で表現する。そのため、どんなに個性的な設定であっても、キャラクターが現実に息づいているかのようなリアリティが生まれるのだ。

今回の出演作でも、その多彩な演技力が存分に発揮されており、視聴者は彼の新たな一面に触れることができる。SNSの評判をみても、彼は単に役柄の幅を広げているだけでなく、観る人の中にある“千葉雄大像”そのものを更新し続けている俳優なのかもしれない。

物語はいよいよ最終章へ。黒幕の正体、灰島の野望、そして正子の決断。緊迫する展開の中で、宗一郎がどのような選択をするのか。ドラマはクライマックスへ向け、ますます目が離せない。


テレビ朝日系 ドラマ『おコメの女ー国税局資料調査課・雑国室ー』毎週木曜よる9時
TVerで見逃し配信中
https://tver.jp/episodes/epaev42idh

ライター:柚原みり。シナリオライター、小説家、編集者として多岐にわたり活動中。ゲームと漫画は日々のライフワーク。ドラマ・アニメなどに関する執筆や、編集業務など、ジャンルを横断した形で“物語”に携わっている。(X:@Yuzuhara_Miri