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小学5年生の頃に“両親が離婚”→「今でも忘れられない」夜逃げ同然で家を追われ“死の淵”にも立たされた【人気俳優】とは?

  • 2026.2.24
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※Google Geminiにて作成(イメージ)

ドラマや映画の中には、演じる役柄さながらに、壮絶な現実を生き抜いてきたスターがいます。今回は、“人生に衝撃を受けた芸能人たち”をテーマに5名をセレクトしました。本記事ではその第1弾として、志尊淳さんをご紹介します。端正なルックスと迫真の演技でファンを魅了する一方、幼少期の壮絶な家庭環境を乗り越えてきた志尊さん。その波乱万丈の人生とは――?

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

両親の離婚と夜逃げ同然の生活

志尊淳さんは、小学5年生の時に両親の離婚という大きな試練を経験しています。2025年5月25日放送の日本テレビ系『おしゃれクリップ』に出演した際、当時を振り返り、次のような率直な思いを明かしています。

めちゃくちゃ悲しくて、今でも忘れられない。(母と子どもの)4人でハンバーグ屋さんに行ったんですけど、そこで料理を待ってる間に母が“実は離婚してて”みたいな話を泣きながら。きょうだい3人も大泣きしながらハンバーグを食べた思い出がある
出典:「おしゃれクリップ」(日本テレビ系)/ 2025年5月25日放送回

そう鮮明に振り返るエピソードは、聞く者の胸を締め付けます。

離婚後、志尊さんの家庭は経済的に厳しい状況に陥り、様々な事情が重なって夜逃げ同然で家を出ることになったとか…。母親は3人の子どもを育てるために朝から晩まで必死に働いており、その姿を見た志尊さんは、きょうだいで助け合いケンカを控えるなど、家族で一致団結しようという思いを抱いたといいます。

こうした過酷な経験を家族で乗り越えてきたからこそ、今の志尊さんの強さと深みのある人間性が形成されたのかもしれません。

戦隊ヒーローから難役まで:カメレオン俳優の覚醒

そんな困難な時期を乗り越え、志尊さんは2011年にミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズンで俳優デビューを果たします。2014年には特撮ドラマ『烈車戦隊トッキュウジャー』の主演(ライト/トッキュウ1号役)に抜擢され、一躍お茶の間の人気者となりました。

その後、志尊さんの確かな演技力を世に知らしめる契機となったのが、複雑なバックグラウンドを持つ難役への挑戦です。

2018年のドラマ『女子的生活』(NHK総合)ではトランスジェンダーのヒロイン・“みき”を、同年のNHK連続テレビ小説『半分、青い。』ではゲイの美青年・ボクテ役を熱演。

これらの役を演じるにあたり、志尊さんは決してキャラクターを“イロモノ”にしないという信念を貫きました。

『女子的生活』ではトランスジェンダー指導の西原さつき氏のもとで所作を学び、外見から内面まで役を追求。『半分、青い。』では80〜90年代の性的マイノリティを取り巻く環境を調べ、実際に当事者としてその時代を過ごした友人に話を聞くなど、徹底したリサーチのもとで役に息を吹き込みました。

『女子的生活』での演技は高く評価され、第73回文化庁芸術祭賞テレビ・ドラマ部門の放送個人賞を受賞。こうした妥協なき姿勢が、志尊さんを若手実力派俳優の1人へと押し上げたのです。

圧倒的なカリスマ性と存在感:志尊淳の現在地

幼少期の家庭の困窮など、困難な時期を乗り越え、実力派俳優としての確固たる地位を築いた志尊さんの勢いはとどまることを知りません。

2024年から個人事務所での活動を開始した後もオファーが途切れることはなく、世界的ブランド「GUCCI」のグローバル・ブランドアンバサダーや、2025年『24時間テレビ48-愛は地球を救う-』(日本テレビ系)のチャリティーパートナーに就任。この実績は、彼が単なる俳優という枠を超え、広く社会に影響を与える存在になった何よりの証拠でしょう。

さらに、30歳の節目を迎えた2025年には大規模なファンクラブイベント「S.S.J 2025」を大成功させ、自身のアニバーサリー写真集『final』も発売。多忙なスケジュールの合間を縫って学園祭への出演も果たすなど、“ファンへの感謝”を行動に繋げ、表現者としての唯一無二の地位を確立しています。

ここで、志尊さんの軌跡をたどる“今観るべき代表作”を時系列でご紹介します。

1. NHK連続テレビ小説『らんまん』(2023年):
神木隆之介さん演じる主人公を献身的に支えるお目付け役・竹雄を好演。主人を思う凛々しさと、密かに想いを寄せる綾(佐久間由衣)への切ない恋心を巧みに表現し、俳優としての底力を見せつけた記念碑的作品です。物語の中盤で彼が東京を去った際には、ネット上で“竹雄ロス”の悲鳴が続出するなど、朝ドラ視聴者に強烈なインパクトを与えました。

2. 映画『52ヘルツのクジラたち』(2024年) :
本屋大賞受賞作の実写化で、杉咲花さん演じる主人公の痛みに寄り添う塾講師・トランスジェンダーの岡田安吾(アン)を熱演。相手のすべてを受け止める圧倒的な包容力と優しい眼差しは観る者の涙を誘いました。

3. Netflixシリーズ『グラスハート』(2025年配信):
佐藤健さんが主演・プロデュースをつとめた話題作。孤高のキーボーディスト・坂本一至役を演じるにあたり、1年以上に及ぶ楽器トレーニングに挑んだといいます。とっつきにくいキャラクターの中に絶妙なチャーミングさを滲ませた芝居は、佐藤さんから絶賛されたほど。圧倒的な映像美と音楽が融合した世界観の中で、志尊さんの新たな魅力が爆発しています。

命の危機が変えた覚悟

志尊淳さんが「人生に衝撃を受けた芸能人たち」と呼ばれる理由――その背景には、幼少期の家庭環境だけでなく、大人になってから直面した“命の危機”というあまりに壮絶な経験があります。

2021年3月、志尊さんは「急性心筋炎」を発症し、緊急入院しました。ICU(集中治療室)で寝たきりの状態となり、医師からは「死ぬ可能性もある」と告げられるほどの危険な状態でした。当時、志尊さんは覚悟を決め、家族に向けて遺書のようなLINEを送ったといいます。

試練はそれだけではありません。懸命なリハビリを経て復帰した直後、今度は心労が重なったのか、最愛のお母様が「くも膜下出血」で倒れてしまったのです。

幸いにも奇跡的に後遺症なく回復されましたが、立て続けに起きた「死」への直面は、志尊さんの人生観を変えました。2023年6月16日放送のNHK『あさイチ』に出演した際、闘病生活の中で後悔が頭を巡ったと明かし、当時の決意を次のように語っています。

こっからは後悔しない、自分がそうだと思うことを本当にやっていこうと思いましたし、若いからとか関係なく、いつ何が起こるか分からない今を生きるのと、やっぱり周りを大事にしたいと凄く思いました
出典:「あさイチ」(NHK総合 / 2023年6月16日放送回)

生死を彷徨うようなこの体験は、俳優としての姿勢にも変化をもたらしたといいます。

それまでとにかく休みなく働いて、みんなに見てもらうんだっていう意識が凄く強かったんですけど、それがなくなって、とにかく求めていただいている方々に全力で返したいという仕事選びに変わりました
出典:「あさイチ」(NHK総合 / 2023年6月16日放送回)

その誠実な生き様は、まさに“人生に衝撃を受けた芸能人たち”の筆頭として、私たちに勇気と力を与えてくれます。志尊淳さんのこれからの活躍に、期待は高まるばかりです!


※記事は執筆時点の情報です