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2026年注目のNHKドラマ “情報解禁”に→「もう期待しかない」「流石だわ」放送前から“熱視線”を浴びる注目作

  • 2026.2.24

2026年各放送局で注目となっているドラマがそれぞれあると思います。今回は、NHKの2026年に放送予定の注目されているドラマを5作品ご紹介します。

本記事では第2弾として夏帆さんが主演を務めることが解禁され、話題となっている特集ドラマ『ある小説家の日記』(NHK総合)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想のもとに作品選定・制作された記事です。
※一部ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

あらすじ

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ドラマ「ブルーモーメント」発表 質疑応答 夏帆   (C)SANKEI
  • 作品名(放送局):特集ドラマ『ある小説家の日記』(NHK総合)
  • 放送予定: 2026年3月8日(日) 夜11:00~11:50
  • 出演(役名):夏帆(江藤恵)、シルビア・グラブ(芹澤真理子)ほか

大ヒットミステリー作家・芹澤環(板尾創路)の突然の事故死から1年。新作の担当編集に選ばれるはずだった江藤恵(夏帆)は、妻・真理子(シルビア・グラブ)から未発表原稿の存在を聞き、芹澤の自宅を訪れました。

そこで見つけたのは、彼が遺した「日記」でした。読み進めるうちに、内容は本物のようでありながら、どこか生前の芹澤とは違和感を覚える江藤は「これは誰が書いたのか」と疑問を抱きます。

一方、真理子は芹澤が生前、悩みを生成AIに打ち明けていた事実を知り、その対話をもとに日記を創作していました。やがて江藤も「創作こそが真実」という芹澤の言葉に導かれ、事故直前までの日記を再構築する提案をしてしまいます。

二人は芹澤の名で日記を世に出そうとしますが、その選択は予想外の混乱を生み出していってしまうのです。

現代の創作とリアルとは何なのかを根本的に問いかける

NHK特集ドラマ『ある小説家の日記』は、AI時代の現代社会において「創作とは何か」「リアルとは何か」という根源的な問いを、娯楽性と倫理性の両面から描こうとしている内容が注目されています。本作は単なる社会派ドラマではなく、視聴者自身の価値観を揺さぶる問題提起型の作品なのかもしれません。

まず、「日記界隈」という現代的テーマへの挑戦です。SNSの普及によって、日記は私的記録から“公開される内面”へと変質しました。人が他人の本音を覗き見したいという欲望そのものを物語の中心に据え、情報社会の危うさを浮き彫りにしています。

さらに、「偽りの創作」を安易な悪として描かない点です。急死した作家の日記をAIで生成・加工する行為は倫理的にグレーですが、「成功したい」「自分の人生を肯定したい」という極めて人間的な感情が強く出てしまいます。

本作では、編集者はヒット作への執着からAIに頼り、作家の妻は自分の思いを夫の言葉に重ねて世に出そうとします。ここでAIは、真実を作る存在ではなく、人間の欲望をそのまま文章化する“鏡”として機能します。

「人間は真実よりも、信じたい物語を選んでしまう存在である」という現代社会の本質を描こうとしている点が放送前から注目を集めている最大の理由なのです。

主演・夏帆さんの演技に期待

NHK特集ドラマ『ある小説家の日記』で夏帆さんが主演を務めることが解禁され、「もう期待しかない」「流石だわ」など期待が高まっている本作。「正しさと欲望の間で揺れ続ける編集者」という難役の演技にも注目が集められています。

夏帆さんが演じる江藤恵の「編集者」としての執着と変貌が見どころの一つです。憧れの作家の死をきっかけに、「日記を再構築する」という名目でAIによる捏造・加工に踏み込んでいきます。成功への焦りと倫理の間で揺れる姿は、現代の働く人間のリアルと重なり、視聴者の共感を強く誘います。

また、シルビア・グラブさん演じる作家の妻との「共犯関係」も注目するポイントです。本来なら対立する立場の二人が、亡き夫の言葉をAIで再構築するという歪んだ目的で結託する関係性は、単なる友情でも敵対でもない独特の緊張感が期待されています。

「言葉の苦しみ」と向き合う等身大の演技について、夏帆さんは公式コメントで「脚本を読んで感じた不思議な手触りが、どのように映像化されてるのかとても楽しみ」と語っています。さらに「このドラマにしか味わえない体験が詰まっている」と自信をのぞかせており、彼女の新境地とも言える演技が期待されています。

真実より「信じたい物語」を選ぶ現代社会の本質を浮き彫りにするドラマ

NHK特集ドラマ『ある小説家の日記』は、AI時代の現代社会における「創作とリアルの境界」をテーマに、人間の欲望と倫理を鋭く描く問題提起型ドラマです。SNS時代の「日記界隈」という現象を背景に、他人の本音を知りたいという欲求そのものを物語の中心に据え、情報社会の危うさを浮き彫りにしています。

また、AIによる日記の捏造という行為を単純な悪として描かず、「成功したい」「自分を肯定したい」という人間的感情として描写している点も特徴です。主演の夏帆さんは、正しさと欲望の間で揺れる編集者を演じ、静かな心理描写で物語に深みを与えています。

本作は、AIの怖さではなく「人は真実より信じたい物語を選ぶ」という現代社会の本質を問いかける意欲作として注目されています。


※記事は執筆時点の情報です