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12年前 “桁違いのリピーター”が続出→「信じられないくらい名作」「映画館に毎週通った」熱狂生んだ【至高アニメ】

  • 2026.2.16

アニメ映画の中には、一度見たら忘れられず、何度も見返したくなる作品があります。今回は、そんな中から"驚異のリピーター相次ぐアニメ映画"を5本セレクトしました。本記事ではその第2弾として、アニメ映画『劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising-』(松竹 / ティ・ジョイ)をご紹介します。リストラの危機、世代交代の波、そして街を揺るがす怪事件――試されるのは力か、それとも信念か。かつて最強と称されたコンビが、再び立ち上がるとき、そこに待ち受ける運命とは――?

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

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※Google Geminiにて作成(イメージ)

作品名(配給):アニメ映画『劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising-』(松竹 / ティ・ジョイ)
公開日:2014年2月8日(4DX版公開:2022年2月4日)
出演: 平田広明(鏑木・T・虎徹 / ワイルドタイガー 役)/ 森田成一(バーナビー・ブルックス Jr. 役)

一度は引退から復帰したものの、虎徹(CV:平田広明)とバーナビー(CV:森田成一)は2部リーグでの活動を余儀なくされていました。 しかし、アポロンメディアの新オーナー、マーク・シュナイダー(CV:大塚芳忠)の方針により、バーナビーだけが1部リーグへ復帰することになります。しかもその相棒に選ばれたのは、虎徹ではなく新ヒーロー・ゴールデンライアン(CV:中村悠一)でした。

時を同じくして、シュテルンビルトでは奇妙な事件が頻発し始めます。事件の裏で糸を引いていたのは、3人の“NEXT(特殊能力者)”たちでした。

彼らは、街に伝わる“女神伝説”を悪用し、不気味な事件を次々と引き起こしていたのです。かつて女神が人々に天罰を与えたとされる記念日“ジャスティスデー”が近づくにつれ、街はさらなる恐怖に包まれていくのでした――。

TV最終話の“その後”を描く完全新作

本作は、2011年にTV放送され、“ヒーローが実在する企業のロゴを身にまとう”という画期的な設定でアニメ界に革命を起こした『TIGER & BUNNY』の劇場版第2弾です。

2014年2月8日に公開(2022年2月4日からは4DX版も公開)され、TVシリーズ最終話の“その後”を描く完全新作ストーリーとなっています。

制作陣には、劇場版前作『TIGER & BUNNY-The Beginning-』に続き、監督の米たにヨシトモさん、脚本・ストーリーディレクターの西田征史さん、そしてキャラクター原案・ヒーローデザインの桂正和さんが名を連ねています。シリーズの世界観を築き上げた豪華スタッフが再集結し、完全新作ストーリーを描き出しました。

キャスト陣も、平田広明さん、森田成一さんをはじめ、虎徹に代わる新バディとなる中村悠一さん(ゴールデンライアン役)、物語の鍵を握る津田健次郎さん(ファイヤーエンブレム役)ら、実力派声優が勢ぞろい。街に伝わる“女神伝説”を巡る怪事件と、それに翻弄されるヒーローたちの魂のこもった演技の応酬は、観る者の感情を激しく揺さぶりました。

相棒解消――引き裂かれた最強バディ

本作最大の魅力は、ヒーローアクションの枠を超えた“痛烈な人間ドラマ”にあります。

かつてのトップヒーロー・虎徹を待っていたのは、能力の衰えと“2部リーグ降格”という厳しい現実。さらに、新オーナーによるシビアな組織改革で、相棒バーナビーとのコンビまでも解消させられてしまいます。

効率重視の経営判断によってベテランが切り捨てられていく様は、まさに我々が生きる現代社会の縮図そのものです。

虎徹の代わりに選ばれたのは、若くて実力もある新ヒーロー・ゴールデンライアン。 “ピークを過ぎたベテラン”としてリストラの危機に晒されながらも、ヒーローとしての誇りを胸に泥臭く戦う虎徹。理不尽な社会で懸命に生きるその姿は、働くすべての大人たちの胸を熱くする名作となっています。

過去の傷と対峙するヒーローたち

公開当時、熱狂的な支持を集め、何度も劇場へ通うリピーターが続出した本作。多くのファンを惹きつけてやまない理由は、息もつかせぬサスペンスと、胸を熱くする人間ドラマが見事に融合している点にあります。

物語の鍵を握るのは、街を揺るがす怪事件の裏で暗躍する3人のNEXTたち。

彼らは単なる“倒すべき悪”ではありません。その能力は、ヒーローたちが密かに抱える過去のトラウマやコンプレックスを容赦なく暴き出します。精神的に追い詰められた虎徹たちが、自身の弱さとどう向き合い、乗り越えていくのか――。その痛切なまでのドラマ性が、観る者の心を掴んで離しません。

新オーナー・シュナイダーの策略で引き裂かれ、新ヒーロー・ゴールデンライアンの登場によって“終わったコンビ”扱いされた虎徹とバーナビー。そんな二人が、自身の弱さを乗り越えて再び手を取り合い、魂をぶつけ合って“最強のバディ”として復活するクライマックス。それは、理屈抜きで胸が熱くなる、シリーズ屈指の名シーンです。

「20回観た」観るたび沁みる人生のバイブル

2014年の公開から実に12年が経ってもなお、本作が愛され続ける理由――。それは、この作品が単なる勧善懲悪のヒーローものではなく、観るたびに新たな気づきをもたらす“人生のバイブル”のような深みを持っているからです。

伏線が緻密に張り巡らされた脚本は、一度きりの鑑賞では決して味わい尽くせず、観る者を底なしの沼へと引きずり込みます。

実際、ファンからは「信じられないくらい名作」「映画館に毎週通った」「20回は観た」「ほかにはない傑作」「10回は観た」「群を抜いて面白い」といった称賛の声や桁違いのリピーターが数多くみられました。また、困難に立ち向かうヒーローたちの姿に、「観たらモチベが上がる」と勇気づけられる人も。

2022年の4DX版公開を経て、今なお色褪せない本作は、まさに“驚異のリピーター相次ぐアニメ映画”と呼ぶにふさわしい一作です。


※記事は執筆時点の情報です