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「排除成功!」15万円貸してくれた優しい先輩の正体…罠にハメられた後輩が会社を“解雇された”話 【マジクソかんぱにー】

  • 2026.2.11

先輩の白石からお金を借りた梶原。しかし、その裏には謎の「条件」が隠されていました。追い詰められていく梶原を、白石は不気味な笑みを浮かべて見つめていましたね。

実際の体験談をもとにしたショートドラマを配信する「マジクソかんぱにー」の『多従債務(二話)』では、ついに「条件」の正体が明らかになります。梶原は大丈夫なのでしょうか…?

【多従債務:二話】お金を貸してくれる条件って…#ショートドラマ

「お金貸してください!」連帯保証人トラブルでさらに借金

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@buzzdrama0617

エレベーターホール。梶原は白石に向かって深く頭を下げていました。

「お金貸してください!」

白石は「また?」と呆れたように答えます。しかし梶原は必死でした。

「どうしても必要で…」

白石は腕を組み、梶原の顔を見つめました。

「聞かないようにはしてたけど、なんでそんなお金ないの?」

梶原は力なく答えました。

「実は親友の連帯保証人になってたんですけど、その親友が飛んでしまって…」

連帯保証人トラブル。よくある話ですが、当事者にとっては深刻な問題です。親友を信じた結果、多額の借金を背負うことになってしまった梶原。彼の表情には、疲労と絶望が滲んでいました。

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白石は呆れたように言いました。

「あー、よくあるパターンね」

そして、真剣な表情で梶原を叱りました。

「お金絡みで簡単に人を信用しちゃダメだよ?」

「はい…」

白石の言葉はもっともです。しかし、その言葉を発している白石自身も、梶原に「お金を貸す」という形で近づいてきた人物。そのことに、梶原は気づいているのでしょうか?

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「条件追加で、10万円貸してあげる」

白石は笑顔でそう告げました。梶原は恐る恐る尋ねます。

「えっと、条件っていうのは…」

明かされる条件1「今後出す条件を拒否することはできない」

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白石は何でもないことのように「条件」を口にしました。それを聞いた梶原の顔が、驚愕に染まります。

「えっ!いや、ちょっとそれは……」

梶原は明らかに動揺していました。しかし、白石は冷ややかな声で告げました。

「1つ目の条件、覚えてないの?」

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その言葉に、梶原は最初に5万円借りたときのことを思い出しました。あのとき、白石が出した条件は「今後白石が出すどんな条件も、梶原は拒否できない」というものでした。つまり、最初にお金を借りた時点で、梶原は白石の言いなりになる契約を結んでしまっていたのです。

「いや、でも…」

梶原は抵抗しようとしましたが、白石の視線は容赦ありません。

「何?」

その冷ややかな視線に押され、梶原は力なく肩を落としました。もう逃げ場はありません。

「わかりました…」

白石は笑顔で10万円を差し出し、梶原は震える手でそれを受け取りました。白石は満足げにその場を立ち去ります。梶原は、現金を握りしめたまま、呆然とエレベーターホールに立ち尽くしていました。

1ヶ月後、梶原は解雇されていた…

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それから1ヶ月後。会社の会議室で、朝礼が始まろうとしていました。

「あれ?梶原さんは?」

ミーティングルームで、新実が辺りを見回しながら不思議そうに尋ねます。いつもなら隣に座っているはずの梶原がいないのに、社長が朝礼を始めようとしたからです。

「梶原なら解雇になった」

「えっ?なんでですか?」

社長の言葉に、新実は驚きを隠せません。梶原は真面目な社員です。なぜ急に解雇に…?

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困惑する新実に、白石が言いにくそうに説明しました。

「はなりん(新実のあだ名)は出張行ってたから知らないんだっけ…」

そんな白石の言葉を引き取るように、社長が続けます。

「1ヶ月も無断欠勤が続くと、契約上、解雇せざるを得ないんだ」

どうやら、梶原は会社を1ヶ月無断欠勤し、その結果、解雇されてしまったようです。

その説明に、新実は違和感を覚えました。なぜなら、梶原は会社を無断欠勤するようなタイプには見えなかったからです。

条件2「会社を1ヶ月間無断欠勤しなければならない」

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実は、梶原が無断欠勤したのには、白石が出した2つ目の「条件」が関係していました。2度目に借金したとき、白石はこんな条件を梶原に課していたのです。

「『条件3』をクリアできない場合、会社を1ヶ月間無断欠勤しなければならない」

つまり、梶原は3つ目の条件を守れなかったために、会社を1ヶ月間休まざるを得なくなり、結果として解雇されてしまったのです。

でもなぜ、白石はこんなまわりくどい条件を梶原に課したのでしょうか?

白石の独り言で明かされる恐ろしい真実

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「会社の業績も上がってるんだし、前向いてこ」

梶原が解雇されたという暗い話題を振り払うように、白石は明るく言いました。社長も「そうだな」と頷きます。

新実だけが、釈然としない思いを抱えていました。

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その少し後、廊下を歩いていた新実は、給湯室の前で足を止めました。中から、白石が1人でブツブツ言う声が聞こえてきたからです。

そっとドアに耳を寄せてみると…なんと、白石は「梶原くん排除成功!」と恐ろしいことを呟いています。そのとんでもない言葉に、新実は息を呑みました。

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白石は、ドアの外に新実がいることを知らず、独り言を続けます。

「ちょっと仕事できるぐらいで、私より目立つのウザいんだよね」

どうやら、「梶原解雇事件」の黒幕は白石だったようです。

白石は梶原が仕事で目立つことを妬み、彼を陥れるためにお金を貸していたのです。優しい先輩を装い、「条件」という罠で梶原を追い詰め、最終的には会社から追い出すことに成功した…すべては、白石が仕組んだ策略だったのです。

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「やっぱり3つ目の条件はあれにして正解だったな」

白石は満足げに呟きました。梶原が到底クリアできそうもない条件を課すことができたことに、満足しているようです。

「男って、ほんと猿なんだから」

そう言いながら、白石はスマートフォンの画面を見つめます。そこには、梶原の写真と誰かに送った「この人が今から店から出てくるから、ナンパして。そしたら10万振り込むね!」というメッセージが…。

これはいったいどういうことなのでしょうか?もしかして、1番最初の「何でも彼氏に奢らせる彼女」という部分から白石の手のひらの上で転がされていたということ…?

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「次は誰にしよっかな〜」

白石は、不敵な笑みを浮かべました。白石は、この“作戦”をまだまだ続けるようです。

うまい話には裏がある…お金の貸し借りの怖さ

優しい先輩を装い、困っている後輩にお金を貸す白石。しかしその裏には、「条件」という名の恐ろしい罠が仕掛けられていました。1つ目の条件で「今後の条件を拒否できない」という契約を結ばせ、2つ目の条件で「条件3をクリアできなければ無断欠勤」という罰則を課す。そして3つ目の条件として達成が難しいものを設定する…。すべては計算し尽くされた策略でした。

視聴者からは「条件えぐすぎて草」「怖い!」といったコメントが寄せられました。また、白石が今後も同じ手口で他の社員を陥れていくのではないかと心配する声も見られました。

親切を装って近づいてくる人には、もしかしたら裏の目的があるのかもしれません。『多従債務:二話』は、そんな恐ろしさを改めて感じさせる作品でしたね。



紹介作品

コンテンツ提供協力

  • マジクソかんぱにー(YouTube

かつての体験談をもとにしたショートドラマを多数発表しているクリエイター集団。上司と部下、それぞれが抱える苦悩や葛藤など、社会人なら誰もが共感できる作品が高い評価を得ています。