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アイアン製の雑貨に花を植えたらこんなに素敵! フローラ黒田園芸【黒田健太郎さん】の冬の華やぎ寄せ植え

  • 2026.1.24

アイアン製の雑貨に花を植えたらこんなに素敵! フローラ黒田園芸【黒田健太郎さん】の冬の華やぎ寄せ植え

植物の生育が緩慢な冬の寄せ植えは、植えたままのきれいな状態を保ちやすいのがメリットです。さらに、植え込む器にこだわると、オリジナリティーがアップ。雑貨使いマスターの黒田健太郎さんに、寒い時期にも楽しめる寄せ植えを提案していただきました。今回はアイアン製の雑貨を使ったアイディアです。

二段式のアイアンスタンドにボリューミーにビオラを植えてゴージャスな雰囲気

定番の鉢では難しいオリジナルの世界観を表現できるのが雑貨使いの醍醐味。ちょっと珍しい二段式のアイアンスタンドを見つけて使ってみました。小さなポットをいくつか飾ってもすてきですが、ココヤシファイバーを敷き詰めれば直接植物を植え込めるオリジナルの寄せ植えスタンドに。上段と下段でメインは同じビオラを使い、配置や葉ものを微妙に変えています。上部の取っ手から下段までヘデラのつるでつなげているのがポイントです。

Ⓐ ビオラ ヌーヴェルヴァーグ アクアレール’
Ⓑ ビオラ ‘エッグタルト’
Ⓒ イベリス
Ⓓ シロタエギク
Ⓔ オレアリア ‘アフィン’
Ⓕ ドリクニウム・ヒルスタス ‘ブリムストーン’
Ⓖ ヘデラ ‘ツバサ’
Ⓗ ヘデラ ‘ピッツバーグ’

植え込み部分の大きさ(上段、下段ともに)/直径33cm、高さ12cm
(スタンドの大きさ/幅36cm、高さ80cm)

寒さに強いリーフ【シロタエギク】

寄せ植えに欠かせないリーフの中でも、とくに寒さに強く使いがってがよいシロタエギク。布のようなやわらかな手ざわりとギザギザとしたシルバーの葉は、あらゆる花とも好相性。同じシルバーリーフでもヘリクリサムは寒さにやや弱いので、真冬の管理には注意が必要です。

鳥かごから花が顔を出す個性豊かなオンリーワンの寄せ植え

このワイヤー製の鳥かご風の雑貨も、もともとは植えつけができるようにはなっていない飾り用。これもココヤシファイバーをかご部分に敷いて高さを出し、土を入れられるようにすれば、しゃれた器に変身。茎が長めの花を植え込んで、かごの隙間から花の顔を出させると、かわいらしさがさらに倍増します。「少し手を加えて花を植え込めないかな?」という視点で見回してみると、意外ないいものが見つかるかもしれませんよ。

Ⓐ ラナンキュラス ‘ポンポン’
Ⓑ スカビオサ
Ⓒ パンジー ‘天の羽衣’
Ⓓ アルメリア ‘ピンクボール’
Ⓔ ビオラ ‘サンピラー’
Ⓕ プリムローズジャスミン

植え込み部分の大きさ/直径25cm、高さ12cm
(鳥かごの大きさ/直径25cm、高さ46cm)

もともとはこんな感じ。少し工夫したり手を加えるだけで、しゃれたコンテナに様変わりしますよ。

長めの茎の先に咲く花【ラナンキュラス、スカビオサ】

草丈が低めの草花が多い冬場は、茎が長めの花が重宝します。特に茎の先にポンと花を咲かせるタイプの花は、寄せ植えの中でも存在感を放ってくれます。ただし寒風や霜に当たると花が傷むので、寒冷紗で霜よけをしたり、軒下に取り込むなどのケアをしてあげましょう。

早春の球根花が次々と咲き継ぐフラワーワゴン

鉢植えや雑貨をのせておくだけでもおしゃれなアイアン製のワゴン。これにもココヤシファイバーで植え込み部分を作って、芽出し球根苗などを植え込みました。開花している期間はそれぞれ短めでも、スイセン、アネモネ、ムスカリ、ヒヤシンスが次々と咲き継ぎ、早春の季節の流れを感じられます。さまざまな花色に、ライムイエローを加えて鮮やかに。球根の間には、使い古した素焼き鉢を無造作に置いたり、鉢に植えた葉ものを配置してみたり。小人になって迷い込んでみたくなるような、小さな世界ができあがります。

Ⓐ スイセン ‘テータテート’
Ⓑ ヒヤシンス
Ⓒ ムスカリ ‘ビッグスマイル’
Ⓓ アネモネ(赤)
Ⓔ アネモネ(白)
Ⓕ フチンシア ‘アイスキューブ’
Ⓖ シレネ・ユニフローラ ‘ドレッツバリエガータ’
Ⓗ バーベナ・テネラ ‘オーレア‘
Ⓘ シルバータイム

植え込み部分の大きさ/50cm×31cm、高さ7cm
(ワゴンの大きさ/63cm×31cm、高さ57cm)

春一番を告げる球根花【スイセン ‘テータテート’ 】

品種が数多くあるスイセンの中でも、ミニタイプで寄せ植えにも使いやすい ‘テータテート’。球根でも販売されていますが、12月ごろから出回る芽出し苗が手軽で使いやすいです。ほかの球根花よりも早い時期から鮮やかな黄色の花を咲かせる“春告げ花”。他のスイセンに比べて香りは控えめです。

監修・寄せ植え制作/黒田健太郎
撮影/柴田和宣(主婦の友社)
協力/フローラ黒田園芸

※この記事は『園芸ガイド』2026年冬号の記事を、WEB用に再編集したものです。

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