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わずか5歳で芸能界デビュー→大学進学で活動休止も“芸歴30年超え” “朝ドラヒロイン”の軌跡

  • 2026.2.17

思い返せば、幼少期から衝撃的なインパクトを残す俳優だった。

井上真央のこれまでの軌跡を振り返ると、そのように思ってしまったものだ。改めて彼女の魅力を紐解いていく。

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2007年撮影、女優の井上真央(C)SANKEI

芸能界での活動歴は30年超

実は井上真央は小役時代、5歳からこの世界に入った人物だ。

デビュー作は、1992年。『真夏の刑事』(テレビ朝日)でパトカーに撥ねられて死亡してしまう子供の役だったそう。しかし、そこから着実にキャリアアップを図り、1999年には伝説的昼ドラ『キッズ・ウォー』(TBS系)で正義感あふれる少女・今井茜として一躍ブレイクを果たす。

当時、小学生だった筆者は、この『キッズ・ウォー』での茜役に心を打たれたものだ。男子相手だろうと「ざけんじゃねぇ」と一蹴し、一人称は俺な男前っぷり。しかし、それでいて優しく、周囲からも愛される姿に憧れたものだ。

この『キッズ・ウォー』は、1999年から2003年まで続く超人気シリーズとなる。昼ドラにして、異例の5期まで続いただけでなく、2005年からは、内容・出演者を一新した『新キッズ・ウォー』も放送された。

正義感あふれる姿が代名詞となった代表作

そして、茜役で培った正義感あふれる姿がまたしても垣間見えたのが2005年に放送され、国民的ヒットとなった番組『花より男子』(TBS)である。実は、2004年から大学進学に向け学業に専念するべく芸能活動を一時休止していた井上。そんな彼女にとっての復帰作、そして連続ドラマ初主演作がこのドラマだった。

ここで井上が演じたのは、お金持ちの学園に入ってしまった一般中流家庭の娘・牧野つくし。彼女が学園のリーダー的存在であるF4の道明寺司(松本潤)と惹かれ合う姿に多くの視聴者が毎度キュンキュンさせられたもの。ここでも「ありえねーっつーの」と言う、やや男まさりな口調が似合っていた。

朝ドラ、大河ドラマでも主演として活躍

2011年前期の連続テレビ小説『おひさま』では、「『女の子は太陽』、陽子の『陽』の字は『太陽』の陽」を胸に人生を歩んでいるポジティブなオーラを放つ主人公・陽子を好演。

さらに2015年の1月より放送を開始したNHK大河ドラマ『花燃ゆ』では、大河ドラマ初出演にして、初の主演を担うことに。同作は吉田松陰の末妹で、後に久坂玄瑞の妻となる杉文役として、松下村塾の弟子たちとの人間模様を織り交ぜながら、幕末から明治維新へ向けた激動の時代を描いていく物語として進んで行った。

圧巻された映画『八日目の蝉』

そんな井上の演技の真骨頂を見た作品といえば、2011年に全国公開された映画『八日目の蝉』である。

本作で井上は、生後6か月で希和子に連れ去られ、彼女の娘・薫として育てられるが、4歳の時に希和子が逮捕され、家族のもと(秋山家)に戻るという秋山恵理菜役に抜擢。誘拐されたことを許せないという思いがありつつも、自分が母として信じていた女性、そして家族へ心を開けない苦しさを表現。それまではポジティブな印象が強かった井上が、やややさぐれている表情、そして泣きの演技がとても印象に残っている。

ポジティブな演技から、シリアスな雰囲気の表情まで。どちらも見せられる井上は今『再会〜Silent Truth〜』に出演している。ここで井上が演じているのは美容室「Ma saison」を経営する美容師であり、ある日、殺人事件の容疑者として、警察からマークされるようになった岩本万季子。

これまた、井上の新たな表情が見られる作品のため、ぜひとも注目してほしい。


ライター:於ありさ
ライター・インタビュアー。サンリオ・アイドル・恋愛コンテンツ・お笑いが好き。マイメロディに囲まれて暮らしている。
X(旧Twitter):@okiarichan27


※執筆時点の情報です。