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飲み会後、歯を磨かずに熟睡⇒“恐ろしい病気”の原因に!?飲酒後、5分でできる効果的な「口内ケア」とは

  • 2026.1.23
飲み会後に簡単にできる口内ケアとは?(画像はイメージ)
飲み会後に簡単にできる口内ケアとは?(画像はイメージ)

夜に職場の同僚や友人との飲み会を終え帰宅後、「疲れて面倒」「お酒を飲み過ぎて酔った」といった理由で、歯を磨かずにそのまま寝てしまったことはありませんか。予防歯科学が専門の大阪大学大学院 歯学研究科 特任教授の天野敦雄さんによると、飲酒や睡眠不足などで唾液が減ると一晩で歯垢(しこう)が形成されやすくなるといいます。歯垢をためてしまうことで生じるリスクや、飲酒後に歯垢がたまるのを防ぐ口内ケアの方法について、天野さんに聞きました。

歯垢をためると糖尿病のリスク増

Q.もし飲酒後に歯を磨かずに寝てしまった場合、口内環境はどのように変化するのでしょうか。

天野さん「口の中の環境は一晩でも変化します。例えば、飲酒をすると唾液の分泌が減ります。そうなると口の自浄作用が弱まることで歯垢が付きやすくなり、翌朝の『ネバつき』や『口臭』の原因になります。

歯垢をためてしまうと虫歯や歯周病の要因となるだけでなく、糖尿病や心臓病、アルツハイマー病などの発症リスクを高めてしまうため、日常の小さなケアを続けることが大切です」

Q.飲み会の直後は、すぐに歯を磨くのは難しいと思います。外出先でもすぐにできる口内ケアの方法について、教えてください。

天野さん「忙しいときや外出先でもできる“手軽なケア”の一つとしてお勧めなのは、キシリトール入りのガムを食事の後に5分程度かむことです。1回に約5分間、ガムをかみ続けることで唾液の分泌が促され、口の中を十分に潤して自浄作用を高めることができます。仕事中や移動時間、気分を変えてリフレッシュしたい時にも取り入れると良いです。

さらにキシリトールには、虫歯の原因菌であるミュータンス菌の活動を抑える働きがあり、歯垢形成を防ぐ効果も確認されています。食後や飲酒後など、歯磨きが難しいシーンでも“かむケア”を取り入れるだけで、歯垢の蓄積を抑えられるため、締めのラーメンの代わりに飲み会後にガムをかむ習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。

そのほかにも『水で強めにぶくぶくうがいをする』『携帯用の歯ブラシやマウスウォッシュを持ち歩く』『寝る前に唾液腺マッサージをする』など、負担の少ない方法を自分の生活に合わせて取り入れることが大切です。

完璧を目指すよりも、『後回しにしない工夫』を積み重ねることが、健康な口腔(こうくう)環境を守る第一歩です。ぜひ取り組んでみてください」

オトナンサー編集部

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