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【松田美由紀さん×原田美枝子さん】『北の国から』つながる関係。「お互いの人生を伴走しているような、そんな感覚でした」

  • 2026.1.22

【松田美由紀さん×原田美枝子さん】『北の国から』つながる関係。「お互いの人生を伴走しているような、そんな感覚でした」

ドラマ「北の国から」の撮影現場で出会い、親密な関係を築いてきた松田美由紀さんと原田美枝子さん。そんな二人が大事にしている言葉とは?

PROFILE
松田美由紀さん 監督、俳優、写真家

まつだ・みゆき●東京都生まれ。
モデル活動を経て、1979年に俳優デビュー。
映画やドラマ、舞台で活躍するほか、写真家やアートディレクター、映像作家としても精力的に活動。
2019年からは歌手活動を開始し、シャンソンやジャズを取り入れた独自のライブを開催するなど、多彩な表現活動を続けている。

PROFILE
原田美枝子さん 俳優

はらだ・みえこ●東京都生まれ。
1974年にデビュー以降、映画、ドラマ、舞台で活躍。
日本アカデミー賞最優秀主演女優賞など、受賞歴多数。2024年、紫綬褒章を受章。
近年の出演作に映画『百花』、舞台『桜の園』など。
26年1月から、ドラマ「リブート」(TBS系)に出演。

子育てをしながらともに ながめたさまざまな景色

––––ドラマ「北の国から」の撮影現場で出会った松田美由紀さんと、原田美枝子さん。以来、二人は親密な関係を築いてきた。

松田 お互い子どもを育てながら、人生のいろんな景色を一緒に見てきたよね。子どもの数も一緒でね。

原田 そろえたみたいにね(笑)。お互いの人生を伴走しているような、そんな感覚。

松田 美枝子は、優作(松田優作さん)のことも師匠のように慕ってくれていて。夫婦げんかしてるところも全部見てる(笑)。

原田 そういえば今日、優作さんの命日なのよね。

松田 そう! 美枝子と一緒にいる日が彼の命日なんてすごい偶然。

原田 美由紀がつくった映画のことも、絶対喜んでいると思うな。

松田 ベタぼめしてると思う(笑)。

原田 優作さんとの関係もそうだけど、私、美由紀がいなかったら全然違うルートを歩んでいた気がするの。美由紀はいつも「美枝子、これ面白いよ!」って私の知らないことを教えてくれるじゃない?

松田 美枝子が興味を持つ頃には、別のものに興味が移ってるけど。

原田 本当にそう(笑)。でも、新しい世界に連れていってくれるのは、いつも美由紀だった。人生の大事なところには、必ず美由紀がいる。私の道標のような存在なのかもしれないな。

【「これ面白いよ」って言葉で導いてくれる、美由紀は私の道標】

松田さんの言葉に導かれ、数々の新たな扉を開いてきたという原田さん。常に新しい情報をキャッチし、「これいいよ!」と教えてくれる松田さんの存在そのものが、原田さんのお守りといえるのかもしれない。

––––原田さんの行く道を照らす、灯りのような人。そんな松田さんにも立ち止まった過去があった。

松田 30代の頃、何をやったらいいかわからなくて、ヒステリーを起こすくらい焦っていた時期があったの。そのとき母に言われたのが、「おにぎりを1個作りなさい」。おにぎりを作れば、食べてくれる人がいる。交流が生まれる。「行動を起こさなければ何も始まらないよ」ということを、母は私に教えたかったんだと思う。

原田 美由紀のママには私もかわいがってもらったけど、ママらしい素敵な言葉。

松田 0から1へ進むことの大切さを教えてくれたこの言葉は、今も私の指針。母が亡くなってもう20年以上たつけれど、いまだに何かに迷ったとき、真っ先に浮かぶのはこの言葉かな。

【まずは、おにぎり1個作ってみなさい】

焦燥感に駆られていた30代の頃、松田さんが母から贈られた言葉。いきなり大きな成果を目指すのではなく、できることから始める大切さを説くその教えは、今も松田さんの挑戦を支える指針となっている。

INFORMATION 映画『カラノウツワ』

「お金がある」というひと言から始まった、パチンコ店の常連客文子と店員、土井の奇妙な関係。嘘と現実の狭間で心を通わせる、どこか似た者同士の二人が行き着く先は……。松田美由紀さん、待望の初監督作。

短編オムニバス映画『MIRRORLIAR FILMS Season8』収録作品。
脚本・監督/松田美由紀
出演/原田美枝子、佐藤緋美

1月16日より2週間限定公開

撮影/広岡雅樹
ヘア&メイク/三田あけ美(松田美由紀さん分)、Eita(Iris・原田美枝子さん分)
スタイリング/飯田恵理子(CORAZON・原田美枝子さん分)

※この記事は「ゆうゆう」2026年2月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

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