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家族間の溝にお互いが疲弊してしまった。それぞれが感じていた限界【再婚と連れ子の明暗】

  • 2026.2.26

5年前に元夫と死別した由以子さんは、バツイチで同じく子どもを持つ達夫さんと出会い再婚。ある日、突然くれあちゃんと同じ中学校に行きたいと言い出した愛花ちゃんを、由以子さんは応援することに。受験の末、A女子中をチャレンジで受験した愛花ちゃんは合格したものの、くれあちゃんは不合格。残るC女子中も残念な結果となり合格はB女子中のみとなり、くれあちゃんは自分の部屋に引きこもるようにそんなある日、由以子さんと愛花ちゃんが一緒に帰宅すると、荒れた部屋で頭を抱えてうずくまるくれあちゃんと仁王立ちする達夫さんの姿が。精神的にも参ってしまった2人を見て、由以子さんが励まそうとするも、「くれあは俺の娘だ。お前に口を出される筋合いはない!」というまさかの発言が。くれあちゃんを思う気持ちは一緒のはずなのに夫婦として歩み寄れず、由以子さんは限界を感じていました。

このままではどちらも潰れてしまう。もう限界だった。

ママ広場

翌朝、出勤途中に昨日のことを思い出します。今までの達夫さんは愛花のことを最大限、気にかけてくれていました。でも、もうそんな面影はありません。愛花の想いを否定する達夫さんのそばに、大切な娘を置いておくことはできません。

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私は電車の窓ガラスに映る自分に「私はこのままで本当にいいの?」と問いかけました。答えはひとつ・・・こんな家族の形でいいわけがありません。このままじゃ誰も幸せになんてなれっこない。今、この状況で愛花を守れるのは私だけ。そう言い聞かせて、私は達夫さんに連絡をしました。

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「今後のことで話し合いたい」感情的にならないように、私はできるだけ冷静な言葉を選びました。達夫さんの返事はそっけないものでした。おそらく、お互い思っていることは同じなのでしょう。昨日の言い争いがもう後戻りできない決定打だった、そう感じられました。

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その日の夜。「離婚したいってことだよな」先に話を切り出してきたのは達夫さんでした。「このままの状況は子どもたちにとっても悪影響でしかないと思う」私の言葉に達夫さんも納得します。昨日、感情的になっていた達夫さんも、娘を想う気持ちは同じ。私と愛花はなるべく早くここから離れることで話し合いは終わりました。

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その後、私は愛花に「パパとママはひとつの家族としてはやっていけなかったみたい」と伝えました。愛花はクッションをギュッと握りしめ「私のせいだよね」と自分を責めます。この時私は、達夫さんとの再婚を選んでしまったことで、愛花の心に深い傷をつけてしまったことを痛感したのでした。

再婚した時には想像もしなかった家族間の溝にお互いが疲弊してしまった結果、お互いの子どものことを考えると、離婚は最善の選択だったと思います。愛花ちゃんのせいではないのに自分を責めてしまうその姿に、胸が痛くなりますね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:藍川らづ

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