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「タダで作って!」ハンドメイド品を高額転売したママ友…え?お金儲けが目的じゃない?驚きの暴露とは

  • 2026.1.12

これは、学生時代の友人・Aが話してくれたことです。Aは編み物作品が人気のハンドメイド作家。ある日彼女は同じ保育園のママ友Bから「作品を作って」と頼まれ、あまりのしつこさにしぶしぶ作ってあげることにしました。ところが数日後、あげたはずの作品がフリマアプリで販売されているのを発見したA。怒り心頭でBに連絡しますが、Bはしらばっくれて……。

保育園のママ友に頼まれた編みぐるみ

私の友人Aは、2歳の娘を育てるママ。特技の編み物でハンドメイド作家として活動しています。モチーフ編みを活かしたヘアアクセサリーや動物の編みぐるみなどを、地域のマルシェなどで500円~2,000円前後で販売する腕前です。制作したものはすぐに売れてしまうほどの人気ぶり。育児が忙しく、制作時間が限られているため、在庫をたくさん作れずオンライン販売まで手が回らないと話していました。

しかしある日、Aから「ちょっと聞いてよ! フリマアプリに私の作品が出てる! しかも自作みたいな書き方してあるの!」と私へ連絡が。保育園のママ友Bに「タダで作って」と言われ無償で作った、手のひらサイズのクマの編みぐるみに見えるというのです。Bは以前からしつこく「手編みが得意なんでしょ? 編み物って原価安いって聞くし、こんなじょうずなら売ったらかなり儲かるんじゃない〜?」「かわいいし、私もほしいなぁ〜! 友だちなんだしタダで作ってよ!」と非常識な要求をしてきていたそう。しかしAはBの執拗な態度に根負けし、一度だけ無償で引き受けたのです。


念のためにAが作ったものか確かめてほしいと言われ、AがBにあげたというクマの写真を見せてくれました。たしかに出品されている商品は、写真とまったく同じ模様。彼女のクマは、素材感や色が違う毛糸を組み合わせて作るため、ひとつひとつ模様が違うのです。価格は3,000円と、普段Aが販売している価格よりも高め。しかも、AがBにプレゼントしたその日の夜に出品されていたのでした。

Aは早速Bに「もしかして、フリマアプリに出品してないよね?」と聞いてみましたが、Bからは「そんなわけないでしょ。似ているだけじゃない?」と言われます。そこでAは、フリマアプリからクマの出品者に「普通郵便で発送してください」と連絡。「お金はかかるけど、私の作品を転売に使われたくない」という思いから、なんとAは自分が作ったはずのクマを購入したのでした。Bに自分のことがバレないよう、許可を取り送り先には実家の住所と母親の名前を入力したそうです。

数日後、近所に住むAの実家に商品が届きました。実物を見ると、クマはやはり自分が作ったもので、封筒の送り主欄には、予想通りBの名前と住所が書いてあります。AはすぐにBに連絡し「この前あげたクマ、やっぱりフリマアプリに出してたのね? 実家の母の名前で購入したのよ。どういうつもり?」と伝えました。するとBは、「その出品者は私だけど、クマは違うって言ってるでしょ! 似ているだけだわ」としらばっくれています。

Aは「私はすべての作品を写真に撮ってるの。あなたが私から受け取ったものと、届いたクマが同じという証拠は揃っているわ。しつこく頼んでくるからタダで作ってあげたものなのに……。自分の金儲けのためだったの?」と言いました。Bは少し無言になったあと「もらったものをフリマに出すのは違法じゃないのよ。返金する義務もないわ」と、Aが作ったものを販売していたことを認めたそうです。

Aは頭にきていましたが、冷静に「今回は返金してくれれば、これ以上大事にはしないわ。でも私のデザインしたものを無断で商業利用したのよ。これ以上ごねるなら弁護士に相談するとか、然るべき対応を取らせてもらうからね?」と言いました。BはAの覚悟を感じたのか「悪かったわよ!! 家のポストにお金入れとくから!!」となぜか逆ギレ。どちらが被害者なのかわからない態度にAはうんざりした、と話していました。


あとから聞いた話によると、趣味でビーズアクセサリーを作っているBは、ハンドメイド作家として知名度のあるAをねたんでいたそうです。Bにとって「タダで作らせること」はAの技術を安く買い叩いて優越感に浸るための手段であり、さらにそれを「Aの正規価格より高く売ること」で、自分だけが利益を得て得をしようという、悪意に満ちた嫌がらせだったと判明し、Aも私も呆れてしまいました。Aからこの話を聞いた他のママ友たちも、Bと距離をおいている様子です。

私は今回、Bの行動やその後の話を聞いて、人から受け取った厚意を踏みにじるような行動は、決して取るべきではないと思いました。たとえ妬みなどの負の感情を抱いたとしても、感情任せに嫌がらせをすることのないよう、常に一呼吸置いて冷静な行動を心掛けることが、良好な人間関係を築くためには大切なのだと改めて感じた出来事でした。

◇ ◇ ◇

時間や労力をかけて無償で作った作品を転売されてしまったら、悲しみや怒りがわいてくるのは当然ですよね。

ここで気になるのは、Bさんの行為が法律的にどう考えられるかという点です。一般的に「もらったものを売る」こと自体は、所有権が移っていれば違法とはされないことが多いでしょう。ただし、今回のように「作家のデザインや作品を無断で商業利用する」場合は問題になる可能性があります。

また、今回の出来事は法律だけではなく、人と人との信頼関係やモラルについても考えさせられる出来事です。Aさんの作品は、時間や労力、そしてAさん自身の思いが込められた特別なもの。それを軽んじるような行いは、関係を壊してしまう原因にもなりかねません。

ハンドメイド作品は、ただの「物」ではなく、作り手の気持ちや努力の結晶です。その価値をしっかりと理解し、正当な対価を支払うことは、購入する側の基本的なマナーであり、作り手への敬意でもありますよね。何ごとにおいても、相手への敬意を忘れずにいることが、良好な関係を続けるためには大切なのかもしれません。

著者:丘エリ/30代・自営業。3歳・6歳・9歳の元気な3姉妹を育てる母。夫婦共働きで家事シェアを進めるも結局ワンオペになることがしばしば。推しのアイドルを日々の癒しとしている。

作画:Pappayappa

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)

ベビーカレンダー編集部

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