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「表札を出さない家」が急増中! 防犯意識の高まりで戸建てでも“名前なし”「Googleマップが怖い」「配達員は困る」揺れる賛否

  • 2026.1.11

表札が「ない家」や「あっても読めない家」が増化

表札のイメージ
表札のイメージ

かつて日本の戸建て住宅といえば、玄関に「〇〇(苗字)」と書かれた立派な表札があり、場合によっては家族全員のフルネームが彫られているのが当たり前でした。

しかし今、新興住宅地などを歩くと「表札がない家」や「あっても読めない家」が増えていることに気づきます。マンションだけでなく、戸建てでも広がる「あえて名前を出さない」という選択。その背景には、現代ならではの切実な事情がありました。

「フルネームは論外」個人情報ダダ漏れへの恐怖

表札を出さない最大の理由は、やはり「防犯面」です。

ネット上では、「このご時世にフルネームを晒すなんて怖くてできない」「Googleストリートビューで表札まで見えてしまう時代だから」といった声が多く上がっています。

特に警戒されているのが、家族構成が推測されること。

「『〇〇(夫の名前)・〇〇(妻)・〇〇(娘)』なんて家族全員の名前を出している家を見ると、他人事ながら心配になる」「娘がいることを不審者に知られたくない」など、空き巣やストーカー被害、セールス勧誘のターゲットになるリスクを避けるため、表札の撤去や「掲示なし」を選ぶ人が増えています。

「ここか…?」困惑する配達員と誤配リスク

一方で、表札がないことによるデメリットも確実に存在します。その最たるものが「配達トラブル」です。

郵便局員や宅配ドライバーからは、「表札がないと、本当にこの家で合っているのか確証が持てない」「誤配が怖くてポストインできない」という切実な声が。

ネット通販やフードデリバリーの利用が日常化した今、配達員への配慮として「苗字くらいは出しておかないと申し訳ない」「夫が配達員だけど、表札がある家は本当に助かると言っていた」と、最低限の表示は必要だと考える人も少なくありません。

また、「子ども会の配布物を配るときにどの家か分からなくて困った」など、地域コミュニティ内での不便さを指摘する意見もありました。

「筆記体」「番地のみ」…現代流の“折衷案”

「名前は出したくないけど、不便なのも困る」。そんなジレンマの中で、最近では表札の出し方にも工夫が見られます。

【筆記体のローマ字にする】

パッと見では名前だと認識しづらく、じっくり読まないと判読できないようなデザイン性の高いフォントを採用する。「セールス除けにはなるが、配達員さんは確認できる」という絶妙なラインです。

【番地だけを大きく出す】

名前の代わりに「1-23-4」といった番地プレートだけを目立つように掲示する。これなら個人名は出ませんが、住所を確認したい配達員にとっては十分な目印になります。

【ポストにだけ小さくテプラ】

門柱には何も出さず、敷地内に入らないと見えないポストの投函口にだけ、小さく名前を貼っておく。

「隠す」と「見せる」のバランスを取りながら変化している日本の表札事情。

防犯を優先するか、利便性を取るか。あなたの家では、表札をどうしていますか?

(LASISA編集部)

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