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「この缶温かい!」スーパーのホットドリンクを握りしめる女性→10分後、ありえない行動に…【短編小説】

  • 2026.1.9
「この缶温かい!」スーパーのホットドリンクを握りしめる女性→10分後、ありえない行動に…【短編小説】

本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

ホットドリンクで温まる女性

その日は、身を切るような寒さでした。

私は夕食の買い出しのため、近所のスーパーへと駆け込みました。自動ドアが開くと、温かい空気が流れてきてホッと一息つきます。入り口のすぐそばには、ホットドリンクコーナーがありました。

ふと見ると、一人の女性が棚の前で立ち止まっていました。彼女はホットドリンクコーナーに手を伸ばすと、一本の缶コーヒーを取り出しました。

「あぁ、この缶温かい……!」

彼女はそう呟き、両手で包み込むように缶を握りしめています。その様子に、私は「寒いものね」と心の中で共感しながら、野菜売り場の方へと歩き出しまた。

ところが買い物を終えようと再び入り口付近を通りかかった際、信じられない光景を目にしたのです。

「買い取りです」店員の一撃

彼女は先ほどまで握りしめていた缶を、何食わぬ顔でホットドリンクコーナーに戻したのです。そして代わりに、奥の方からさらに熱そうな別の缶を取り出しました。

「やっぱり、こっちの方が熱い。生き返るわ」

彼女は商品をカゴに入れず、ただ握りしめたまま店内のベンチに腰掛けました。

彼女はこれを何度も繰り返していました。少しでも缶の温度が下がると熱々の新しい商品と交換する。つまり、購入する気などさらさらないのに、売り物を「使い捨てカイロ」代わりに利用していたのです。

しかし、一部始終を見ていた店員さんが、彼女の元へスッと近づきました。

「お客様、衛生上の観点から、長時間手に取ったものは、お買い上げいただくようお願いしております」

店員さんは丁寧ながらも、鋭い視線で告げました。

女性は顔を真っ赤にして言い訳をしましたが、店員さんは逃しません。

「防犯カメラでも確認しておりますので、触れた分はすべてお買取りいただきます」と、カゴへ回収していきました。

結局、彼女は冷めかけた缶コーヒーを買い取る羽目になりました。身勝手な振る舞いが招いた自業自得の結末に、私は心の中で小さくガッツポーズをしたのでした。

 

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。

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