1. トップ
  2. 恋愛
  3. 中学受験ママの後悔「低学年のうちにやっておけばよかったこと」

中学受験ママの後悔「低学年のうちにやっておけばよかったこと」

  • 2026.1.7

入試直前期を迎え、多くの受験生家庭が最後の追い込みに励んでいることと思います。過去問演習、弱点補強、体調管理...日々全力で走り続けるお子さんと保護者の皆さんを、心から応援しています。一方で、「低学年の頃に、もう少し◯◯をしておけば、高学年での負担が軽くなったかも」という声も多く聞かれます。そこで今回、受験を終えた先輩ママたちに「低学年や未就学児のうちにやっておけばよかった」と感じていることをアンケート調査しました。「あの頃にもっと時間をかけておけば、6年生になって楽だっただろうな」というリアルな後悔ポイントを、カテゴリー別に分けてご紹介します。中学受験をお考えの、低学年のお子さんをお持ちの方は、ぜひ先輩ママたちの経験を参考に、余裕のある今のうちから少しずつ準備を始めてみてください。

算数の基礎力をつける

「100マス計算」「計算」など、計算の正確性とスピードを早くから鍛えておけばよかったという声が多くあがりました。「算数の苦手意識をなくす事です。」という切実な声もあり、低学年のうちに算数嫌いにさせないことの重要性を物語っています。「くもん。とにもかくにも計算力!」というように公文式に関しては、「やっておけばよかった」という声が目立ちました。「公文かそろばん。上の子はどちらもやらせていなくて下の子はそろばんやらせてますが全然違います」という兄弟比較の体験談は説得力があります。一方で、「無理やり公文をやらせたこと」という後悔の声もあり、子どもの性格ややる気を見極めながら取り組むことも大切、という意見もありました。

体験・外遊び・旅行

「旅行!歴史のテストに出るような場所(京都)!」「たくさん旅行する、ドラマやアニメを見せて物語に慣れておく」「外遊びを沢山させること」「理科や社会につながる経験...。遊び...」「大河ドラマをみる」様々な体験をもっと小さいうちからさせておけばよかった、という声もたくさんいただきました。特に、歴史や地理に関連する場所への旅行、自然体験は、後の理科や社会の学習の興味付けにとても有効とのことでした。また旅行などに限らず、日常生活にも取り入れられることとしては、「スーパーに連れていく。食べ物の旬や産地を親子で話すといいと思います」「理科に通ずる外遊び(昆虫・植物・地学に触れる体験)」などがあげられていました。

生活習慣と学習習慣

親がどう子供のやる気を引き出し、学習を日常に溶け込ませておけるかという習慣の部分での反省も多く見られました。「朝学習の習慣。一択です!」「短時間でも勉強の習慣をつけること」「息子が書いた文章を褒めちぎって、手のひらで転がしながら文章力を高めること」「算数のセンスを磨くような遊びをすれば良かったです…」無理やりやらせるのではなく、お子さんが「自分はちょっと勉強が得意かも!」と思えるような環境作りと、集中して机に向かう「習慣」は、高学年になってからすごく有利に働きそうですね。他にも「字」についての後悔ポイントも多くあげられていました。「とにかく字を丁寧に書くことです」「文字を綺麗に早く書ける!」「字が汚すぎて、漢字があっているのに×になることも」高学年になってから「もっときれいに書きなさい」と言ってもなかなか修正するのは難しい、という現実が透けて見えてきますね。

英語

「英検をとる」「公文と英検」「英語の保育園」今回、想像以上に多かったものが「英語」に関するものでした。少し前の中学受験であれば、「英語は中1から一斉にスタートするもの」でした。しかし英語を評価対象に加える入試を行う私立中学が増えている今の受験生にとって、英語は「持っていれば有利になり、持っていなければ入学後に苦労する」という、いわば「貯金」のような存在に変わりつつあるようです。

読書

今回のアンケートで、最も多かった後悔が「もっと本を読ませればよかった」という声でした。「赤ちゃんから沢山本を読んだ長男と、読まなかった次男では、明らかに差が出ています」「推薦図書を片っ端から借りて本好きにすること」「本が嫌いな長男は読解力、記述力が足りなくて、国語はもちろん全教科に影響しました」また、ただ読むだけでなく、語彙力や漢字の学習も早くから習慣化しておくべきだったという声も目立ちました。「語彙の大切さに関しては気がつくのが遅かった」「国語だと語彙、漢字」「漢字の先取り、語彙、ことわざなど」「音読」「親子で交互に読み、お話について意見交換しておけば、読解力が自然に身についたかも」「短い物語で良いので、本を読んで内容を簡単に説明させて、主人公の気持ちを一緒に考えてあげる」など、親子で取り組めることも多くあがっていました。読書習慣はもちろん、ことわざ、四字熟語、語彙の習得。これらは一朝一夕には身につかず、後々の記述力や読解力の足を引っ張る原因になるため、小さいころから習慣化しておきたいですね。

おわりに

アンケートに寄せられた数々の「後悔の声」。その一つひとつに、我が子の幸せを願う保護者の深い愛情が込められていることを、強く感じました。でも、同時にこうも思います。どんなに準備しても、振り返れば「ああすればよかった」と思うものなのかもしれない、と。それは、子育てにも中学受験にも「正解」がないからです。大切なのは、「すべてを完璧にやること」ではなく、「今、目の前にいる我が子にとって、何が一番必要か」を考え続けること。そして、時には立ち止まり、子どもの様子を見ながら、柔軟に軌道修正していくことではないでしょうか。低学年のうちは、まだ時間があります。焦らず、詰め込みすぎず、でも確実に。お子さまの可能性を信じて、一緒に歩んでいきましょう。数年後、「あの時は大変だったけど、充実した日々だった」と笑顔で振り返れる中学受験になりますように。先輩ママたちの経験を糧に、あなたらしい受験への道を歩んでいってください。

【Profile】ねね(@nene_juken_)

 (1666008)

高校生、大学生の3人のママ。学生時代の塾講師と家庭教師の経験から教育に興味を持つ。その後、子ども3人の中学受験の経験をインスタグラムにて発信、年間500件のお悩みに回答。慶應義塾大学文学部、教育学専攻。現在は家庭教師として活動するかたわら、中学受験ママのためのコミュニティを運営。

Instagram:ねね(@nene_juken_)

中学受験ママコミュニティ「Salon de Nene」

元記事で読む
の記事をもっとみる