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『聞き上手な人』は無意識にやっている。「なるほど」でも「確かに」でもない、会話が続く“優秀な相槌フレーズ”とは?【プロが監修】

  • 2026.2.3
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※Google Geminiにて作成(イメージ)

「なるほど」「確かに」と相槌を打っているのに、なぜか会話が盛り上がらない……。そんな経験はありませんか?

一方で、聞き上手な人と話すと、不思議と「もっと話したい!」と心が弾み、自然と話が深まるものです。実は、愛される聞き手が無意識に使っている相槌には、単なる「合いの手」以上の秘密が隠されています。

今回は、心理学やコミュニケーションの視点から、相手の心を開く「優秀な相槌フレーズ」を徹底解説。今日からあなたの会話が見違えるほど豊かになる、実践的なテクニックをお届けします。

相手の心に響き、会話を広げる相槌の真実

「なるほど」「確かに」といった相槌は一般的に会話の潤滑油として知られています。

しかし、実はこれらの言葉だけでは会話が続かないことも多いのが現実。心理学の研究によれば、相手の話に共感や興味を示す際には、単純な肯定ではなく「話し手の感情や意図を理解し、受け止めている」というサインを送ることが大切です。

株式会社マーケティングフルサポート代表 仙道達也さん
例えば『それは嬉しかったでしょうね』『それって悔しいですよね』と、話の“事実”ではなく“気持ち”に反応する相槌を入れると、相手は『ちゃんと気持ちを分かってもらえた』という安心を感じます。

例えば、「そうなんですね」「それは面白いですね」といった言葉が、相手に「もっと話したい」という気持ちを引き出します。

また、声のトーンやタイミングも効果的な相槌の要素です。一定のリズムで適切な間を取る相槌は、話し手の話す意欲を高め、話の流れをスムーズにします。

さらに、単に相槌を打つだけでなく、相手の話の内容を軽く繰り返す・質問を交えることで「あなたの話に本気で興味がある」と伝わり、深い対話へと発展しやすいこともわかっています。

実践!「なるほど」「確かに」以外で会話が続く相槌のテクニック

では、具体的にどんな相槌を使えば無理なく会話が続くのでしょう?コミュニケーションコーチの意見を参考にすると、以下の3つがポイントです。

  • 具体的な感想や共感を示す言葉:「それ、すごくわかります」「私もそんな経験あります」など、相手の話に寄り添う表現。
  • 短い質問を投げかける:「それってどういうこと?」「いつ頃の話ですか?」と軽く質問することで、相手の脳を刺激し会話を広げます。
  • 言い換えや要約で確認:「つまりこういうことですね」と相手の話を短くまとめ返すことで、理解していることをアピール。

これらは「話し手を認める」「興味を持っている」というメッセージとなり、相手は安心して心を開きやすくなります。実際、コミュニケーション心理学の実験でも、こうしたインタラクティブな相槌があるグループの会話は長く、かつ内容が豊かであったデータが報告されています。

さらに重要なのは「相手のペースに合わせる」こと。同じテンポや感情のリズムで相槌をすることで、心地よい一体感が生まれ、会話が自然につながっていくのです。

株式会社マーケティングフルサポート代表 仙道達也さん
この“相手に合わせる”という感覚は“ペーシング”と呼ばれています。話すスピード・声のトーン・感情の波長を合わせることで、言葉を超えた安心感が生まれるのです。

相槌の「質」が変われば、人間関係が変わる

「なるほど」「確かに」は便利な言葉ですが、それはあくまで会話の入り口に過ぎません。本当に心地よい空間を作る「聞き上手」への近道は、以下の3つを意識することです。

  • 感情に光を当てる: 「事実」ではなく、相手の「気持ち」に反応する
  • ペーシングを意識: 相手のトーンや速度に合わせ、安心感を生む
  • 興味のサインを送る: 軽い質問や要約を交え、「あなたの話をもっと知りたい」と伝える

完璧にこなそうとする必要はありません。まずは「今日、一回だけいつもと違う相槌を使ってみよう」という小さな一歩から始めてみませんか?あなたの相槌ひとつで、相手の笑顔が増え、自分自身ももっと会話が楽しくなるはず。そんな「聞き上手な自分」への変化を、ぜひ楽しんでみてください。


監修者:株式会社マーケティングフルサポート代表 仙道達也

脳科学、行動経済学や心理学、NLPなどを組み合わせた独自のコーチング技術「アート・シフト・コーチング」を開発。コーチング文化を世界に広めるため、起業家や経営者のほか、セラピストや会社員など様々なキャリアをもつ受講生のキャリア支援やビジネスサポートを行う。


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