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「家は俺のもの」豪語した息子の誤算…母の決断が意外な展開に

  • 2026.1.5

現在66歳の私は、嘱託職員として働きながら、5年前に亡くなった夫の後を継ぐように、33歳の息子と2人で暮らしてきました。ただ息子は、就職しても長続きせず、現在もアルバイト生活。家にお金を入れることもなく、家事にもほとんど関わりません。一方、仕事のため1人暮らしをしている娘は経済的にも精神的にも自立しており、兄妹でここまで差がつくものかと感じる日々でした。

突然の「入籍報告」と同居宣言

ある日の夕方、息子が初対面の女性を連れて帰宅しました。

「ここ、俺たちの家だから」と息子は軽い調子で言い、私は驚いて「どなた?」と尋ねました。

女性はにこやかに「A子です。今日入籍しました。よろしくお願いします」とあいさつ。息子は「さっき籍を入れてきたよ」と平然と話し、「だから来週からA子と住むから。俺がこの家を継ぐのは当然だし」と言いだしました。

あまりに急な展開に戸惑う私に対し、A子さんは家のカーテンを見て、「ここ、若い夫婦の家になるんですよね? カーテンも替えますね」と悪気なく言い、私が住み続ける前提ではなさそうな雰囲気を漂わせました。

息子も、「もう母さんも自由にしていいからさ」と、どこか突き放すような口調。その言葉を聞きながら悲しくなった私ですが、私はむしろ「息子から離れて暮らすいい機会かもしれない」と前向きに捉え、住まいを移す準備を始めました。

新しい住まいへ…そして数カ月後の再会

手ごろなマンスリーアパートが見つかり、私は自宅の賃貸契約を息子名義に変更して家を出ました。娘は「一緒に住もうか?」と申し出てくれましたが、部屋が狭いため、まずは私が落ち着ける場所を確保したのです。

家を出る日、息子とA子さんは「もう頼ってこないでね」と笑っていました。私は「大丈夫よ」とだけ返し、静かに新しい生活へ踏み出しました。

ところが数カ月後——。娘から「兄が来て騒いでいる」と連絡が入りました。慌てて駆けつけると、息子夫婦が玄関先で娘に食い下がっていました。

「家賃がこんなに高いなんて聞いてない!」

「光熱費もネット代も、全部こんなにかかるなんて……!」

どうやら、家が賃貸であることをよく確認していなかったようで、提示された家賃に驚いたとのことでした。私は「名義変更のときに書類も全部渡しておいたでしょう?」と説明しましたが、息子は「ちゃんと読んでなかった」とうつむくばかり。A子さんも、「こんな生活になるなんて思わなかった」と落胆している様子でした。

突然の「同居希望」の本音

息子は、「母さん、一緒に住もうよ。もう家計が限界なんだ」と泣きついてきました。A子さんも、「正直気が進まないけど、戻ってきてくれたほうが助かる」と言います。しかし、戻れば再び私に負担が集中する未来が目に見えています。

「家賃や光熱費を私に任せたいんでしょう? 家事も頼るつもりよね?」と伝えると、息子は言葉につまりました。娘も「お母さんに全部甘えてきたからだよ」と厳しく指摘。息子は何も言い返せませんでした。

結局、2人は生活が立て直せず、家を明け渡し、身の丈に合った賃貸へ引っ越すことに。その後は滞納分の支払いなどで家計が苦しく、転職を繰り返している——と後から聞きました。

新しい家族、新しい暮らしへ

一方、私にはうれしい出来事がありました。娘が長く付き合っていた方と結婚し、二世帯住宅を建てて私を迎え入れてくれることになったのです。「お母さんにも安心して暮らしてほしい」と言ってくれた娘夫婦の気持ちが、胸にしみました。

今は新しい住まいで、仕事をしながら穏やかな日々を過ごしています。休日には娘夫婦と一緒に食事を楽しんだり、近場へ出かけたりと、以前とは違う温かい暮らしが始まりました。

息子のことは今でも心配ですが、いつか自分の力で生活を軌道に乗せてくれると信じています。

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息子夫婦との騒動で大きく生活が変わりましたが、娘夫婦のおかげで安心できる環境を手に入れられましたね。息子にもいつか自立してほしいと願いつつ、今は自分の人生を大切にし、穏やかな日々を楽しんでほしいです。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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