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夫「浮気相手が妊娠した。別れて」“子どもはいらない”と言っていたのに…離婚から5年、元夫の末路は

  • 2026.1.3

ある日、夫が珍しく苛立った様子で帰ってきました。義母から「子どもはまだなのか」「本当に作らないのか」と何度も言われたらしく、私にまで何か言われていないかを確認してきたのです。

私たちが「子どもを作らない」と決めたワケは

私は、義母からは何も言われていないと答えました。孫の顔が見たいという気持ちは理解できますが、「子どもを作らない」と決めたのは夫のほうで、「自分は子どもをかわいがれそうにない」「ふたりの生活がいい」と言ったからです。

私自身も、「どうしても子どもがほしい」と強く願っていたわけではありませんでしたし、義母の気持ちを汲みつつ、時間をかけて理解してもらうしかない、と自分に言い聞かせていました。私は3人きょうだいで、親はすでに孫も見ており、私に対しては「子どもに関しては、ふたりで話し合って決めなさい」と言ってきます。

夫は「羨ましい」とこぼし、ひとりっ子で期待を一身に背負う自分の立場を嘆きました。私は、面倒でも根気強く説得していこう、私も義母と話すから、と穏やかにまとめました。夫も「このまま幸せに暮らしていれば、いつか親も理解してくれるかもしれない」と、未来を信じるような言葉で締めくくったのでした。

子どもはいらないはずだった夫に、異変を感じて…

それから2年ほど経ったころ、私たちの周りでは友人たちに次々と子どもが生まれていきました。そんな中で、夫がふと真顔になり、「子どもがいるって、どんな感覚なんだろう」とつぶやいたのです。ほしいわけではない、と本人はすぐに否定しましたが、私はその小さな揺れが気になりました。

外出先ですれ違う子どもを無意識に目で追っていること、最近の夫が以前よりも「子ども」という存在に反応していることに、私は気づいていたのです。私は夫に、「子どもを授かるにはタイミングや年齢のことも考える必要があるから、子どもを持つかどうかについては早めに考えてほしい。気持ちが変わったら、そのときはまた話し合おう」と、落ち着いて話しました。

夫は曖昧にうなずき、「わかった」とだけ答えました。その返事が、やさしさからの同意なのか、それとも面倒を避けた先延ばしなのか、私には見分けがつきませんでした。

ある日突然、夫から思いもよらない告白が!

その1週間後、家の中に見慣れない育児書が置かれているのを見つけました。胸がざわつき、私は夫に確認しました。やはり彼が買ったものだと言います。子どもがほしくなったのか、いらないと言ったことを後悔しているのか――疑いと期待が入り混じったまま、私は問いかけました。

ところが夫は「準備のため」と言って言葉を濁し、その末に信じがたい事実を口にしました。浮気相手が妊娠した、と。頭の中が真っ白になり、次の瞬間には血の気が引いていくのがわかりました。ふたりでいたいから子どもはいらない――あれほど強く言っていた人が、私に隠れて別の相手と関係を持ち、結果として「父性が芽生えたから責任を取る」と言い出したのです。

しかも、「子作りのつもりはなかった」「魔がさした」と、まるで偶然の事故のように語り、「離婚してほしい」とまで口にしました。相手は会社の派遣社員で、飲み会で仲良くなり、食事に行くうちに関係が深まったのだと言います。私は、怒りよりも先に、言いようのない虚しさが込み上げてきました。

私たちが積み上げてきた時間は、彼にとって何だったのか。私が悩みながらも選択に寄り添い、義母の気持ちも受け止め、夫婦を守ろうとしてきた努力は、結局、彼の「都合」に付き合わされていただけだったのか。夫は「結婚生活は無駄じゃなかった、幸せだった」と言いましたが、私は「こんな終わり方で幸せなわけがない」と切り捨てました。最後には「めでたいことなのに、その言い方はひどい」と逆ギレじみた言葉を残し、「幸せな家庭を築く。俺のことは忘れてくれていい」と言って去っていきました。

離婚して5年…元夫が連絡してきた理由に絶句

それから5年後、元夫から突然連絡がありました。謝罪の言葉のあと、まさかの「よりを戻さないか」という提案をされ、私は即座に拒絶しました。妻子持ちのはずだと指摘すると、今は独身で、1カ月前に妻が子どもを連れて出て行ったのだと言います。浮気を疑いましたが、彼は否定し、「すれ違いだった」と繰り返しました。

さらに彼は、私が独身だと勝手に決めつけ、「このまま一生ひとりは寂しいだろう」と説教じみたことまで言ってきました。そこで私は、2年前に再婚したこと、離婚してほどなく今の夫と交際を始めたことを告げました。今の夫は忙しくても家庭を大切にし、育児にも協力的で、家族の時間をきちんと守ってくれます。そして、もうすぐ1歳になる娘がいることを伝えると、元夫は予想と違う現実に言葉を失ったようでした。

その後、元夫は「5年前に戻りたい」と言いましたが、これはあなた自身が選んだ結果だと伝えて電話を切り、連絡先をブロックしました。人生は選択の連続ですが、誰かを傷つけるような選択はしない、そう心に決めています。

◇ ◇ ◇

子どもに対する考え方は人それぞれですが、今回の問題は価値観の違いそのものよりも、「誠実さ」の欠如にありました。誠実さを欠いた関係はいずれ破綻してしまうもの。元夫には、これまでの自分の言動を猛省してほしいですね。

【取材時期:2025年12月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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