1. トップ
  2. 恋愛
  3. 「完全に私のミスだ、、、」慣れない義実家のお風呂で大失敗! 何度も頭を下げた直後、義母は

「完全に私のミスだ、、、」慣れない義実家のお風呂で大失敗! 何度も頭を下げた直後、義母は

  • 2026.1.6

筆者が義実家に帰省した際に起きた小さな“お風呂のハプニング”。思いがけない義母の言葉が、胸にあった苦手意識をそっとほどいてくれた出来事です。

画像: 「完全に私のミスだ、、、」慣れない義実家のお風呂で大失敗! 何度も頭を下げた直後、義母は!?

慣れない義実家のお風呂で

義実家に帰省するのは年に一度ほど。
お風呂は昔ながらの、レバーをひねって沸かすタイプで、私はどうしても使い慣れませんでした。

そんなある日、私は追い焚きをしたままうっかり忘れてお風呂から出てしまうという大失態をおかしてしまいました。
あとからお風呂に入ろうとした義母がふたを開けると、手も入れられないほどの熱湯。
「どうしよう、完全に私のミスだ……」と何度も何度も謝りました。

怒られる覚悟

いつも、ものをハッキリ言うタイプの義母。私は正直、義母に対してずっと苦手意識があり、「怖い人」という先入観を持っていました。
「絶対怒られるに違いない!」と頭に浮かび、背筋がこわばりました。

夫に助けを求めても、「またか……」と、その場の状況に言葉を失っているようでした。
私はひたすら「すみません」「本当にごめんなさい」と繰り返し、怒られる覚悟で身構えていました。
ところが、この後の義母の反応は、私の想像を裏切るものでした。

思いがけない義母の言葉

義母は、湯気の立ちのぼる浴室をのぞき込みながら、落ち着いた声で言ったのです。
「大丈夫よ。私も前にやったことあるから。フタを開けときゃそのうち冷めるでしょ」
怒るでも責めるでもなく、拍子抜けするほどの優しいトーン。
その穏やかな表情を見た瞬間、それまで“苦手”という言葉で固めていた義母への印象が、一気にほどけていきました。
同時に、勝手に「怖い人」と決めつけていた自分の心が、どこか恥ずかしくもありました。
義母は私が思っていた以上に、ずっと心の広い人だったようです。

完璧じゃなくてもいい

あの日以来、義母の前で無理に背伸びしようとする気持ちが少しずつ薄れていきました。
「完璧じゃなくていいんだ」と思えるようになったおかげで、心がぐっと軽くなったのを覚えています。この経験は、義母に許されたことで、自分自身ももっと肩の力を抜いて生きていいのだという、大切な気づきになりました。
その後も義母は、あの件について一度も触れませんでした。
その優しさが、今でも私の中に残っていて、思い返すたびに、義母にそっと感謝する気持ちが湧いてくるのです。

【体験者:50代・筆者 回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒヤリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:大下ユウ
歯科衛生士として長年活躍後、一般事務、そして子育てを経て再び歯科衛生士に復帰。その後、自身の経験を活かし、対人関係の仕事とは真逆の在宅ワークであるWebライターに挑戦。現在は、歯科・医療関係、占い、子育て、料理といった幅広いジャンルで、自身の経験や家族・友人へのヒアリングを通して、読者の心に響く記事を執筆中。

元記事で読む
の記事をもっとみる