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子育て成功したと思っていたのに。「俺さぁ」社会人の息子がポツリ。親の正論が残した『一生の後悔』にハッ

  • 2026.1.3

社会人になって久しぶりに帰省した息子との、何気ない会話。
その中で、ハッと気づいた「取り戻せない後悔」とは!?
筆者の知り合いのマダムH子さんが実際に体験した子育てエピソードをご紹介します。

画像: 子育て成功したと思っていたのに。「俺さぁ」社会人の息子がポツリ。親の正論が残した『一生の後悔』にハッ

社会人になった息子が帰省

社会人になった息子が久しぶりに帰省した時のこと。

夕飯後の会話で、「そういえば」と息子が

「中学の時、ギターやりたかったんだよね」
と、ぽつりと呟きました。

確かに、あの頃息子が

「友達がバンドを始めるんだ。一緒にやりたいから、お母さんギターを買って」
と言っていたことを思い出しました。

「どうせ続かない」反対した過去

当時の私は、そんな息子に対して

「どうせ続かないでしょ」
「部活も勉強もあるし」

と反対し、

「自分のお年玉や小遣いからもお金出すから、買っていい?」
と息子が言っても

「今は必要ないでしょ」
と渋って、結局うやむやにしたのでした。

「ママの言う通りでしょ」

その後、別のクラスメイトが親にギターを買ってもらい友達のバンドに加わったことを、息子から聞きました。

ギターを始めたクラスメイトは、勉強より音楽に夢中になり、高校受験では第一志望校には不合格。

一方、私の息子は希望の高校に入学。

「ほら、ママの言う通りでしょ。ちゃんと勉強してよかったでしょ」
と当時の私は言った記憶があります。

あの子は今、いい感じだよ

「そういえば、あの子さ」
現在の息子は、あの時のクラスメイトについて話し始め、

「大学受験はめちゃくちゃ頑張って希望の大学入って、今は音楽関係の会社に就職してる。ギターも続けてて、なんか、いい感じだよ」

特に羨ましそうな感じではありませんでしたが、私はなぜか胸がズキっと痛みました。

あの頃、息子が一番「やりたい」と思ったことをやらせなかったことを、今さらながら後悔したのです。

安定を最優先にした子育てを反省

私の子育ては「失敗しないように」を最優先に考え、それが子供のためだと信じていました。

しかし、チャレンジすることや、たとえ失敗しても立て直すことができることを、あの頃教えるべきだったのかもと思ったのです。

チャレンジさせなかった後悔は、子供が大人になってから、親に戻ってくるのかもしれません。

私が思わず「ごめんね」と言うと、息子は「なにが?」と笑顔で返してくれて、親のことを恨んではないのだと思いましたが、とても申し訳なく思いました。

今は市民ランナーとしてマラソンに夢中の息子。

精一杯の応援の気持ちを込めて、今度いいランニングシューズでも買ってあげようかな、と思っています。

【体験者:60代・女性主婦、回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Sana.Y
医療機関に勤めるアラフォーワーキングマザー。新卒で化粧品メーカーに入社後、結婚出産を機に退職。現在は転職し子育てと仕事の両立に励む。自分らしい生き方を求め、昔から好きだった書くことを仕事にしたくライターデビュー。化粧品メーカー勤務での経験や、会社でのワーキングマザーとしての立ち位置、ママ友との情報交換を通して美容や教育、女性の生き方を考えた情報を発信している。

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