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【編集部員が今月読みたい本3選】日常に潜む、心を揺さぶる物語

  • 2025.12.28

【日常に潜む、心を揺さぶる物語】をテーマに、編集部が厳選した3冊の本をご紹介します。普段の生活の中に隠された切なさ、優しさ、そして人生の真実。読み終えた後、あなたの心に余韻を残し、明日からの日常が少し違って見えるはず。ぜひ、この選りすぐりの物語の世界に没入してみてください。

【日常に潜む、心を揺さぶる物語】編集部オススメ新刊3選

『宙色のハレルヤ』

『宙色のハレルヤ』 窪 美澄著/文藝春秋

恋に落ち、人を愛することに決まったかたちなどない―。目の前の気持ちに、ただ必死に追いつこうとする人々の姿を描いた6篇の短編を収録した、一筋縄ではいかない、珠玉の恋愛⼩説集。

『カレンダーのない家』

『カレンダーのない家』 兵藤るり著/サンマーク出版

嫌いなのに、あなたを知りたい。そう思うのは家族だからでしょうか? 母の葬儀で、わたしは16年ぶりに妹と再会した。母の遺品から、一通の手紙とカレンダーが見つかり……。姉妹の再生の物語。

『水は動かず芹の中』

『水は動かず芹の中』 中島京子著/新潮社

長いスランプに陥った⼩説家はやけっぱちになり、唐津を旅することに。陶芸体験をした窯元の夫婦から、水神にまつわる不思議な伝承を聞き……。『かたづの!』の著者が歴史を描く長篇⼩説。

※InRed2025年12月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
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