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切り花より花が長持ちする!【ポットマム】のお正月風・飾り方アイデア

  • 2025.12.26

切り花より花が長持ちする!【ポットマム】のお正月風・飾り方アイデア

年末年始の室内を華やかに彩るには、切り花よりお手頃価格で、手間いらずの鉢花を。冬は夏と違って蒸れる心配が少ないため、本来は屋外を好む植物でも室内に飾って楽しめます。ここでは、ポットマムをお正月らしく演出するアイディアを英国園芸研究家の吉谷桂子さんに教えていただきました。

和洋どちらでも楽しめる【ポットマム】

ポットマムは鉢植え用に改良されたキクで、近年はさまざまな品種が登場し、バラエティー豊か。

「香りがよく長く楽しめ、和洋どちらにもアレンジできます。切り花だと水が腐りやすいから、鉢花はおすすめです。基本的には屋外で育てる植物ですが、年末年始は室内で楽しんでみてはいかがでしょう。暖房を入れていない部屋だと、長く咲き続けます」

【ポットマムのアレンジ①】グリーンのワントーンコーデでスタイリッシュな和モダンに

切り花で人気を集めた品種 ‘アナスタシアグリーン’ が、鉢花で登場。

「こちらは寄せ植えにしました。室内で飾ったあと屋外に移動させれば、植えっぱなしで翌秋にまた咲かせることも。

個性的な花色と形を引き立てるには鉢をシンプルに、一方でバランスのとれた存在感が必要です。花と同色の葉もの・カレックスを後方に配置して動きを出し、ワントーンにまとめて和モダンに仕上げています。

水のやりすぎはNG。鉢皿に水が溜まらないように注意して」

鉢の大きさは直径18~20×高さ20cm。

【ポットマムのアレンジ②】花火のような華やぎを鏡餅のイメージに仕立てる

細い花弁がまるで花火のように広がる珍しいポットマム。

「黄色に映えるブルーの鉢カバーと、同系色のゴールドの幅広リボンで、お正月だけど洋の装いにしました。

鉢花は、鉢カバー次第で印象が変わります。そこに金の扇子などがついた市販のピックを挿し、紅白の和紙を敷いたら鏡餅のイメージで和洋折衷に。これなら、床の間にも飾れると思いませんか」

器の大きさは直径21×高さ16cm。

撮影/黒澤俊宏

※この記事は『ゆうゆう』2019年1月号の記事をWEB用に再編集したものです。

※2024年12月27日に配信した記事を再編集しています。

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