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放送開始から36年目に突入した『国民的アニメ』に「鳥肌立った」「新境地」ファン騒然のワケ

  • 2026.1.21

『サザエさん』とともに、日曜日夕方の“顔”となっているTVアニメ『ちびまる子ちゃん』。本作は1990年1月7日より放送がスタートし、今年で36年目に突入する。そんな国民的アニメの誰もが知るオープニング主題歌『おどるポンポコリン』が、歌い手・Adoによってカバーされ、リニューアルを遂げた。

カバーされ、歌い継がれてきた『おどるポンポコリン』

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※Google Geminiにて作成(イメージ)

『ちびまる子ちゃん』の主題歌である『おどるポンポコリン』の原曲は、B.B.クィーンズが歌唱している。 B.B.クィーンズは『おどるポンポコリン』でデビューすると、1990年のオリコン年間シングルチャートにて第1位の大ヒットを記録し、第32回日本レコード大賞ポップス・ロック部門を受賞。1993年に活動休止するが、2011年に20周年をきっかけに再び活動を再開した。

また、『おどるポンポコリン』の作詞は『ちびまる子ちゃん』の原作者・さくらももこ先生が手がけている。「エジソンは えらい人 そんなの常識 タッタタラリラ」「ピーヒャラ ピーヒャラ パッパパラパ」など、キャッチーで肩の力が抜けたゆるい歌詞が特徴だ。

ちなみに、近年はオープニング映像とともに流れる『おどるポンポコリン』だが、じつは放送開始当初はエンディング主題歌だった。その後、オープニング主題歌としてManaKana&泉谷しげる木村カエラE-girlsゴールデンボンバーももいろクローバーZといったアーティストたちによってカバーされ、歌い継がれている。

『ちびまる子ちゃん』とAdoによる“予想外のコラボ”

ももいろクローバーZからバトンを引き継いだAdoによる『おどるポンポコリン』は、2025年12月28日の放送回より流れており、6年8カ月ぶりの歌唱アーティストの変更となる。新オープニングでは、冒頭からアニメキャラクターと化したAdoが檻の中に入り登場。

檻といえば、顔出しをしていないAdoが実際に使っているライブ演出であり、まる子をはじめとしたキャラクターたちが彼女のステージを楽しむ姿が描かれている。Adoのファンサービスを受けた藤木が、ハートを撃ち抜かれるカットも。

カバーされた『おどるポンポコリン』では、代表曲『うっせぇわ』でも見られた彼女の武器とも言えるがなり声は抑えられ、『ちびまる子ちゃん』が持つやさしさを意識するような歌声を披露したAdo。彼女はその圧倒的な歌唱力によって剝き出しのエネルギーを放つ楽曲が数多く存在するが、『おどるポンポコリン』は平和で、すこしコミカルさを感じさせるような仕上がりとなっている。

Adoによるリニューアル版『おどるポンポコリン』についてSNSでは「鳥肌立った」「新境地」との声があがった。『ちびまる子ちゃん』の世界では、まる子たちは年を取ることなく1年をループしている。しかし、主題歌の歌唱アーティストやオープニング映像に変化を加えることで、“時代”を取り入れているのだ。ずっと変わらない親しみやすさはそのままに、『ちびまる子ちゃん』に新たな風が吹いた。


ライター:まわる まがり
主にアニメについての記事を書くライター。コラムやレビュー、映画の作品評を手がける。X(旧Twitter):@kaku_magari