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「NHKにハズレなし」「名作を確信」新ドラマ“制作決定”で話題騒然…放送前から“期待集まるワケ”

  • 2026.2.2

ドラマや映画の中には、放送前から大きな注目を集める作品があります。今回は、そんな中から"2026年注目のNHK作品"を5本セレクトしました。本記事ではその第2弾として、ドラマ 『ムショラン三ツ星』(NHK総合)をご紹介します。一流レストランの厨房から、まさかの刑務所へ。限られた予算と厳しいルールの中、「食」は人の心をどこまで変えられるのか。再生と更生の現場で紡がれる、温かくも切実な物語とは――?

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

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美的ベストコスメ大賞 小池栄子(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ 『ムショラン三ツ星』(NHK総合)
  • 放送日:2026年5月を予定
  • 出演:小池栄子(銀林葉子 役)ほか

銀林葉子(小池栄子)は高級イタリアンで名を馳せた一流シェフです。店は成功していましたが、オーナーの持ち逃げで閉店。子ども二人を抱え、地元の男子刑務所で管理栄養士として働くことになります。

仕事は献立作成が中心ですが、炊場では料理初心者の受刑者たちの珍騒動が続出。戸惑いながらも、必死に取り組む受刑者たちの姿に思わず笑ってしまう日々が続いていました。

1人あたり一日三食543円という厳しい予算の中、職員と衝突しつつ新メニューを考案する葉子。工夫を凝らした料理は、次第に受刑者たちの心をつかみます。そんな中、出所者の再犯を知った葉子は、食を通した更生に向き合うことを決意。かつてミシュランを目指した彼女の、新たな挑戦が始まるのでした――。

実話をもとに描く、“食”から始まる更生の物語

本作は、現役の刑務所管理栄養士・黒栁桂子さんによるノンフィクション『めざせ!ムショラン三ツ星』を原作としています。刑務所内の知られざる“食事情”という極めてリアルな題材をもとに、ユーモアと人間味を織り交ぜた物語へと描き出した意欲作です。放送は1話45分、全5回が予定されています。

脚本を手がけるメインライターの鈴木香里さんは、脚本家の登竜門である“第49回城戸賞”で大賞を受賞した新星で、今回が待望の連ドラデビュー作となります。

その他にも、服部隆さんやドラマ『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』や『レプリカ 元妻の復讐』の脚本を手がけた青塚美穂さんが参加し、演出は本橋圭太さんらが担当。制作・著作にはNHKに加え、松竹も名を連ねています。

物語の舞台は、2025年6月に“拘禁刑”が施行された男子刑務所。日本の刑罰制度が“懲罰”から“更生”へと大きく舵を切った転換期を背景に、「人は変われるのか」という普遍的な問いを、温かみのある物語で紡いでいきます。

1日543円の献立に託された「食の尊さ」

本作の見どころの一つは、極限まで制限された環境の中で、“食”を通して浮かび上がる人間模様です。予算の制約に加え、“バナナやみりんは使用NG”といった刑務所特有のルールが、葉子の前に立ちはだかります。さらに、実際に調理を担うのは料理初心者の受刑者たち。現場では“コロッケが爆発する”といった珍事件が日常茶飯事です。

一日三食543円という厳しい予算の中、「税金の無駄遣いはダメ」「犯罪者を甘やかしてはいけない」といった厳しい視線にもさらされます。葉子は、しゃくし定規な総務部長や事なかれ主義の用度課長と意見を戦わせながら、新メニューを考案。

「七夕カレー」や「激ウマドーナッツ」、「うちのから揚げ」といった工夫を凝らした新メニューは、受刑者たちの胃袋だけでなく心をも掴んでいきます。

主演の小池栄子さんは、2026年1月20日の制作開始発表に際して寄せた公式コメントの中で、以下のように語っています。

この作品を通して「人が食事をする尊さ」が伝われば良いなと思っています。
出典:『主演・小池栄子×刑務所×料理 ドラマ「ムショラン三ツ星」制作開始のお知らせ』 NHK 2026年1月20日公開

出所後の3人に1人が再犯に至るという日本の現状を背景に、温かい食事が、冷え切った心をどのように溶かしていくのか…。笑いと涙の中に込められた“食”のパワーと人間ドラマに、きっと心を動かされるはずです。

役で人生を語る女優、小池栄子の現在地

主演の小池栄子さんは、作品ごとにまったく異なる表情を見せる実力派です。グラビアアイドルとして注目を集めた後、女優へと転身し、地道にキャリアを積み重ねる中で、今や日本を代表する存在となりました。

その評価を決定づけたのが、2008年公開の映画『接吻』でしょう。殺人の容疑者に惹かれていく孤独な女性という難役を、圧倒的な存在感で演じ切り、多くの主演女優賞を受賞しました。続く『八日目の蝉』では、真実を追い続ける女性の芯の強さを体現し、第35回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を獲得。さらに『グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇〜』では、戦後をパワフルに生き抜く女性を生き生きと演じ、コメディエンヌとしての力量も印象づけました。

NHK作品への出演も多く、2005年の大河ドラマ『義経』では巴役で鮮烈な印象を残し、2022年の『鎌倉殿の13人』では北条政子を熱演。後に“尼将軍”として時代を動かす政子の姿は、その貫録と説得力で多くの視聴者を魅了しました。自らの意志で運命を切り拓く「強い女性像」を長年演じ続けてきた小池さんにとって、料理人としての誇りと母としての人間味をあわせ持つ銀林葉子というキャラクターは、まさにうってつけの役どころと言えるでしょう。

「小池栄子が主演なら間違いない」――止まらない期待の声

今回の制作発表を受け、SNSやネット上では早くも期待の声が相次いでいます。

なかでも印象的なのが、あらすじやキャスティングに対する反響です。「絶対面白い」「小池栄子が主演なら間違いない」「これは期待してしまう」「名作を確信」といった声に加え、「ドラマ10の枠だったらうれしい」「NHKにハズレなし」と、放送枠を想像しながら期待を膨らませるコメントも少なくありません。

大河ドラマで重厚な役柄を演じ切り、さらに表現の幅を広げた小池栄子さん。彼女が挑む新たな社会派エンターテインメント『ムショラン三ツ星』に、注目が集まっています。


※記事は執筆時点の情報です