1. トップ
  2. 放送から9年「最高大傑作」と称された『日曜劇場』…「神ドラマをありがとう」称賛相次いだ“圧巻の完成度”

放送から9年「最高大傑作」と称された『日曜劇場』…「神ドラマをありがとう」称賛相次いだ“圧巻の完成度”

  • 2026.1.24

骨太な人間ドラマや圧倒的なスケール感で、日曜の夜に数々の感動を届けてきた「日曜劇場」。逆境に立ち向かう主人公の姿や、胸を熱くさせる社会派の物語は、多くの視聴者に明日への活力と深い余韻を与えてきました。今回は、そんな“日曜劇場”の傑作ドラマ5選をセレクトしました。

本記事では第4弾として、2017年放送のドラマ『ごめん、愛してる』(TBS系)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“日曜劇場”の傑作ドラマ『ごめん、愛してる』

undefined
フォトセッションに臨む吉岡里帆(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『ごめん、愛してる』(TBS系)
  • 放送期間:2017年7月9日~9月17日

あらすじ

2004年に韓国KBSで放送され、大ヒットを記録した同名の韓国ドラマをリメイクした作品。

幼い頃に母親に捨てられ、裏社会の底辺で孤独な日々を歩んできた岡崎律(長瀬智也)。そんな暗い人生を送っていた律は、ある時ひょんなことから三田凜華(吉岡里帆)という女性を助けます。この偶然の出来事が、後に2人の運命を激変させることになりました。

ある日、事件に巻き込まれて頭部に致命的な傷を負った律は、自らの命が残りわずかであることを悟ります。最期にひと目だけでも母親に会いたいと願い、必死の思いで日向麗子(大竹しのぶ)を探し当てました。しかし、律がそこで目にしたのは、貧しさゆえに自分を捨てたと思っていた麗子が、もう1人の息子である日向サトル(坂口健太郎)を溺愛し、何不自由なく幸せに暮らす姿でした。

目の前の光景に愕然とした律は、母への思慕と抑えきれない憎しみの間で激しく葛藤します。そんな折に再会した凜華は、幼馴染みのサトルへの報われない恋に心を痛めていました。孤独を抱えた律と、彼に寄り添おうとする凜華、そして何も知らずに愛を享受するサトルの思いが複雑に交差するなかで、彼らの運命は切なく加速していきます――。

ドラマ『ごめん、愛してる』の見どころ ※ネタバレあり

2017年放送のドラマ『ごめん、愛してる』は、韓国で社会現象を巻き起こした大ヒット作を日本版としてリメイクし、運命に翻弄される人々の純愛と孤独を重厚なタッチで描き出した作品です。放送当時はその衝撃的な展開が大きな話題を呼びましたが、物語の締めくくりについては視聴者の間で意見が二分される形となりました。SNSでは「韓国版とラストが違う」といった声が寄せられているように、日本版独自の解釈や演出が加えられた結末に対し、韓国版ドラマのファンから議論が巻き起こった側面があります。

一方で、観る者の心を揺さぶるストーリーは見どころです。誰からも愛されずに生きてきた主人公が、死を目前にして初めて知る愛の温もりと、それゆえの切なさが全編を通して緻密に描かれており、多くの視聴者がその深い余韻に浸りました。SNSでは「最高大傑作」「こんなに心に刺さるドラマはなかなかない」「ありがとうTBS」「過去最高のドラマ」「史上最高に泣けた」「神ドラマをありがとう」と絶賛されており、韓国版の大きな魅力である人間の心の深淵に触れるような感動をもたらした展開が本作でも最大の魅力となっています。

「演技力が素晴らしい」ヒロインの心の機微を見事に表現した吉岡里帆

重厚な愛の悲劇を描いたドラマ『ごめん、愛してる』において、過酷な運命に翻弄される主人公・岡崎律の孤独を包み込むヒロイン、三田凜華を演じたのが吉岡里帆さんです。吉岡さんが本作で挑んだのは、幼馴染みの人気ピアニスト・日向サトルのスタイリストを務める、純粋で愛情深い女性という役柄。当初はサトルに一途な思いを寄せていましたが、律との出会いによって、彼の抱える底知れない孤独に触れ、抗いようもなく惹かれていきます。吉岡さんは凜華の複雑に揺れ動く恋心と溢れ出すような慈愛を繊細に表現し、物語の切なさをより一層際立たせる大きな役割を果たしました。

そんなひたむきな役柄に対する吉岡さんの熱演は、多くの視聴者の心を打ち、高い評価を得ています。SNSでは「演技力が素晴らしい」とその表現力の豊かさに感嘆する声が上がっているほか、愛する人を想う純粋な眼差しや仕草に対し、「本当に好きなんだなってのが伝わってくる演技」といった声が寄せられるなど、女優としての確かな実力を視聴者に知らしめました。

ドラマ『ごめん、愛してる』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“運命に翻弄される切なくも激しい愛の物語”をぜひご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です