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たんすに眠る着物がおしゃれなセットアップに!【着物リメイク】の簡単アイデア

  • 2025.12.22

たんすに眠る着物がおしゃれなセットアップに!【着物リメイク】の簡単アイデア

親の着物や嫁入り道具だった古い着物など、家に眠っている着物はありませんか? ここでは、そんな着物に新たな命を吹き込む、リメイクのアイデアをご紹介します。

高橋恵美子さん 手ぬい手芸家
たかはし・えみこ●東京都生まれ。
文化服装学院卒業後、はじめて手作りをする人でもできるやさしい手ぬいを提案して、45年にわたり活躍。
これまでの著書は130冊以上の手ぬい手芸界のレジェンド。
https://www.emico-co.com

3種類の着物を着回し力抜群のセットアップに

上下ともに直線ぬいだけで作れるおしゃれなセットアップはいかが。上下で合わせても、それぞれでも使える、着回し力の高さが魅力。スカートは布幅をそのまま生かした5枚はぎに。どの柄を正面に持ってくるかで、雰囲気が変わります。

スカートの材料

着物地を横に使ったゆったりトップス

着物生地を横に使い、直線ぬいだけで作ったトップス。後ろを少し長くした前後差のある着丈は、カジュアルなボトムスとも好相性です。

トップスの材料

胸元にゴムを入れたスクエアネックのブラウス

美しい花柄が映えるちりめんの着物から、スクエアネックのブラウスに。細長い着物生地を生かし、両脇の布は前後の身頃を肩でつなげた細長い形状にカットするのがコツ。重ね着でも1枚でも、一年を通して活躍するのが魅力です。

材料

私もリメイク、愉しんでいます

宮地妙子さん 80歳・ゆうゆうフレンド

手仕事が趣味の宮地さんも、思い出の着物や形見の着物をリメイクして愉しんでいます。「着物の柄をどう生かすか、考えるのが楽しいんです」

姉の形見の久留米紬の着物は、キュロットにリメイク(右)。赤の格子柄の雨用羽織は、ほどいてスカートに(左)。

紅絹(もみ)と胴裏を裂き織りのジャケットにリメイク。手元にある着物でいろいろ手仕事を楽しんでます。

撮影/中島繁樹
写真協力/ブティック社

※この記事は「ゆうゆう」2026年1月号(主婦の友社)の記事を、WEB掲載のために再編集したものです。

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