1. トップ
  2. 1月1日の投稿に“40万いいね越え”の異常事態「正月からなんてことを」「鬱すぎる」ほぼ1人で作成したアニメに“大反響”

1月1日の投稿に“40万いいね越え”の異常事態「正月からなんてことを」「鬱すぎる」ほぼ1人で作成したアニメに“大反響”

  • 2026.1.23
undefined
Google Geminiにて作成(イメージ)

YouTube総再生回数1.5億回を突破し、国内外で熱狂的な支持を集めたショートアニメ『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ』が、新シーンを加えた劇場版としてスクリーンに帰ってくる。独特なテンポ感と一筋縄ではいかない世界観、そして短編とは思えない濃密さで話題を呼んだ本作。その魅力と、1月1日にファンをざわつかせた最新設定公開について紹介する。

ショートアニメの枠を超えた異色作

『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ』は、2025年7月に放送・配信がスタートした全12話構成のショートアニメだ。1話あたり約3分半という短さながら、視聴者の印象に強く残る不思議な引力を持っている。SF作品でありながら、どこか昭和や平成初期を思わせる懐かしいビジュアル、肩の力が抜けた自然な会話劇、そして音楽と映像が心地よく噛み合う演出が特徴的だ。

本作は、亀山陽平監督が約2年をかけ、ほぼ一人で作り上げたという点でも注目を集めた。個人制作ならではの遊び心が随所に感じられ、「よく分からないのに、なぜか続きが見たくなる」という中毒性を生み出している。突然差し込まれるホラー調の演出や、思わず口ずさみたくなる曲など、本作ならではの“味”として受け入れられてきた。2026年2月6日の劇場公開も決定しており、その反響の大きさが感じられる。

暴走する日常と事件

物語の中心となるのは、銀河道路交通法違反で逮捕された強化人間やサイボーグたちだ。チハルとマキナをはじめ、アカネ、カナタ、カート、マックスといった一癖も二癖もある面々が、警察官・リョーコの指示で奉仕活動として惑星間走行列車“ミルキー☆サブウェイ”の清掃を命じられる。

簡単な作業のはずだった任務は、列車の突然の暴走によって一変する。車内で混乱するメンバーたちと、事態の収拾に奔走する警察官。しかし、物語は単なるドタバタでは終わらず、やがて彼らを大きな事件へと巻き込んでいく。

世界観の設定公開で深まるキャラクターの奥行き

2月の劇場公開を控えたなか大きな話題となったのが、公式Xが1月1日に投稿したカートとマックスに関する過去設定だ。本作では語られなかった機械化へ至るまでの衝撃的な背景が明かされ、ファンの間に驚きが広がった。

さらに、機械化以前の姿を描いたイラストも公開され、なかでもマックスは素顔が初めて明かされたことで、反響は一気に加速した。一見コミカルに映るキャラクターたちの背後には、決して軽視できない過去が存在する。そのギャップこそが、『ミルキー☆サブウェイ』という作品の奥深さを雄弁に物語っている。1月21日時点で、マックスの投稿は22万いいね、カートの投稿は19万いいねと、両者合わせて40万を超える反響を集めている。

SNSでは「めっちゃ好き」「狂いそう」「声出た」といった好意的な反応が多く見られた一方で、決して軽くはない彼の過去については、「正月からなんてことを」「設定が鬱すぎる」「想像以上の闇」と、その内容の重さに驚く声も上がっている。

短く、軽快で、時に不穏。それでも目が離せない独特の世界観を、ぜひ劇場という空間で体感してほしい。


ライター:柚原みり。シナリオライター、小説家、編集者として多岐にわたり活動中。ゲームと漫画は日々のライフワーク。ドラマ・アニメなどに関する執筆や、編集業務など、ジャンルを横断した形で“物語”に携わっている。(X:@Yuzuhara_Miri