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「もう人間のものではない」主演の超人的な表現力”に有名監督も称賛…!去年、話題になった“WOWOWドラマ”の劇場版

  • 2026.2.9

第73回サン・セバスティアン国際映画祭コンペティション部門に正式招待された『災 劇場版』が、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか、2月20日(金)に全国公開される。

1月31日『災(さい)の日』にあわせ、割れた鏡に“ある男”の歪んだ顔が映し出されたアナザービジュアルを初公開。あわせて、本作の世界観に衝撃を受けた各界の著名人、総勢8名からコメントが到着している。さらに、“災いの擬人化”という本作の核心を捉えた書き下ろしイラストも解禁され、恐怖の輪郭が、より鮮明になる。

不穏な気配漂うアナザービジュアルが初解禁

本作は、斬新な映像表現で国内外から注目を集める監督集団『5月』の関友太郎と平瀬謙太朗が、監督・脚本・編集を務める。長編デビュー作『宮松と山下』に続き、スペイン語圏最大級の歴史あるサン・セバスティアン国際映画祭(第73回・2025年)に、2作連続かつコンペティション部門で正式招待という快挙を達成。

前作から再タッグとなる香川照之が主演を務め、中村アンら主役級キャストが脇を固める。WOWOW『連続ドラマW災』を再構築し、まったく新しい恐怖を描き出す映画。観る者の信じてきた恐怖概念を覆す、サイコ・サスペンスの誕生。

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(C)WOWOW

不穏な気配が漂うアナザービジュアルが初解禁。今回公開されたビジュアルは、メインビジュアル以上に、逃げ場のない領域を映し出す。画面下部に浮かび上がるのは、割れた鏡を覗き込む“ある男”の顔。光を宿さない眼差しがじっとこちらを見つめる一方、鏡の亀裂に沿って分断された表情は左右非対称にずれ、もはや一人の人間としての輪郭を保たない。

その視線を浴び続けるうち、観る者はいつしか“災い”の内部へと踏み込んでしまったかのような感覚に陥る。割れた鏡に映る“男”は人間なのか、それとも“災”の化身なのか。逃げることも、目を逸らすことも許されない。不吉な予感だけが、確かに刻み込まれる。

「あれはもう人間のものではない」超人的な表現力

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(C)WOWOW

『災 劇場版』の圧倒的な世界観に魅せられた著名人たちが、驚嘆と恐怖を言葉にしている。

『トウキョウソナタ』(08)や『クリーピー偽りの隣人』(16)などで香川と幾度もタッグを組んできた黒沢清監督は、劇中で映し出される香川の瞳について「あれはもう人間のものではない」と言い切り、その超人的な表現力を称賛。ドラマ版を視聴済みのRHYMESTER・宇多丸は「その真に恐ろしい構造のみを冷徹に抽出してみせた、画期的スリラー!」と、映画ならではの構造を絶賛する。昨年大ヒットした『8番出口』の川村元気監督からは「観る者の脳を揺らし続ける、圧巻のエンタテインメント」と最大級の賛辞が寄せられた。

そのほか、『近畿地方のある場所について』で知られるホラー作家・背筋、声優・野水伊織、webムー編集長・望月哲史、人喰いツイッタラー・人間食べ食べカエル、映画ライター・門間雄介らからもコメントが到着。香川照之が体現する“人の形をした災厄”をめぐり、理不尽、恐怖、無力、そして祈りすら拒まれる世界を語る声が並ぶ。それらの言葉が、本作の異様な存在感と、観る者の脳裏に刻み込まれる強度を雄弁に物語る。

さらに、『霧尾ファンクラブ』などで知られる漫画家・地球のお魚ぽんちゃんからは書き下ろしイラストが到着。水面に浮かぶうつ伏せの死体と、その光景を上方から覗き込む“ある男”の横顔。そこにあるのは悼む気配でも、裁く意志でもない。ただ見下ろすだけの視線。まるで自然現象のように、そこに在る悍ましい存在として、“災”は描かれている。
コメントを紹介していく。

黒沢清(映画監督)
じっとこちらを見つめる香川照之の瞳に戦慄した。
あれはもう人間のものではない。
真っ黒なその先に多分、地獄があるのだろう。

宇多丸(RHYMESTER)
人間的な物語を無情に切断する、あくまで単に即物的な「死」……
その真に恐ろしい構造のみを冷徹に抽出してみせた、画期的スリラー!
何より「5月」の才気に、震えます。

川村元気(映画『8番出口』監督)
「災い」に人のカタチを纏わせ、主人公とする。
斬新すぎる発想から生まれた、真新しい映画。
観る者の脳を揺らし続ける、圧巻のエンタテインメント。

背筋(作家)
ある男によって、唐突に、理不尽に、残酷に断ち切られる人生。
彼らの不幸に、どうか理由がありますように。
そう願わずにはいられませんでした。

野水伊織(映画感想屋声優)
死という災いは、理不尽で平等で前触れもなくやってくる。
それはもしかしたら、冷酷な人間の姿をしているのかもしれない。
香川照之氏の“今”を符号させたような男の笑みが、目を閉じても未だ見える。

人間食べ食べカエル(人喰いツイッタラー)
積み上げてきた人生が、命が、
ふとした瞬間に一瞬で無くなる様を背筋が凍るほど冷徹に映し出す。
死の運命という言葉すら生温い、決して避けようのない究極の理不尽。
骨の髄まで恐怖に塗り潰された。

望月哲史(webムー編集長)
人の形をした災厄と因果の果てに出会うのなら、そんな自己責任論には耐えられない。
悪神の差配の前に、人は平等に無力と知る、その理不尽さが唯一の救済だ。
祈りすら無駄である。恨むな。あきらめろ。

門間雄介(ライター/編集者)
監督集団5月という、映画史において他に類のない制作スタイルの、急速な進化を観ることができる。
早熟と呼ぶべきか、その洗練と風格は作品そのものと同じくらい、不可解で怖い。
出典:著名人コメント|『災 劇場版』公式

『災 劇場版』2月20日(金)、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開