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原宿でスカウトされ女優デビューも苦節“18年”…“狂演”で話題を呼んだ“遅咲き女優”とは

  • 2026.1.27

芸能界で活躍している人の中には、自分の意志で華やかな世界に入った者もいれば、キラリと光る何かを見出され「とりあえず…」と足を踏み入れる者もいる。俳優・松本まりかは、まさに後者のような人間だ。

日本の中心・原宿でスカウトされたことをきっかけに、芸能界に足を踏み入れ、その確かな実力で今や主演女優として活躍する彼女の魅力に迫る。

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2002年撮影、松本まりか 写真集発売記念握手会(C)SANKEI

「とりあえず」と足を踏み入れた芸能界で多岐にわたる活躍

松本まりかのデビューは、中学2年生の頃に友人と東京・原宿にて買い物をしていた時のこと。それまで、芸能界には興味がなかったものの、学校行事で演技をするたびに楽しさを感じていたことから「とりあえず…」と足を踏み入れることを決意したと言われている。

そして、本格的にデビューしたのが、子どもたちの間で一世を風靡した2000年放送のドラマ『六番目の小夜子』。ここで松本は、主人公・潮田玲(鈴木杏)の親友であり、彼女のクラスの学級委員長・花宮雅子を好演。しっかり者かつ、責任感の強い役で物語に視聴者を引き込んだ。

また、その傍でティーン向けの雑誌『ピチレモン』でのレギュラーモデルを務めたり、アニメやゲームで声優として活躍するなど、マルチに活躍。そうすることで、彼女は自らの魅力が発揮できる場所を探していたようだ。

『ホリデイラブ』でのあざとかわいすぎるキャラクターで一気に注目

そんな松本の名が一気に広まった作品として外せないのが2018年放送のテレビドラマ『ホリデイラブ』である。本作は、自宅でネイルサロンを営む主婦の高森杏寿の夫・純平が会社の同僚である井筒里奈と浮気をしていたことが判明。杏寿と純平は別れるべきか、やり直すべきか、それぞれの想いを模索するといった内容。

しかし、この作品、自身も夫と子がいる身でありながら純平を想う里奈は、杏寿と純平を別れさせるために様々な策謀を巡らす。その姿が、純平にとっては予想外で、途中からその執着心に恐怖まで感じるのだが、あざとかわいすぎるがゆえに、なぜか視聴者は松本が演じる里奈を嫌いになりきれない。

実際、この作品に出演したことをきっかけに、Instagramのフォロワー数は4000人から10倍の4万人まで増えたという逸話も持つほど。この作品をきっかけに、松本は出演作を増やし、かつ主演級の役に抜擢されることも増えていった。

ミステリー×ホームコメディで等身大の主婦を演じる

そんな松本は2026年1月期のドラマ『元科捜研の主婦』で主演として活躍中。第1話見逃し配信(TVer)では150万回再生を突破。テレ東ゴールデン帯最速を記録するなど今期注目の作品だ。

本ドラマは、テレビ東京と講談社が共同で原作を開発したオリジナルストーリーで、かつて“科捜研のエース”と呼ばれた専業主婦・吉岡詩織(松本まりか)が、5歳の息子・亮介(佐藤大空)を育てながら家事と育児に奮闘。捜査一課に異動したばかりの新米刑事である夫の道彦(横山裕)と家族一丸となって、捜査に協力。一家総動員で事件に挑むという、本格的なミステリーかつホームドラマだ。

このドラマ、テンポよく進んでいくのに加え、現代の夫婦や家族のあり方を描いている点もポイント。松本は、キャリアを捨て、家庭を第一優先する、良い意味でどこにでもいそうな主婦を演じている。

ミステリーでありながらも、心温まる展開という相反する魅力を兼ね備えた本作。きっと、松本なら彼女なりに解釈をし、どうにか成立させるに違いない。今後、どのように展開していくのか楽しみだ。


ライター:於ありさ
ライター・インタビュアー。サンリオ・アイドル・恋愛コンテンツ・お笑いが好き。マイメロディに囲まれて暮らしている。
X(旧Twitter):@okiarichan27


※執筆時点の情報です。