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メーガン妃と父、訳アリ親子の関係タイムライン

  • 2025.12.19
Getty Images, Aflo

メーガン妃が2018年にヘンリー王子と結婚し、英国王室入りした頃から不仲と言われてきた妃の実父トーマス・マークル。妃についての暴露を繰り返すなどしてマスコミを騒がせてきたが、2025年12月に入り左脚切断の緊急手術を受けたことが明らかに。これによって疎遠だった2人の関係に新たな展開が…!?

今回は、メーガン妃の幼少期から遡って、父トーマスとの“訳アリな関係”を時系列で追っていこう。

Aflo

1987年 両親が離婚、父のもとで暮らす

父トーマス・マークルと母ドーリア・ラグランドとの間に生まれたメーガン妃。両親は1970年代、TV番組『ジェネラル・ホスピタル』の撮影現場で出会ったという(トーマスは照明監督、ドーリアはメイクアップ・アーティストのアシスタントとして働いていた)。1979年に結婚したものの、妃が2歳のときに別居、6歳だった1987年に離婚している。

当初は母と生活していたが、離婚から3年後に父が宝くじで75万ドルを当てたことが転機となり、父のもとで暮らすように。メーガン妃は名門女子カトリック校に進学、ダンスや演技のクラスにも通わせてもらったという。

Justin Goff Photos / Getty Images

2016年 妃がヘンリー王子と交際開始、トーマスとの関係に亀裂

メーガン妃と父トーマスの関係に亀裂が生じ始めたのは、妃がヘンリー王子と交際を始めた頃だと言われている。

ドラマの照明ディレクターとして働いていたトーマスだったが、3万ドルの負債を抱え、2016年に2度目の自己破産をし、また、生活保護を受けた時期もあったという。

そしてこの年は、メーガン妃がヘンリー王子と出会って交際を開始し、10月にはその関係がメディアに報じられるなど妃の周囲に動きがあった時期でもあった。そのため、貧しくなった父とは距離を置いていた模様だ。

RTSTU

2018年4月 パパラッチによる“やらせ写真”を撮影していたことが判明

メーガン妃の結婚式のほんの数日前、トーマスがパパラッチのカメラマンに金銭と引き換えに写真を撮影させていたこと判明。トーマスが“娘の結婚式の準備をしている様子”として、コーヒーショップで英国についての写真本をわざとらしく読んでいるところや、スーツの採寸を受けている写真などがタブロイド紙に掲載されたが、これは“演出された”ものだったという。ニューヨークポスト紙によると、この写真をパパラッチはメディアに13万5,000ドルほど(約1,477万円)で売ったのだとか。

Aflo

これに対してトーマスも、パパラッチ側からのアプローチにより“やらせ写真”を撮影したことを認め、“自分のイメージを刷新するためなら”(以前、ジャージ姿で買い物するなどプライベートな姿が隠し撮りされ掲載されていた)、と期待して承諾したと述べた。ただ、掲載された写真は“馬鹿げていて大げさ”で、撮影したことを後悔していると主張。

また、メーガン妃の異母姉サマンサが、今回のやらせ写真を手配したことを認めた。父のネガティブな報道を見かねて、イメージUPの目的があったとか。

Richard Baker / Getty Images

2018年5月19日 トーマス、メーガン妃の結婚式を欠席

やらせ写真の発覚により、英国王室を巻き込んで父娘の関係はさらに悪化。結局、トーマスはメーガン妃のロイヤルウエディングに出席できない結果になった。

トーマスはTMZに対し、結婚式の数日前に心臓発作を起こし、手術を受けたため出席することが叶わないと告白。出席するために式の2日前に自ら退院したそうだが、ロイヤルファミリーに恥をかかせることを恐れて、欠席することを決めたのだという。最終的に欠席を発表するまでに、トーマスは出席するorしないと、その意思を二転三転させた。

Mark R. Milan / Getty Images

なお、式の2日前には英国王室が声明を発表、花嫁の父トーマスは結婚式に出席しないことを明らかにしていた。トーマスが「非常に難しい状況にいる」とし、その「状況」が健康状態のことなのか写真の“やらせ”のことなのか、明言を避けていた。

ロイヤルウェディング当日、メーガン妃は、実の父ではなく義父のチャールズ国王に付き添われてバージンロードを歩き、そのシーンは注目を集めた。

Ken McKay/ITV/REX/Shutterstock

2018年7月 約9時間にも及ぶインタビューで妃に対する恨みつらみを吐露

妃の結婚式を欠席してからは、英国の朝の情報番組に出演して、ヘンリー王子の政治的発言(トランプ大統領を支持しないなど)を紹介したり、メディアのインタビューで娘と音信不通状態になっていることを暴露したりなど、たびたびメディアに出演していたトーマス。

そんな中、メキシコの自宅で、メールオンサンデーによる3日間で約9時間にも及ぶインタビューを受け、妃に対して批判めいた言葉を繰り返した。ロイヤルウェディング以来、妃とは話していないこと、妃が完全に自分を切り捨ててしまったことが“苦しい”ことを告白。また、苛立つのは、妃の“優越感”で、「今のメーガン妃があるのは、私がいたからなのに」と続けた。問題になった、パパラッチとのやらせ写真に関しては、間違いだったと認めるも、謝罪不要と言ってきた娘夫妻に反し、王室からは謝罪を求められたことへの困惑なども語った。

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2021年 メーガン妃、オプラによるインタビューで父について語る

2020年に3月31日に、王室の主要メンバーとしての役割から退いたメーガン妃とヘンリー王子。2021年3月7日に放送されたオプラ・ウィンフリーとのインタビューの中で、疎遠になっていた父親との関係について語った。オプラに、タブロイド紙に写真をでっち上げていたことを知った時、「裏切られたと感じたか」と尋ねられると、「父に電話して、(写真の演出について)尋ねたところ、『違う、絶対にありえない』と言われた」と述べ、「自分の子にわざと痛みを与えるようなことをするなんて、本当に想像もできない」と語った。妃は当時、関係が修復不可能なほどになったと主張し、「私は父を失った」と続けた。

Gilbert Carrasquillo / Getty Images

2022年3月 トーマスがYouTubeチャンネルを開設、妃について暴露

トーマスは、YouTubeに自分のチャンネル「Remarkable Friendship」を立ち上げたことが明らかに。第1回のゲストは自称セレブカメラマンのパパラッチ。メーガン妃について次々と暴露していたが、いつのまにか動画が削除された模様。

ところで、妃の異母姉のサマンサ・マークルは、先述のオプラ・ウィンフリーによるインタビュー内容に関し、妃を相手に裁判を起こしており、ニューヨークポスト紙が入手した訴状によると「妃はこのインタビューで悪意ある偽りの発言をした」と主張していた。この裁判について、サマンサが勝訴すべきとか、サマンサ側の証人として出廷したい、などとYouTube内で発言していた。

一方、メーガン妃の異母兄トーマス・マークル・ジュニア(写真)は現在も定期的に妃を風刺したYouTubeを定期的にUPしている。

Courtesy of Instagram @pagesix

12月3日 トーマス、フィリピンで緊急搬送されたと報道

2025年12月3日、フィリピン在住のトーマスが、フィリピンの病院の集中治療室に緊急搬送され、3時間に及ぶ手術を受けたことが明らかに。

トーマスと一緒にフィリピンで暮らす、妃の異母兄トーマス・マークル・ジュニアは、「父トーマスは自宅で重篤な状態となり、12月2日に病院に緊急搬送された」とデイリー・メールに語った。

Courtesy of Instagram @aseverofficial

12月5日 手術内容が判明。妃はこれを無視して自ブランドの宣伝

トーマスが受けた手術は左足の膝下切断だったことが判明。トーマス・マークル・ジュニアがデイリー・メールに明かしたところによると、「足が黒くなったため、地元の病院に連れて行き、スキャンと超音波検査を受けた結果、生きるか死ぬかの状況で、足を切断する必要があると言われた」とのこと。

この報道に対し、メーガン妃は沈黙。父に関してはノーコメントながら、SNSはしっかり更新していた。インスタグラムで自分のブランド「アズ・エヴァー」がチョコレートブランドとコラボした商品を販売するとシェア。また、ヘンリー王子がトーク番組にサプライズ出演した際のコント動画も投稿していた。

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12月5日 英国王室のイベントに被せて、妃側が父に連絡を取ろうとしたことを認める

メーガン妃の広報担当は、「妃が父親に連絡したことを確認した」とピープル紙にコメント。同紙によると、12月5日の午前中に妃は父にメールを送ったという。妃がその日初めて父の手術について聞き、ニュースを知ってすぐに連絡を取ったという点も強調した。

Chris Jackson / Getty Images

ところが、なんと数時間前には、メーガン妃が父の手術を知り、「父の状況を確認するよう側近に指示した」というロンドンタイムズ紙の報道を“完全否定”していたのだ。妃側のコメントは、数時間で真逆に…。

妃側がコメントを一転させ、父に連絡したと発表した“12月5日の午前中”というのは、キャサリン妃主催のクリスマスキャロルの報道がなされた頃。英国王室のイベントにぶつけての発表と言え、意図的なものと思われている。

Leigh Vogel / Getty Images

12月6日 トーマス側、妃からのメールを受け取ってはいないと主張

ところがトーマス側は、妃からメールを受け取っていないと主張。メール・オン・サンデーに、妃側の発表を聞いて「混乱している」とコメントした。また「疎遠のまま死にたくない」「手遅れになる前に(孫の)アーチー王子とリリベット王女に会いたい」と同紙に語っている。

WPA Pool / Getty Images

12月8日 妃が複数の病院に電話をかけまくったがつながらず。手紙を送ると報道

メーガン妃はメールを送った後、今度は「手紙」を送ろうとしているという。

ロンドンタイムズ紙によると、妃は、父トーマスにメールを送った後、手紙を送ろうとしており、妃側の情報筋によると、進展はあるがまだ連絡は取れていないため、今後24時間以内に何らかの形で連絡が取れることを期待しているとか。

ニューヨークポスト紙やピープルなどによると、妃は父がどこで治療を受けているのか確認できていないため、フィリピンの複数の病院に電話をかけているという。妃はトーマスの電話番号を知らないので、そうするしか方法はないと関係者は語っている。

ちなみにトーマスは、娘がいつでも自分に電話をかけられるようにするため、疎遠になってからも電話番号を変えていないと告白していた。そのため、妃が父の電話番号を消去していたのではとの疑惑も浮上している。

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12月10日 メーガン妃の手紙がトーマスに届く

メーガン妃は、ついに父親と連絡を取ることができ、妃が送った手紙は、父親の手元に“安全に保管”されているという。

妃の代理人によると、デイリー・メールの記者が父のベッドサイドに付き添い、やりとりのすべてを放送しているため、「倫理的な境界を侵害」しており、そのためこの数日間、父と個人的に連絡を取ることが極めて難しかったと主張。信頼できる関係者のサポートにより、妃の手紙は今、安全に父親の手元に届いているのだとか。

これに対し、デイリー・メールは、妃側の言う「倫理的な境界の侵害」は起きていないと反論。トーマスと当該記者は2018年より友人であり、トーマスの身の回りの世話しているのだとか。現在のところ、サンデー・タイムズ紙によると、妃の手紙に対する返事はまだ届いていないといい、トーマス側はまだ手紙に関するコメントも出していないようだ。

Getty Images, Aflo

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