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「え!?ママ!?」夫と浮気相手、義母が勢ぞろい…!修羅場で笑いがこらえられなかったワケ<不倫部屋でサプライズ>

  • 2025.12.20

5歳年上の夫マサハルと幸せな結婚生活を送っていたカナデ。しかし夫の様子がおかしくなり、ついに不倫の証拠をつかんでしまいます。そんな、傷ついた妻が選んだのは、静かに泣き寝入りすることではなく、完璧な復讐計画だったのです。義母を巻き込み、不倫部屋で仕掛けた「サプライズ」とは……。

夫の友人から「夫は若い子に弱い」と聞き、若作りに励むカナデ。しかし夫・マサハルは「プロジェクトで忙しい」とスマホばかり気にし、無断外泊や朝帰りを繰り返すように。家では食事も会話も拒否し、外泊の日には私服で出勤、女性物の香水まで漂わせていました。


悩んだ末、会社で待ち伏せると、夫は若い女と合流しアパートへ。玄関先でキスを交わし、女だけが立ち去る様子から「不倫部屋」と確信。女の後を追うと、彼女は3駅先の自宅へ。「あなた♡ただいまー!」と入る姿に、相手も既婚者の「ダブル不倫」が判明します。


入浴中の隙に夫のスマホを確認すると、「嫁がBBA」という悪口が並んでいました。証拠を撮ったカナデは復讐を決意。不倫部屋の合鍵を作り、元の鍵を隠して夫を焦らせます。


次の一手として、プライドの高い義母に接近。「お義母さんのようになりたい」と自尊心をくすぐり、嫌味に耐えて2カ月。週2回会うほどのお気に入りに。そして義母に「引っ越すことになった」と嘘の報告。「新居で夫へのサプライズ演出を手伝ってほしい」と持ちかけ、義母は大喜びで快諾します。カナデが案内したのは、夫の不倫部屋でした。


質素な部屋に戸惑う義母。しかし夫の好物を温めようと、部屋の電子レンジを見つけて少し安心した様子です。準備が整ったころ、玄関のドアが開きました。


「お帰りなさーい♡」サプライズする側として、義母がキラキラと目を輝かせて声をかけます。


現れたマサハルは義母を見て「な......なんで......!?」と動揺。カナデは心の中で「地獄へようこそ」とつぶやいたのでした。

夫たちを見て私が大笑いした理由

夫・マサハルが帰宅し、義母は満面の笑みで「お帰り〜♡」「ジャ〜ン♡♡ サップラ〜イズ!!」とハイテンション。サプライズだと思い込んでいる義母はご機嫌ですが、夫は状況が理解できず顔面蒼白で「ママ!? え!?なんでここに!?」と混乱しています。カナデは微笑を浮かべながら、この修羅場を静観していました。


義母は引っ越し祝いサプライズの成功を喜びながら「どうしたの? 驚いた?」と夫に話しかけます。すると、夫の後ろから浮気相手の若い女が「マサピョン〜♡」と呼びかけながら部屋に入ってきました。


義母は「!?」と驚愕。見知らぬ女性が息子を「マサピョン」と呼ぶ姿に固まります。浮気相手の女も、自分たちの不倫部屋に見知らぬ女性2人が勝手に上がり込んでいる異常事態に怯え、顔を青ざめさせました。


それぞれが大混乱している中、この状況を作り上げたカナデは堪えきれずに「アハハハ

!!」と大笑い。今まで耐えてきた笑いが一気に溢れ出します。


状況をつかめない夫は「なんなんだよ!?一体なんなんだ!!」とカナデを問い詰めます。するとカナデは急にピタリと笑いを止め、真顔に。そして手に持っていた義母特製の料理皿を「ガシャ!!」と床にひっくり返しました。


カナデは涙を浮かべ、溜めに溜めていた怒りと悲しみを爆発させます。


「なんなんだ......ですって?それはこっちのセリフよ......!!」


義母には新居の引っ越しで夫へのサプライズと騙り、夫と浮気相手にはこの状況そのものが衝撃のサプライズ。カナデの復讐計画は見事に成功しました。これで役者は揃い、いよいよカナデの怒りが炸裂します。

◇ ◇ ◇

義母には「新居へのサプライズ」、夫には「想定外の修羅場」という、それぞれ異なるサプライズを用意していたカナデさん。不倫は当事者だけの問題ではなく、家族や周囲の人々を巻き込み、多くの人を傷つける行為なのだと、改めて実感させられますね。カナデさんが義母を巻き込んだのは、夫に「自分の行為がどれだけ多くの人に影響を与えるか」を突きつけるためだったのではないでしょうか。


パートナーの裏切りに気づいたとき、感情的に対峙するのではなく、冷静に証拠を集め、計画的に行動することが大事なのだと考えさせられます。計画して覚悟もしていただろうカナデさんの目にも、やはり涙が。これまで一人で抱えてきた苦しみの重さを物語っているようで胸が痛みます。信頼関係は一度壊れると簡単には修復できないのだから、日ごろから相手を大切にし、誠実な関係を築くことを心がけたいですね。


著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 加藤 かと


著者:原作者 スカッと春香!

ベビーカレンダー編集部

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