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美容室で「いたた、、」腰のヘルニアが悪化! 痛みを隠す私に、若い美容師から『予想外すぎるひと言』が

  • 2025.12.21

美容室でカラー中、左足にするどい痛みが! 担当美容師のひと言をきっかけに、思わぬ展開を遂げました。大人世代に届けたい、少しだけ心が軽くなる筆者の体験談です。

画像: 美容室で「いたた、、」腰のヘルニアが悪化! 痛みを隠す私に、若い美容師から『予想外すぎるひと言』が

腰の不安を抱えたまま、美容室へ

腰椎椎間板ヘルニアがある私。最近は落ち着いていたものの、美容室の予約日に限って、症状が再発しました。タイミングの悪さに思わずため息。

腰から足先までじんわり響く独特の痛み。朝から歩くスピードもゆっくりで、ある角度になるとピリッと神経を刺激する状態でした。

迷った末にキャンセルはせず、気分転換も兼ねて美容室へ向かったのです。

席に案内された際、腰をかばって座ったせいで、美容師が不思議そうに見ていました。
「少し腰を痛めていて……」とだけ伝え、カラーの工程がスタート。

担当は明るくて可愛らしい30代前半の女性。最初は楽しくおしゃべりしながら、時間が過ぎていきました。

カラー中に走った激痛……! 嫌な予感が現実に

カラー剤を塗っている最中、突然、腰から左足のつま先までズキン! と強烈な痛みが走りました。

「きた……! 」

同じ姿勢を続けるのは避けるよう医師に言われていたことを思い出し、「少し立ってもいいですか?」と尋ねた私。

担当美容師は、驚きつつも「もちろんです! 無理しないでくださいね」と、すぐに対応してくれました。私はその気遣いに安心し、ようやくヘルニアのことを打ち明けたのです。

返ってきたのは、予想もしなかった言葉

すると、彼女は大きな目をさらに丸くし、

「ヘルニアなんですか!? 私もです!」と、驚きのひと言。

若くて元気そうな彼女からそんなことを聞かされるとは思わず、こちらが固まってしまいました。半年前、強いしびれと痛みに悩まされ、整形外科で注射治療を受けていたそうです。

「今はすっかり良くなったんですよ」
そう話す笑顔は、経験者ならではの安心感をにじませていました。

痛みがつないだ“あたたかさ”

「ヘルニアは年齢関係ないですよ! 一緒に無理しないでいきましょう!」
笑う彼女を見て、痛みで沈んでいた気持ちがスッと軽くなりました。

最初は、ヘルニアの話をすると気を遣わせてしまうのではないかという心配や、どこか恥ずかしさがありました。でも実際は、年齢や見た目に関係なく、同じ症状と向き合いながら頑張っている人がすぐそばにいたのです。

彼女のおかげで、必要以上に抱えていた不安がふっと消えていくのを感じました。事情を素直に伝えて良かったと、心から思えた出来事でした。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2025年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:大空琉菜
受付職を経て、出産を機に「子どもをそばで見守りながら働ける仕事」を模索しライターに転身。 暮らしや思考の整理に関するKindle書籍を4冊出版し、Amazon新着ランキング累計21部門で1位に輝く実績を持つ。 取材や自身の経験をもとに、読者に「自分にもできそう」と前向きになれる記事を執筆。 得意分野は、片づけ、ライフスタイル、子育て、メンタルケアなど。Xでも情報発信中。

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