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【60代のおしゃれコーデ】シニアが輝く着こなしには〈クリーンさ〉と〈華やぎ〉がポイント!おしゃれのプロが選んだ4スタイル

  • 2025.12.17

モデルの富岡佳子さんとスタイリストの坂本久仁子さん。それぞれ『素敵なあの人』の連載で毎月センスの光るおしゃれを披露してくれているおふたり。
今回は特別に、坂本さんが富岡さんのために選んだ高感度なスタイリングを富岡さんが見事に着こなしてくれました!
60代おしゃれ世代へのコメントも参考に。

Style1 >> ストライプ スタイリッシュな柄on柄の着こなしは バランスよく仕上げることで個性が生きる

Kuniko’s Styling point

ジャケット×パンツのスーツにブラウスもマルチピンストライプで揃えた、柄on柄のトレンド感あるスタイルです。広めシェイプの衿やフレアな裾などスタイリッシュな要素に、足元は厚底のスニーカーを合わせて、攻め過ぎないようリラクシー感をプラスしています。

ジャケット¥623,700、中に着たタートルニット¥172,700、ブラウス¥289,300、パンツ¥334,400、バッグ¥506,000/すべて ガブリエラ ハースト(ガブリエラ ハースト ジャパン)、メガネ¥58,300/ユウイチ トヤマ(コンティニュエ)、ピアス¥53,400、リング〈右〉¥70,000/ともに トムウッド(トムウッド 青山店)、シューズ¥75,900/ホーガン(トッズ・ジャパン)

「全身は難易度が高くても合わせ方を参考に。トレンドだけでなく、年齢を重ねたからこそクリーンさが大切です。インナーにタートルを重ねているのは真似しやすいのでは」(坂本さん)

Style2 >> スパンコール キラキラのスパンコールは人生のエッセンス 素材とテイストを程よくミックスして

Kuniko’s Styling point

ショート丈のスパンコールジャケットの華やかさに、やわらかいベージュトーンのシルクブラウスと硬質なバギーデニムといった、敢えて異なる素材感を合わせて、ややモードに仕上げてます。ジャケット・ブラウスの甘さにテイストを寄せた、リボンつきのパンプスで全体がまとまります。

スパンコールジャケット¥198,000、ブラウス¥165,000、デニムパンツ¥75,900、シューズ¥187,000/すべてヌメロヴェントゥーノ(イザ)、バッグ¥88,000/サルチェ(フラッパーズ)、ピアス(右)¥77,000、イヤーカフ(右)¥96,800、リング(右小指)¥127,600、(左薬指)¥124,300/すべて ヒロタカ(ヒロタカ 表参道ヒルズ)

「スパンコールなどのキラキラは人生にプラスしたいもの。同じ素材感や同じテイストで合わせるより、異なる要素をポイントで取り入れるとバランスよくなります」(坂本さん)

Style3 >> 白シャツ 金ボタンのチェスターコートに白シャツを効かせて ネイビー×ホワイトでクリーン&フレッシュさを

Kuniko’s Styling point

年齢を重ねていくと重要になる“クリーンさ”。カッティングの美しいコートと、襟のつくりがモダンな白シャツを合わせたシンプルなスタイリングの中で、コートのボタンやバッグのゴールドがアクセントに。富岡さんのチャーミングさを表現できるようパンツをショート丈にしています。

コート¥297,000、シャツ¥86,900、ショートパンツ¥85,800/すべて コート(メゾン・ディセット)、ピアス¥683,100、リング¥728,200/ともに TASAKI、ブーツ¥328,900、バッグ¥256,300/ともに トッズ(トッズ・ジャパン)

「スタイリングでは、ショートパンツとロングブーツを合わせましたが、パンツはフルレングスなどお好みの丈感を選んでもいいと思います」(坂本さん)

Style4 >> デニム 大胆なカットジャカードがユニーク 新しいエレガンスを表現するセットアップ

Kuniko’s Styling point

今回のスタイリングでは、富岡さんの魅力を引き立たせることと、各コーディネートでのマテリアル選びを意識しています。このセットアップは、デニム生地にカットジャカードで柄を表現するという特徴的な素材を、ふんわりとエレガントに仕上げているのが面白いと思いました。

ジャケット¥429,000、スカート¥279,400/ともにアーデム(メゾン・ディセット)、ピアス¥297,000、リング¥677,600/ともに ジョージ ジェンセン(ジョージ ジェンセン ジャパン)、ショートブーツ¥191,400※参考ヒール高/セルジオ ロッシ(セルジオ ロッシ ジャパン カスタマーサービス)

「素材にインパクトがあるので、セットアップは難しくても、上下どちらかをネイビーのアイテムにして単色で合わせたり、ボトムスをデニムにしたら、着こなしやすいと思います」(坂本さん)

Yoshiko’s Comments

坂本さんとは初めてご一緒しましたが、いつもの本誌での自分のイメージとは異なる、自然に培われた坂本さんならではの“大人のスタイリング”は、完成度が高いのが印象的。
白シャツや柄on柄、トラッドをモードっぽく仕上げるのは、好きなスタイルです。一方で、自分では選ばないものもあって新鮮でした。

撮影/野田若葉[TRON] スタイリスト/坂本久仁子 ヘア&メイク/美舟[SIGNO] モデル/富岡佳子 ※素敵なあの人2026年1月号「富岡佳子✕坂本久仁子 人気のふたりのspecialコラボが実現!「凜として華やぐ大人の冬Style」」より
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売を終了している場合があります。
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

お話しいただいたのは 坂本久仁子さん

シンプル&エレガントなスタイリングが支持され、ファッション誌、女性誌、広告などで幅広く活躍中。多くの女優やアーティストのスタイリングも担当。ファッションやジュエリーに関するトークショーなども行っている。

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