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「息子は36.4度です。バイバイ!」そのまま保育園に預けた親。でも、その子には明らかに異変があって

  • 2025.12.20

保育園は、働く保護者にとって大きな支えになっています。しかし、保育園では感染症の流行などが一気に広まってしまうこともあり、一人ひとりの心構えがとても重要です。これは筆者が実際に体験した『保育園の保護者』に関するエピソードです。

画像: 「息子は36.4度です。バイバイ!」そのまま保育園に預けた親。でも、その子には明らかに異変があって

働く親の悩み

私は出産後も仕事を続けていたため、息子を保育園に預けていました。
小さい頃は特に体調を急に崩すことが多く、冬場はインフルエンザ・夏は手足口病など、感染症があっという間に流行してしまうことも。そのたびに仕事を休んだり早退したりすることがあったことを覚えています。

私の職場は子育てに理解があって助かっていましたが、中には「急には休めない」「職場の雰囲気が悪くなる」といった悩みを抱えているママ友も多く、感染症の流行時期などは戦々恐々としていたのです。

登園時の異変……体調不良

息子が通う保育園では、登園時に保育園の入り口で検温を行うことが決められていました。
平熱より明らかに高い場合は、登園を認められずにかかりつけ医への受診をしなくてはいけないルールになっていたのですが……。

ある日のこと。
息子が入り口で検温をしていると、同じクラスのK君がお母さんと登園してきました。
K君はいつも元気に「おはよう!」と声をかけてくれるのに、その日はなんとなくぐったりした様子。
K君のママは私の方を見て「おはようございます」と言うと、K君の検温を始めました。

ピピっと検温終了の音が鳴ると、K君のママは担当の保育士さんに「36.4度です」と伝えて「バイバイ」と行ってしまったのですが、私には明らかにK君の様子は変に見えました。

後に起こったこと

次の日。
先生によると、K君はインフルエンザだったそうです。
K君のママは朝からK君の体調が悪かったのに、どうしても仕事を休めないから、脇からずらして体温を測り、そのまま仕事に行ったと話したとか。
そして、K君は登園後に体調が急変し、園から病院へ緊急搬送される事態となりました。

私は以前、K君のママと話したときに「急に休んだりするとものすごく文句を言われる」「パートだからすぐにやめてもらって構わないとか言われる」と言っていたことを思い出しました。

この出来事を知り、私は非常にショックを受けました。 個人の行動を安易に責めることはできませんが、子どもの健康や集団生活のルールを守ることの重要性を痛感しました。同時に、K君のママが追い詰められていた状況にも思いを馳せずにはいられませんでした。

この問題は、誰か一人が悪いということではなく、働く親が安心して休める環境、そして、全ての子どもが安心して過ごせる保育園という場を守るために、社会全体が真剣に考えるべき課題だと感じています。

【体験者:50代・筆者、回答時期:2025年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:RIE.K
国文学科を卒業しOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄、多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。シングルマザーとして子どもを養うために、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

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