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「優磨くんと千田選手が殴り合いになるかのようなケンカに(笑)」鹿島J1優勝の裏であった『闘魂注入』を守護神早川友基が明かす

  • 2025.12.17

2025年のJ1で9年ぶりとなる優勝を果たした鹿島アントラーズ。

日本代表でもある守護神の早川友基は、年間MVPを受賞するほどの活躍を見せた。

一方、絶大な存在感を放ったのがFW鈴木優磨。

ベストイレブンからも漏れたが、10ゴール5アシストという数字以上に攻守にわたって貢献。被ファウル数はリーグ1位の90回を記録した。

29歳の鈴木は悪童キャラとして知られ、いまだに日本代表での出場経験はないが、Jリーグでは屈指の存在。鹿島でプロになると、シント=トロイデンを経て、2022年に復帰した古巣で全力を賭してきた。

そうしたなか、早川はフジテレビ系列の『MONDAY FOOTBALL みんなのJ』で、原田葵アナウンサーから「ピッチ内外問わずチーム内で事件や印象的な出来事はありましたか?」と聞かれると、こんな話を明かしていた。

「ヴェルディ戦の前日練習で、優磨くんと千田選手が殴り合いになるかのようにケンカになって(笑)

それまではちょっとふわっとしていたというか、空気感があまりよくなかったんですけど、そのシーンが起きた後から一気にピリッとして。

もちろん、そういうのはよくないことではあると思うんですけど、それをきっかけにチームが引き締まったというか、ピリついた…。

彼らにはちょっと申し訳ないですけど、個人的には重要なシーンだったのかなと思います」

11月30日の第37節東京ヴェルディ戦の前日練習中に鈴木と31歳DF千田が衝突する出来事があったが、それでチームの雰囲気が引き締まったという。そのヴェルディ戦は早川の好セーブもあり、鹿島が1-0で勝利した。

なお、千田は今年6月にヴェルディから鹿島へ移籍したが、7月に天皇杯1試合に出場して以降は出番がなかった。それでも、チーム内で確かな貢献をしていたようだ。

画像: 優勝後の鈴木と千田(右上) (C)Getty Images
優勝後の鈴木と千田(右上)

鈴木も優勝後に「カイトめちゃいい」とSNSでコメントすると、千田は「ありがとう。」と返信。

ファンからも「チーム皆に愛されてるのすごく分かった!カシマに来てくれてありがとう」とのコメントが千田に送られていた。

筆者:井上大輔(編集部)

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