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ケイト・ウィンスレット、「手が老いるのが好き」──整形しない美学を語る

  • 2025.12.15

自然体を貫くケイト・ウィンスレットが、改めて今の美の流行への懸念を語った。(フロントロウ編集部)

年齢を重ねることの肯定と“自然体”の美学

俳優ケイト・ウィンスレットが、英Sunday Timesの新たなインタビューの中で改めて「自然体でいることの大切さ」を語り、現代の美のトレンドに対して懸念を示した。『タイタニック』出演時に外見を批判された経験もあるケイトは、これまでも繰り返しリアルな自分を受け入れることの意義を発信してきた。そして50歳を迎えた今、その思いはいっそう強くなっているようだ。

「顔には何も入れていません」と、彼女は率直に明かす。そして、最近ではセレブだけでなく一般の人々も完璧な見た目を求めて高額な美容施術を受けている現状に対し、不安も感じていると語った。

「もしも自分の見た目がすべてだと感じてしまう人がいるとしたら……それはとても悲しいことです」と、彼女は静かに語る。「そんなにも自己評価が外見に結びついているのなら、それは怖いことでもあります」

また、「若い世代のなかには、美しさとは何かをまだよく知らない人がいることが残念」と吐露しつつ、ケイトは「年を取ること」に対してポジティブな気持ちを持っていることも明かした。

「手が老いていくのが好きなんです。自分の手の中に、これまでの人生が刻まれている。私が知っている最も美しい女性たちの多くは70代以上です」と話した。

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