「ジンギスカン春巻き」に「こたつクルージング」？！小樽に泊まった人だけの特別な体験

忙しい毎日に、ほっと一息、‟ごほうび糖分”を。

今回は、北海道・小樽に「泊まった人だけが味わえる」限定スイーツのご紹介です。

連載「ごほうび糖分」

朝から夜まで楽しんでほしい

宿泊者限定の企画を実施しているのは、北海道小樽市のホテル「OMO5小樽（おも） by 星野リゾート」です。

小樽市では、2024年度の観光客は約807万人にのぼりますが、宿泊者は約98万人にとどまり、「日帰り観光客の多さ」が課題となっています。
そこで、朝から夜まで小樽を満喫できるようにと、限定企画を考えたということです。

夜はこたつに入りながら小樽運河をクルージングし、限定スイーツを味わう。
ホテルに戻ってからも歴史的建造物の中でゆっくり飲みものとおつまみを楽しむ。
そして朝からまちを歩き、目覚めの限定スイーツを「体験」。

夜と朝、それぞれの魅力の先行体験会に参加してきたので、その様子をお伝えします。## ①こたつに入りながらクルージング

小樽の代表的な観光スポット「小樽運河」には、夜だからこその景色があります。

11月から1月までは、青色の電飾に照らされます。レトロな街並みに雪が降り積もり、幻想的な光景が楽しめます。

その景色を、船の上から楽しめるのが「小樽運河こたつクルージング」です。

乗り込むのは、こたつ付きの専用の船。シートも暖房が埋め込まれていて、座っているとあたたかさを感じます。（ただ、もちろん屋外ですし、冬の北海道なので、防寒はしっかり目がおすすめです！！）

船の上から小樽の街並みを眺め、ゆったりとクルージング。
その間、限定スイーツとあたたかい紅茶が提供されます。

スイーツは、1998年に小樽で創業した「小樽洋菓子舗ルタオ」が開発。
降り積もる雪をクリームと粉糖で、小樽運河の夜を照らすガス灯を金箔で表現しています。

サクサクの生地に、チョコレート味のなめらかなクリーム、ナッツがアクセントになっています。

夜景を眺めながら、船の上で、こたつに入って、限定スイーツと紅茶…。
なかなかできない貴重な体験でした。

「小樽運河こたつクルージング」

期間：2025年12月6日(土)から2026年3月29日(日)までの土・日曜日、祝日
料金：ひとり4900円（小樽運河クルーズ乗船、ルタオのオリジナルスイーツ、ブレンドティー込み）
時間：午後5時40分～午後6時40分（移動と乗船準備に20分、運行時間40分）

定員：16人
予約：ホテル公式サイトから前日午後3時までに申し込み

対象：OMO5小樽 宿泊者限定

※メニューは仕入れ状況により変更になる可能性があります。悪天候の場合は催行中止となる場合があります。

②幻想的な空間でゆっくり

ホテルに戻って寝る前にも楽しみがあります。

「灯る小樽ナイトラウンジ」です。

会場は、小樽市の指定歴史的建造物「旧小樽商工会議所」の大会議室を改装した空間で、歴史を感じられます。

小樽の老舗ガラスブランド「北一硝子」のオイルランプが灯っていたり、小樽を本拠地とするオルゴール専門店「オルゴール堂」のアンティークオルゴールがあったりと、まちの魅力が詰まった空間です。アンティークオルゴールは、約130年前のものだそう。

クリスマス時期限定のツリーに飾られているのも、すべてオルゴールです。クリスマスに関連した曲のものばかりで、好きなものを自由に鳴らすこともできます。

カクテルとおつまみも、小樽をイメージしたもの。

おたる満喫プレート（1650円）、積丹ブルーなOMO風ワインボール（1200円）

「おたる満喫プレート」は、近隣飲食店の人気メニューにアレンジを加えたオリジナル料理3種が組み合わされています。

チーズをふんだんに使用したクリーミーポテトサラダに、ジンギスカンを包んでパリッと揚げたジンギスカン春巻き。
「かまぼこと海老のカダイフ揚げ」は、カダイフという糸状の衣のサクサク感と、かまぼこのぷりぷり食感が楽しめました。

ドリンクは「積丹ブルーなOMO風ワインボール」。
ワインボールは、北海道ワイン株式会社の白ワイン「おたるナイヤガラ」をベースにしたカクテルです。鮮やかな青は、小樽から車で約1時間の積丹半島で見られる海をイメージしています。

「灯る小樽ナイトラウンジ」

期間：通年
時間：午後8～11時（ラストオーダー午後10時半）
場所：南館3階 OMOカフェ＆バル

アンティークオルゴール演奏時間：午後9時、10時

料金：入場無料
対象：OMO5小樽 宿泊者限定

※メニューは季節や仕入れ状況により変更になる可能性があります。

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この記事では夜の魅力をお伝えしましたが、後編の記事では、朝の魅力をお伝えします。

ホテル館内も歴史を感じられる作りで、階段などはフォトスポットとしても人気だそう

OMO5小樽(おも) by 星野リゾート

北海道小樽市色内1丁目6-31
小樽駅より徒歩約9分

デラックスルーム

連載「ごほうび糖分」

文：Sitakke編集部IKU

※掲載の情報は取材時（2025年12月）の情報に基づきます。最新の情報はホテルのホームページ等でご確認ください。