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GKが素晴らしい役割だと思ってもらえるように…JリーグMVP受賞の早川友基が宣言「発信していきたい」

  • 2025.12.12

11日に行われた2025年度Jリーグアウォーズにおいて、鹿島アントラーズの日本代表GK早川友基がシーズン最優秀選手賞を獲得した。

早川友基は1999年3月3日生まれの26歳。横浜F・マリノスの下部組織でプレーしたものの、ユースに上がることができなかったことから桐蔭学園高等学校、明治大学へと進んだ。

2021年から鹿島アントラーズに加入し、2年目のシーズン終盤に先発のチャンスを獲得。そして次年度にはレギュラーとしてリーグの試合全てにフル出場するなど飛躍を遂げた。

今季はクラブの選手会長を務めるなど中心的な存在となり、日本代表チームにも招集されてE-1選手権の正ゴールキーパーに抜擢されるなど、さらにブレイクを果たしていた。

Jリーグ最優秀選手にゴールキーパーが選ばれるのは2010年の楢崎正剛(名古屋グランパス)以来15年ぶり2回目の快挙となった。

登壇した早川友基は、この歴史的な受賞の喜びを以下のように語っていた。

「まずはこのような素晴らしい賞をいただき、本当に嬉しく思います。ありがとうございます。

小さい頃からサッカー選手を夢見てプレーしてきました。そして、いつかJリーガーになって、活躍して、ワールドカップに行って、そこで優勝したいという思いも芽生えました。

小さな頃からステップを踏み続けて、Jリーガーになって、最終的にここに立てたことを嬉しく思います。その道のりの中、たくさんの方々に支えていただきました。皆さんにお礼を申し上げたいです。

この賞は、チームの優勝なくして得られなかったと思います。厳しいシーズンを戦い抜いてきたチームメイト、自分に関わってくださった皆様に感謝して、今後より頑張っていきたいです。

ゴールキーパーでMVPを受賞するというのは2回目ということで、子どもたちに『ゴールキーパーをやりたい、早川友基選手みたいになりたい』と思ってもらえるような選手になりたいと思います。

そして、ゴールキーパーが素晴らしいポジションだと思ってもらえるような活動や表現を発信していきたいです。この賞をいただけて嬉しいです。ありがとうございました」

早川は鹿島アントラーズの優勝に貢献したチームメイトへの感謝を述べるとともに、ゴールキーパーというポジションの価値を上げていきたいという意欲を見せていた。

筆者:石井彰(編集部)

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