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育児も家事も戦力0夫に妻「任せるよりマシ」ぎっくり腰なのに動かざるを得ず、いら立って<全部説明させる夫>

  • 2025.12.13

夫のナス太さんは毎日仕事で帰りが遅く、キリ子さんはほぼワンオペで、イヤイヤ期真っ只中の3歳の娘・マリちゃんの育児に毎日奮闘しています。
しかし夫は“普通”の感覚とは少しズレていて、おつかいで牛乳を頼まれたのに豆乳を買ってきたり、高い瓶牛乳を大量に買ってきたりと、キリ子さんが1から10まで伝えないとわかってくれません。そんなある日、キリ子さんはギックリ腰になり、動けなくなってしまいました。

痛さで動けないためキリ子さんはマリちゃんの朝ごはんをお願いしますが、夫はキリ子さんの言葉をそのまま受け取り白ご飯だけを用意。自分で考えず言われたことしかしない夫に、キリ子さんはイライラを募らせます。

今度はお昼ごはん用のパンを買うようお願いしたところ、昼すぎにようやく帰ってきたナ夫が手にしていたのはなぜか全自動調理器。自分でお昼ごはんを作るつもりのようですが、食材は買ってきていません。

マリちゃんが空腹で泣き出してしまい、キリ子さんに怒られ、夫は急いでコンビニへ。しかし買ってきたのはなんと食パンのみ!

「食パンじゃひと手間加えないといけないじゃん! そういうの考えろよ!」

「マリは食パンだけじゃ食べないって、父親なのに知らないの?」

妻に指摘され、初めて気づいた夫。なんとか挽回しようと、急いでおかずを作ろうとしますが……。

何もできない夫に、妻が出した答え

これ以上夫に頼んでも無駄だと感じたキリ子さん。「あんたに任せるよりマシだから」と自分でお昼ごはんの用意を始めますが、腰が痛いのは事実です。

泣き叫ぶ子どもと、頼りにならない夫の間に挟まれ、キリ子さんは絶望に近い感情を覚えるのでした……。

▼人に任せるのは勇気がいるもの。家事も育児も何ひとつ満足にできない夫に、キリ子さんが「痛くても自分でやったほうがマシ」と考えてしまうのも無理はないかもしれませんね……。

しかし、本来「自分ができないときこそ頼れる存在」であるのが夫婦。今回の件を通して、夫も家事や育児はどちらか一方が請け負うものではなく、一緒に担っていくものとわかったはずです。

小さなことでも調べたりキリ子さんに聞きながら学んだりして、夫はできることを少しずつ増やしていく努力が必要でしょう。仕事で忙しくても、休みの日などに家事や育児を積極的に分担するなどして、同じ目線に立って家庭に向き合ってほしいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ

ベビーカレンダー編集部

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