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実は米農家の顔をもつM-1王者「おこめ券で消費者を守るのもいいと思うんですけど…」

  • 2025.12.9

漫才頂上決戦「M-1グランプリ」2010年大会チャンピオンである笑い飯の哲夫は、コンビでの活動と並行して、地元・奈良県で農業に携わっている。そんな哲夫は生産者目線で、“令和の米騒動”への思いを明かした。

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農林水産省の11月の調査によると、スーパーでの米の販売価格は、5キロ当たりなんと平均4335円と過去最高値だった! 物価対策として政府は自治体に、“期限付きおこめ券”の配布を推奨している。

実家の農業を継いで米や野菜を作っている哲夫は、「2回ほど前の農林水産大臣の言葉をお借りしますけれども、僕ね、お米買ったことないんです」とのこと! さらに彼は、「支援者から頂いたわけじゃないですよ? 家で作っているからですよ?」と続けて、スタジオの笑いを誘った。

もちろん哲夫は、令和の米騒動を心配している。「ある程度お米の価格帯が上の方でないと、今後は新規就農者の方とかお米作りを担っていく人間からすると、魅力的な仕事ではなくなってくる」と真面目にコメントした。

哲夫いわく、周りの生産者の反応はさまざま。「『今年急に高くなったな~これは(生産者としては)助かるわ~』って話ですけども。今までやったら『こんなにやったってしゃーないから、はよどっかで売れたらええのにな~』って言う人もいますし、日本ってやっぱり米大国ですから、そういうのを『大事にしたいな』って思っている人もいる」そうだ。

さらに哲夫は、“米作りにコストがかかるイメージを払拭したい”という思いから、「何が一番コストかかるかって言ったら、新規でやるときにトラクターであるとか、田植え機とかコンバインとか、こういうのすごく価格が高い」と説明。「おこめ券で消費者を守るのもいいと思うんですけど、やっぱりトラクター券とか田植え機券とか、コンバイン券とか、お米を作るための補助的なチケットを配布してもらえたら……」と控えめに提案した。

なお、日本の米政策は、12月6日に生放送された情報バラエティ番組『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』(ABCテレビ)で取り上げられた。

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