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「最高峰のコラボ曲」“反則級の組み合わせ”にファン熱狂…リリースから3年“語り継がれる一曲”

  • 2025.12.29

思いがけないアーティスト同士が手を組み、発表直後から「度肝を抜かれた」と話題になった名曲があります。数ある共演作の中でも「最高峰のコラボ曲」と称され、ファンから名曲として絶賛される一曲をご紹介します。

TK from 凛として時雨の『As long as I love (with 稲葉浩志)』は、最高峰のコラボ曲と称されている曲です。この曲がなぜ、最高峰のコラボ曲と呼ばれているのか、ファンを引き付ける理由とは何かを紹介していきます。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です

『As long as I love(with 稲葉浩志)』

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ロックグループ「B'z(ビーズ)」のボーカル、稲葉浩志(C)SANKEI
  • 曲名:『As long as I love (with 稲葉浩志)』
  • 歌手(レーベル):TK from 凛として時雨(ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ)
  • リリース:2022年3月16日
  • 規格:マキシシングル

本作はTKさんのソロプロジェクト始動10周年を締めくくるコラボ企画として制作されたCDです。ゲストとしてTKさんが学生時代から強くリスペクトしてきたB'zの稲葉浩志さんが参加しています。

シングルにはTKさんが作曲したロックナンバーに2人が共作した歌詞が乗せられた『As long as I love』と、戦略トレーディングカードゲーム『マジック:ザ・ギャザリング』の『神河:輝ける世界』シリーズのCMソングでもあるバラードナンバー『Scratch』の2曲が収められています。

その楽曲のクオリティの高さや、TKさんと稲葉さんという2人のボーカリストの世代を越えたコラボレーションが大きな話題を集めたシングルです。

二人の歌声がきれいに織り交ざり音楽の深みを増している

『As long as I love(with 稲葉浩志)』の最大の魅力は二人の歌声がきれいに織り交ざり歌に深みを持たせているところです。ハイトーンである二人の歌声はそれぞれしっかりとした個性があり、お互いの歌声が混ざりあうように作曲されています。

本作は作詞を稲葉さんとTKさん、作曲をTKさんが担当したロックナンバーです。激しいギターとTKさんらしいジェットコースターのような楽曲構成に、稲葉さんのパワフルなボーカルが加わった昂揚感を抑えられない一曲となっています。

次々と畳みかける曲展開に乗せて稲葉さんとTKさんがハイトーンで互いに歌うことで、二人の声の個性が出ているところが魅力的です。B’zのサウンドとは違う曲調であっても稲葉さんの説得力ある声と、ファルセットを駆使するTKさんの歌声が折り重なりファンから称賛の声が高くあがっています。

現在TKさんは、凛として時雨ツアー『失神蠍TOUR2025』を開催中です。2025年10月30日北海道・札幌を皮切りに全国9都市を巡り、12月27日東京・日本武道館単独公演でファイナルを迎えます。

公式グッズなども発売されているようなので、公式HPやインスタグラムなどを確認してみてください。

『As long as I love(with 稲葉浩志)』の歌詞にこめられたメッセージがいい

『As long as I love(with 稲葉浩志)』のもう一つの魅力は、歌詞に込められたメッセージです。リリースされた2022年は世界が不安定な時代だったため、「それでも前を向いて生きていこう」という前向きなメッセージを伝えています。

『As long as I love(with 稲葉浩志)』の歌詞に「想像とは違うことが この視野の外で起こる」「真実はどれだけあるの 数えりゃキリがないくらい / 言ってる事がみんな違う」というフレーズが入っています。このフレーズは、2022年時の世界情勢(新型コロナ流行、戦争など)を思い起こさせます。予想も予測もできず未曾有の事態が次々と起こり続け、人々は有効な手立てを立てられないまま右往左往し、それぞれの価値や思惑をぶつけ合った結果、これまでにはないほどの衝突や分断が起こりました。

誰がどう考えても生きづらく、この先の展望はまったく見えない状況で『As long as I love(with 稲葉浩志)』は、そんな状況をリアルに反映しながらも、「色褪せない風景は 間違いなんかじゃない」「愛そう As long as I live 触れよう As long as I love」とリスナーに呼びかけているように見受けられます。どんな世界になっても、生き続け、愛し続け、触れあい続けようという、真摯な願いがつづられているように思えるのです。

偶然の出会いが必然へと変わった、その瞬間

思いがけない共演として始まったこの楽曲は、聴くほどに二人の想いと覚悟が伝わってきます。声が重なり、言葉が響き合うたびに、音楽が持つ力を改めて思い知らされるはずです。

ただの話題作に終わらず、今も多くのリスナーの心に残り続けていることこそが、『As long as I love(with 稲葉浩志)』が「最高峰」と呼ばれる何よりの証明なのかもしれません。


※執筆時点の情報です