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「キツすぎる」「直視できない」目を背けたくなるほどの“生々しさ”に騒然…「鳥肌が立つ」ほどの完成度を誇る名ドラマ

  • 2025.12.29

毎週の放送日が待ち遠しくなる、そんな作品に出会うことは幸せなことです。重厚なテーマとスリリングな展開で視聴者の心を掴んで離さない名作ドラマたち。

今回は、そんな“釘付けになってしまう2025年ドラマ”をご紹介します。本記事では、2025年放送のドラマ『シャドウワーク』(WOWOW)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

あらすじ

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点灯式にのぞむ多部未華子(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『シャドウワーク』(WOWOW)
  • 放送期間:2025年11月23日~12月21日 

夫・清明(森岡龍)から数年にわたり激しい暴力を受けてきた主婦の紀子(多部未華子)は、命からがら病院へと逃げ込みます。そこで看護師の路子(石田ひかり)と出会い、江ノ島にあるDV被害者のためのシェアハウスへと導かれることに。そこは、同じ苦しみを抱えた女性たちが身を寄せ合い、新しい人生を模索する場所でした。

シェアハウスを運営する昭江(寺島しのぶ)と路子は、住人たちに安全な居場所を提供していますが、この家には誰にも言えない「あるルール」が存在していました。一方、千葉県館山では、ある女性の不審死事件が発生。刑事の北川薫(桜井ユキ)とバディの荒木悠真(川西拓実)が捜査を開始しますが、その真相は思わぬ方向へと向かっていきます。DV被害者たちの究極の選択と、事件の謎が交錯する衝撃のヒューマンミステリーです。

目を覆いたくなるほどリアル…壮絶DV描写が話題に

本作で最も話題となっているのが、DVシーンの生々しい描写です。多部未華子さん演じる紀子が夫から受ける暴力は、目を背けたくなるほど壮絶で、視聴者に深い衝撃を与えています。

監督の山田篤宏さんと脚本家の関久代さんは、「DVという社会問題をエンターテインメントへ昇華する」という覚悟を持って制作に臨んだといいます。

Xでは、「キツすぎる」「直視できない」という投稿や、「リアルすぎてドラマということを忘れてしまいそうになる」といった声が寄せられています。フィクションでありながら、現実の問題を浮き彫りにする本作の描写は、多くの視聴者の心に刻まれているようです。

心に突き刺さる…被害者たちの生々しい葛藤

DV被害者たちが抱える恐怖や葛藤を描く本作は、単なるミステリーではなく、深い人間ドラマとしても高い評価を受けています。シェアハウスに集う女性たちは、それぞれが壮絶な過去を背負いながらも、互いに支え合いながら“生き直す”ことを模索していきます。

トリンドル玲奈さん、上原実矩さん、須藤理彩さんら実力派女優陣が演じる住人たちの演技も、視聴者の心を揺さぶっています。「大好きな演技派女優さんだらけのドラマ」というコメントに象徴されるように、豪華キャスト陣の熱演が作品の説得力を高めています。

また、WOWOWオンデマンドでは第1話が2026年1月9日まで無料配信されており、多くの視聴者が本作に触れる機会を得ています。放送開始から話題を集め続けている本作は、2025年放送・配信されたのドラマの中でも特に注目度の高い作品となっています。

多部未華子の圧巻の演技力に称賛の声

本作で最も称賛されているのが、主演の多部未華子さんの演技です。DV被害者という難しい役どころに初挑戦した多部さんは、傷ついた女性の繊細な心情を見事に表現しています。

「どんなドラマになるのか今から楽しみ」という放送前の期待の声から、「クオリティ高い」という放送後の高評価まで、多部さんの演技は視聴者の心を掴んで離しません。

多部さん自身は、撮影について、共演者やスタッフとの濃密な時間を大切にしたことを明かしています。母親になってから仕事への向き合い方も変化したという多部さんは、女性として、母として、そして俳優として、この役と真摯に向き合いました。その結果生まれた圧倒的な演技が、視聴者の心に深く響いているのです。

また、若手のJO1・川西拓実さんが演じる新米刑事・荒木悠真の演技にも注目が集まっています。「演技めちゃくちゃ良かったな」「絶妙な演技がいいなぁ」といった声が寄せられ、実力派女優陣に囲まれながらも存在感を示しています。

釘付けになってしまう名作

多部未華子さん主演の『シャドウワーク』は、DVという重いテーマを正面から描きながらも、ミステリーとしての面白さも兼ね備えた意欲作です。壮絶な暴力描写は視聴者に衝撃を与えつつも、被害者たちが互いに支え合いながら新しい人生を歩もうとする姿には、希望の光も感じられます。

多部さんをはじめとする実力派キャスト陣の熱演、そして山田篤宏監督と脚本を担当した関久代さんによる緻密な演出が、この作品を単なるドラマ以上のものへと昇華させています。

毎週日曜午後10時の放送が待ち遠しくなる本作は、まさに“釘付けになってしまう”ドラマ。最終回となる第5話が12月21日に放送され、「鳥肌が立つ」「出会えて感謝です」といった声が多数寄せられています。

女性たちの究極の選択、そして事件の真相の行方は? 気になる結末はぜひご自身の目でご覧下さい。


※執筆時点の情報です