【福岡市中央区・大濠公園】日本庭園 茶会館開放日に秋を満喫しました！

秋も深まってきましたね。リビングふくおか・北九州Web地域特派員のひすいです。みなさんは今年の紅葉は見に行きましたか？

大濠公園の中に日本庭園があるのをご存じでしょうか？私もずっと存在は知っていたのですが、今回初めて訪れてみました。タイミングが良く、月三回行われている茶会館開放日でした。

大濠公園の南側に位置する日本庭園。この門は冠木(かぶき)門です。特徴ある門ですね。

入園料は一般250円、児童(15歳未満)は120円とお財布に優しい料金です。

月に三日だけの茶会館開放日

茶会館？どんなところだろう？と入ってみました。

広々とした畳の間があり、大きな窓から見事な紅葉が見えます。

まさかいつも来ている大濠公園にこんな場所があるとは！街の喧騒とはかけ離れた空間です。

伝統的な茶事ができる茶室の北側に建てられている茶会館は、多くの参加者を招く規模の大きな茶会の時に使用されます。（※茶室は公開されていません）

前庭から見た茶会館。紅葉の赤がきれいですねぇ。

茶会館の前庭には高い生垣、地面に杉苔、その中に自然石の飛び石と蹲踞(つくばい)や燈籠を配置し、侘びの雰囲気をつくっています。

茶会館で販売されている地元産のお土産

茶会館で販売しているドリンクです。左から太宰府梅サイダー（300円）、あまおうサイダー（250円）、抹茶コーラ（250円）、玉露（170円）、うきはの天然水（130円）。※文中価格はすべて税込みです。

海外からのお客さんが、珍しいのか玉露を選んでいました。

くろがね堅パンで有名な㈱スピナが手掛けた八女の抹茶を使った抹茶羊羹は、大濠公園 日本庭園限定パッケージで1000円です。

職員のお母さまが製作された伝統工芸 柳川まりのひなてまりは1250円です。柳川ではひな人形と共に「さげもん」を飾りお祝いします。「さげもん」の中央を飾る装飾が「柳川まり」です。縁起物として昔から親しまれてきました。とても華やかでプレゼントにぴったりです。ひなてまり(大)もあり、2500円で販売中です。

購入したドリンクは、茶会館の中で頂けます。私は太宰府梅サイダーを選びました。ほのかに梅の風味がして飲みやすかったです。福岡県立福岡農業高等学校・太宰府市・西鉄が共同開発したもので、太宰府の梅が使われています。 紅葉を見ながらゆったりと過ごす時間は特別です。

日本庭園の進藤さん（左）と梅田さん（右）。お二人とも気さくに茶会館やお土産品のことを教えてくださいました。お二人と後ろの掛け軸も素敵です！

12月、１月日本庭園 茶会館のイベントスケジュール 12/2(火)茶会館公開・抹茶提供、12/6(土)石原和幸フラワー教室、12/16(火)茶会館公開・茶会体験、12/23(火)茶会館公開、1/6(火)茶会館公開・抹茶提供、1/20(火)茶会館公開・茶会体験、1/27(火)茶会館公開

庭園でお気に入りの風景を見つける。

大濠霧幻と銘打った、人工の霧が発生するイベントも行われています。一時間に三回、幻想的な日本庭園が現れます。

霧の中、外国人がドレス姿で撮影していました。

園内には池があり、池の中には島が作られています。

自然の石を活用するのが日本庭園の特徴で、自然崇拝が根付いている日本人の感性が「石組みの美」によって表現されています。石の良さに触れてみてください。

私は西門から入園しました。こちらにも料金所があります。 日本庭園にみなさんもぜひ行ってみてください。驚くような景色が待っていますよ。