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「スリコ」からの挑戦状か…消費者をザワつかせた“1万円”の新商品とは? 年末の「おこもり需要」を狙い撃ち

  • 2025.12.5

SNSでは「即買い」と「様子見」で二分化

「スリーコインズ」公式Xより引用
「スリーコインズ」公式Xより引用

「300円ショップ」の常識が、またしても覆されたかもしれません。 雑貨ブランド「3COINS(スリーコインズ)」から12月1日、販売価格1万1000円(税込み)という攻めた価格帯の商品が発売され、消費者たちをザワつかせています。

今回、1万円台の商品として登場したのは、「Android 11」を搭載した「モバイルプロジェクター」です。 最大の特徴は、Wi-Fi環境さえあれば、プロジェクター単体でYouTubeやNetflix、Prime Videoなどを再生できる点。前後180°に可動するヘッドを動かせば、壁だけでなく天井もシアタースクリーンに早変わりします。壁との距離に合わせて37〜90インチの大画面投影が可能で、映像の歪みを整える「自動台形補正」も搭載。このスペックのプロジェクターは通常、安くても数万円台が相場ですが、身近な雑貨店で約1万円で手に入るという事実に、世間から関心が集まっています。

さらに同日より、プロジェクターと同価格(1万1000円)の「2WAYサウンドバー」も発売されました。 HDMI・光デジタル・Bluetoothに対応し、テレビやスマホなど幅広いデバイスで使用可能。ユニークなのはその形状で、つなげて一本のバーとして使うことも、左右に分けてステレオスピーカーとして置くこともできる「2WAY仕様」となっています。

これらスリコの攻めた新商品に対し、SNSではその手軽さと価格設定を称賛し、購入報告をする投稿も上がってきています。一方で、 「もはや300円均一ショップではなくなったよね」「サウンドバーが気になる!!クオリティどうなんだろ」といった、安さゆえの性能への懸念や、3COINSの高額商品に対する心理的なハードルを吐露する声も見られました。関心を寄せつつも、まだ様子見している人が多い印象……。

賛否が分かれる価格帯ですが、デザインはシンプルで部屋になじみやすく、使い勝手は考慮されている模様。本格的なホームシアターは敷居が高いですが、「寝る前に天井で動画を見たい」といったライトな需要には、最適解となる可能性を秘めています。年末年始の「おこもり需要」に向けたスリコの新たな挑戦状。消費者にどう評価されていくのか、注目が集まります。

(LASISA編集部)

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