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【きょう発売】GU×エンジニアド ガーメンツの激推しは?9,990円の多機能シェルパーカは「冒険の鎧」…争奪戦必至コラボをプロが徹底レビュー

  • 2025.12.5

秋の紅葉も真っ盛りな一方、冬本番も近いと感じさせる寒さになってきた今日この頃。注目のコラボニュースが入りまして、早速調査してきました。注目コラボ、今回はGU × ENGINEERED GARMENTS(ジーユー × エンジニアド ガーメンツ)。スタイリスト目線でレビューします!

バッグ不要、出番激増間違いなしの多機能「パデッドシェルパーカ」

まずはアウターのパデッドシェルパーカから。

パデッドシェルパーカ¥9,990

カラー展開はオリーブとネイビー。

デザインは、19世紀に「Barn(納屋)」で農作業に従事する人たちが着用していたことから名前が付いた「バーンジャケット」をベースにして作られているそうなのですが、そこからポケットやギミックが効いたデザインをプラスし、高機能現代素材へのアップデートなどの要素が盛りだくさん過ぎて、冒険に出る際の装備完璧な鎧状態です。

胸元のポケットに加え、ハンティング(狩猟)ジャケットで見られる、フロントの左右につく縦に重ねたポケット。

上のポケットは斜めに口が付いているため手を入れやすく、中が起毛素材なのでアームウォーマーとしても活躍しそうです。

重ねるように下につくポケットはマチもつく容量で、上のポケットをフラップ(蓋)にしてスナップボタンで留められるので落ちるのが怖いモノを入れておくにも安心。

背面のポケットは、ハンティングジャケットのゲームポケット(捕った獲物を入れるポケット)をデザインソースにしたと思われますが、もはや公式でも「バッグを縫い付けた」と表現しているほどのマチも付いた大きさ。

スーパーで買ったモノを袋でまとめてこの背面ポケットに入れる……などと考えてみたり。

これらの数、大小、形の違うポケットの実用度が高すぎます。

しかもポケットを単純にいっぱい付けました、ではなく、ちゃんとクラシックなハンティングジャケットのポケットをアップデートしながらデザインに組み込んでいるので違和感ない機能美です。

パンツのポケットに財布、携帯、AirPods……と入れてシルエットを崩すのは野暮ったいです。

そして素材は、ポリエステルリップストップという引き裂き強度が強い丈夫な生地が表面、肌に当たる裏面が薄中綿が入るキルト生地、さらにその二つをボンディング(張り合わせ)しているので撥水、防風機能もありながら保温性も高いという嬉しい機能を網羅しています。

裾は折り曲げて内側のスナップボタンで留め、短丈にもできます。

短丈の位置にはドローコードがつき、絞って風の侵入を防げます。

フロントを開けてがばっと羽織ったり、上だけ開けて肩を落として着てみたりといろいろな着こなしができそうですが、そこまで中に着こまずにトップまで閉めて着こなすと、下の画像のようにシルエットが裾に向かってやや広がるAラインのようなシルエットになります。

このシルエット、形も好きです。

身長179㎝、体重77kgでLサイズを着用してこのサイズ感です。

全然Lサイズでいけそうでしたが、中にたくさん着込むのであればその状態で一度XLサイズも試してみたいところです。

クラシックなミリタリーアイテムの雰囲気を持ちつつ、着やすさが売りの「ボアフリーススナップパーカ」

続いてはボアパーカ。

ボアフリーススナップパーカ¥4,990

カラー展開はグレー、ブラック、オリーブの3色。

メインのボア生地と、ポケットと前立ての部分をナイロンタフタという生地で切り替えたミリタリーウエアを思い起こさせるデザインが魅力的。

ぱっと見、前立てのスナップボタンの切り替えが途中で切れていることから、被って着るプルオーバータイプかと思いきや、フロントはフルオープンで着られるジャケット仕様。

ちょっとマニアックな視点かもしれませんが、前立ての生地の切り替えを裾までにするよりも、このデザインのほうが本来のフーディっぽさがあってかっこいい気がします。

着やすさとしても被りだと、暑くなって脱ごうとしたらインナーも一緒にめくれてお腹が出てしまうのは、恥ずかしい“あるある”じゃないでしょうか?

でなくとも、スナップボタンですし楽に着脱できるのは嬉しいかぎり。

首から入る風も防げるスタンドネック、首裏のフックに引っ掛けておけるループも付いています。

見えにくいですが、しっかりサイドにもポケットが付いています。

身長179㎝、体重77kgでLサイズを着用してこのサイズ感で、XLサイズは着用していませんが、Lサイズで程良くゆとりがもてる良いサイズ感でした。

冬の気分を高めてくれるローゲージ「ケーブルショールカラーカーディガン」

ケーブルショールカラーカーディガン¥4,990

ざっくりとしたローゲージニットのカーディガン。

カラーはグレーとブラック。

軽くて暖かいんですが、これは何と言っても機能というよりも見た目。

リブ以外の全面がケーブル編みのような立体的なデザインで、よく擦れる肘には同色共布のエルボーパッチが付きます。

この季節になったら、ケーブルにエルボーパッチが付いたローゲージニットを着たくなりますよね。

これを着て部屋でコーヒーを飲んだり、近所をゆったり散歩したり。

細かいディーテールのこだわりもあり、今回のコラボウエア全てのボタンには両ブランドの刻印が入るのですが、このグレーカラーカーディガンにはマーブル調のボタンが付きます。

上の画像右側の通り、トップのボタン留めは首の付近まで高く、保温性、防風対策として気が利いたデザインになっています。

こちらも、身長179㎝、体重77kgでLサイズを着て良い着用感でした。

ルームウエアでも外着でも活躍する「ヘビーウェイトスウェット」

ヘビーウェイトスウェットプルオーバー¥2,990、ヘビーウェイトスウェットパンツ¥3,990

最後はセットアップで着用できるヘビーウェイトスウェットの上下。

セットではなく、それぞれ単品の販売で、カラーバリエーションは共にネイビー、オリーブ、グレーの3色。

プルオーバーのフロントのロゴ「MANHATTANISM」は今回のコレクションテーマ。

共に裏起毛で温かいのですが、ポリエステル繊維を中空糸に切り替えることで保温性をキープしながら軽量化もできています。

パンツの裾は紐で絞れるようになっており、合わせる靴やスタイルによって変えられます。

パンツのウエストはイージーパンツ仕様で、内側の紐とベルトループでも調整出来ます。

ポケットは両サイドとバックに一つ。

バックポケットはフラップとジッパーが付くタイプ。

そして一番好印象だったのが、しっかりと腰回りからつままれて裾まで入るセンタークリース。

これが入ることでスラックスのような綺麗なシルエットを保ちやすくなります。

太めのカジュアルな素材感のスウェットパンツで、このラインが入りシルエットを綺麗に見せるというのは新鮮でした。

個人的には、足の筋肉がしっかりとあって太めなので、ゆったり穿けてスウェットパンツながら綺麗めに見えるというのはとても有難いバランスです。

上下セットで着てみた画像です。

身長179㎝、体重77kgでプルオーバーはLサイズ、パンツはXLサイズを穿いています。

トップスはLサイズでちょうど良く、パンツのXLサイズはウエストが少し緩かったのでウエスト内側の紐で絞っていますが、その他は丈感も合っていて良い感じでした。

バラバラに着てもどちらも出番が多くなりそうな使い勝手が良いアイテムかと思いますが、家でセットアップで着ていてそのままアウターと靴を履いてちょっと出かける、といったシチュエーションのような出番、もしくはそのように見えるファッションスタイルとしてもおすすめです。

その場合は特にグレーが活躍しそうで、靴もスニーカーよりはブーツが良いんじゃないかと思います。

以上、注目コラボを個人的な視点も入れてご紹介させてもらいました。

全てコスパアイテムでおすすめなのですが、激推しはパデッドシェルパーカとヘビーウェイトスウェットパンツ。

シェルパーカはポケットに、スウェットパンツはスウェット素材でありながらあのシルエットに、惹き込まれました。

今回ご紹介したジーユー × エンジニアド ガーメンツの商品全ての問い合わせ先

ジーユー https://www.gu-global.com

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