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「0歳赤ちゃんを抱っこしたまま買い物に行った私。荷物を詰めようとしていると高齢の女性客が...」(愛媛県・30代女性)

  • 2025.12.4

愛媛県在住の30代女性・たぬさんが感謝を伝えたいのは、とある店で出会った2人の年上の女性たちだ。

「自分のことは自分でしなければならない」と考え、育児中は孤独感にさいなまれていたMさんは、その2人に救われたのだという。

あの日、買い物に来ていた女性客たちへ

<たぬさんからのおたより>

その日わたしは、0歳の子供を抱っこしたまま、1週間分に近い大量の買い出しをしていました。

会計後、店員さんは重たい買い物カゴをカートにまでは乗せてくれました。

しかし、私はそこからサッカー台に乗せることもできず......。

「お互い様やけんね~!」

すると、隣にいた60代くらいの女性が、「お互い様やけんね〜!」と、カゴを台の上に乗せてくれたのです。

それだけでもありがたかったのですが、その後、1人で袋に商品を詰めていると、今度は80代くらいの女性に声をかけられました。

「大変でしょ、私が荷物を詰めてあげるから」

その方はそう言って、変わりに袋に商品を詰めてくれて......。

かわりに荷物を詰めてくれて...(画像はphotoACより)

流石に申し訳ないと思い、「大丈夫です! 大丈夫です!」と、遠慮したのですが、

「いいのよ赤ちゃんも抱っこして大変でしょ」

と、引き続き詰めてくださったのでした。

「自分のことは自分で」と思っていたけれど...

昔の「みんなで子供を育てる」という環境とは違い、今は親が子供を育てる時代なのだという印象がありました。

他人は他人。自分のことは自分でしなければ、と思っていたのです。

時代は変わったと思っていたけれど(画像はphotoACより)

しかし、あの日であったお二人は、わたしを助けてくれました。なんて素敵な人たちなんだろう、と思いました。

子育て中は孤独を感じていましたが、お二人のおかげでとても心が温まりました。

感謝の気持ちしかありません。

あの時は、ありがとうございました。

(※本コラムでは読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。プライバシー配慮などのために体験談中の場所や固有名詞等の情報を変更している場合がありますので、あらかじめご了承ください)

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