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「超生々しい…」「地上波で放送できたの?」公開から42年経てもなお“並外れた過激さ”に衝撃走る『傑作映画』

  • 2026.1.6

ドラマや映画の中には、観る者を驚嘆させるほど緻密に作り込まれた作品があります。今回はそんな中から名作映画を”を5本セレクトしました。本記事ではその第1弾として、映画『猛獣大脱走』(東宝東和)をご紹介します。忠実にリアリティを求めた名画です!!

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

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GoogleGeminiにて作成(イメージ)
  • 作品名(配給):映画『猛獣大脱走』(東宝東和)
  • 公開日:1984年3月3日

フランクフルト動物園で獣医として働くルパート・バーナー(通称リップ)(ジョン・アルドリッチ)は、閉園後に取材で訪れた恋人のローラ・シュワルツ(ロレーヌ・ド・セル)と動物達を見ていた際、興奮状態で暴れ始めたトラを麻酔で鎮静化させます。一方、街では下水溝からドブネズミが大量に出現し、若い男女のカップルが襲われる事件が発生します。警察と消防がドブネズミの駆除に追われる中、警部のナット・ブラウン・ウェルナー(ウーゴ・ボローニャ)から連絡を受けたリップは専門家として現場に急行し、原因を調べるため数匹を捕獲して動物園へ向かいます。しかし、動物園でも異変が起きており、飼育されている動物達が凶暴化し、ゾウが壁を破壊した際にコンピューターが故障してしまいます。更に、電子制御されていた檻が全て開き凶暴化した動物達は職員を食い散らかした後、街に解き放たれて次々と人を襲い始めます。何も知らないまま動物園に来たリップは、凄惨な光景を目にして急いで警察に通報すると同時に動物達を捕獲するため街へ急行します。

しかし、事件の終息には時間がかかり、さらに汚染された水を飲んだ子どもたちまでもが凶暴化し、事態は極度の混沌に陥ってしまうのでした――。

CGゼロで制作した本物の迫力に注目 ※ネタバレ注意

劇中にはトラやライオン、チーターにシロクマといった様々な動物が登場しますが、これらは生きた本物の動物を使って撮影が行われました。

視聴者に強烈な印象を与えた、下水溝から現れた大量のドブネズミが若いカップルを襲うシーンはCGが全く発達していなかった時代に本物の動物を使って撮影されたため、その迫力は圧巻です。凶暴化した動物たちが次々と人間を襲い、街が混乱していく様子は、ハラハラドキドキの展開が続きます。チーターが車を追いかけるシーンなども見どころです。

本作はフランコ・プロスペリが監督・脚本を手がけました。生と死の狭間での撮影が行われたことでも知られています。特に、凶暴化した動物が人間を襲う残酷なシーンや、後味の悪いラストは多くの観客に強い印象を残し、これぞリアリティを追求した作品です。また、カルト的な人気を誇る残酷ドキュメンタリー映画『世界残酷物語』の監督の一人としても知られています。同作は、世界各地の衝撃的な風習や出来事を描写し、大きな話題を呼びました。このような「残酷路線」の作品群が、当時の映画界に一定の需要と表現の自由をもたらしていたと考えられます。

リアルな描写が年月を重ねても大人気!!

映画『猛獣大脱走』は、公開から長い年月が経った今でも、SNSで時折話題になるカルト的な人気を誇る作品です。特に、その過激な内容と動物たちのリアルな描写が、多くの視聴者に強い印象を与えています。「冒頭から衝撃すぎる」「超生々しい…」「地上波で放送できたの?」といったコメントが寄せられるなど、40年以上前の映画でありながら視聴者の記憶に残る作品となっています。


※記事は執筆時点の情報です