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「PG12はゆるくない?」「ギブアップしそうだった」“度肝を抜く過激シーン”に騒然…名女優の“圧倒的な快演”が光る傑作映画

  • 2026.1.2

映画やドラマの世界では、絶望的な状況下で剥き出しになる人間の本性や、予想もつかない残酷な展開を描いた物語が、観る者の心拍数を跳ね上がらせてきました。息をすることさえ忘れてしまうような緊張感と、圧倒的な絶望が交錯するスリルは、多くの人々を惹きつけてやみません。今回は、そんな“逃げ場のない恐怖に放り込まれる作品”5選をセレクトしました。

本記事では第3弾として、2014年公開の映画『喰女-クイメ-』(東映)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“逃げ場のない恐怖に放り込まれる作品”映画『喰女-クイメ-』

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レッドカーペットで撮影に応じる柴咲コウ(C)SANKEI
  • 作品名(配給):映画『喰女-クイメ-』(東映)
  • 公開日:2014年8月23日

あらすじ

山岸きくみさんの小説『誰にもあげない』を原作に、三池崇史監督が実写映画化。

俳優の長谷川浩介(市川海老蔵)は、舞台『真四谷怪談』の主人公である伊右衛門役に抜擢され、恋人でありスター女優の後藤美雪(柴咲コウ)と共演することになります。

長谷川が大役を射止めた背景には後藤の推薦がありましたが、彼はそれをよそに他の共演女優との浮気を繰り返します。そんな長谷川に対し、舞台でお岩役を演じる後藤は、裏切る恋人への嫉妬や疑心を募らせていきました。やがてその深く重い愛憎は、演じている舞台と現実との境界を曖昧にし、恐ろしい事態へと発展していきます―。

映画『喰女-クイメ-』の見どころ ※ネタバレあり

映画『喰女-クイメ-』は、古典的名作『四谷怪談』を現代の舞台に置き換え、演じる役柄と現実の歪みが交錯していく恐怖を描いた衝撃作。三池崇史監督特有の徹底した残酷な過激描写は、観る者に凄まじい衝撃を与えました。特に女性器にフォークを入れてかき回すといった凄惨な演出は生理的な嫌悪感を強く煽り、SNSでは「PG12はゆるくない?」「ギブアップしそうだった」「トラウマ映画」など、その過激な内容に驚きを示す声も少なくなかったようです。

その一方で、本作は恐ろしくも妖艶な美しい映像や、ホラー映画としての完成度の高さで多くの支持を集めています。舞台上の様式美と凄惨な現実が混濁していく圧巻の幕切れは、観客の思考を停止させるほどの余韻を残しました。思わず引き込まれる内容に、SNSでは「終映の瞬間は無言絶句」「とても素晴らしいホラー映画」といった絶賛の声が寄せられています。また、「衣装も背景も全部美しい」というコメントも寄せられているように、ホラー要素だけではない芸術的とも言える美しい世界観にも魅了されることでしょう。

情念と狂気が入り混じる柴咲コウの圧倒的な快演

映画『喰女-クイメ-』で見逃せないのが、劇中劇でお岩役を演じる主人公・美雪を演じた柴咲コウさんの凄まじい演技です。現実と虚構が入り混じっていく世界観のなかで、愛に裏切られ、静かに狂気へと足を踏み入れていく女性の情念を見事に体現しました。柴咲さんが纏う冷徹な空気感と、内面から崩壊していく心理描写は、観る者を逃げ場のない恐怖へと引き込んでいきます。

そんな柴咲さんの鬼気迫る芝居は、公開当時から多くの観客にトラウマ級の衝撃を与えました。特におどろおどろしい特殊メイクをも凌駕するほどの執念深い眼差しに対し、SNSでは「生々しい表情が怖すぎ」といった驚愕の声が上がっています。また、物語が加速するにつれて深まる柴咲さんの表現力に対し、「演技が不気味すぎる」といった声が寄せられるなど、その名演に戦慄する視聴者が相次ぎました。

映画『喰女-クイメ-』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“戦慄の心理ホラー”をぜひご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です