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「ちょっと待って」「キターー」“続編の制作発表”にファン大興奮…「マジで神」注目の名作アニメ

  • 2025.12.12

ドラマや映画の中には、観る者を驚嘆させるほど緻密に作り込まれた作品があります。今回は、そんな中から“アニメ化・続編制作に歓喜の声集まる名作”を5本セレクトしました。

本記事ではその第1弾として、TVアニメ『ダークギャザリング』(TOKYO MX 他)をご紹介します。第2期の制作が決定した、新感覚オカルトホラー作品です。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

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※Google Geminiにて作成(イメージ)
  • 作品名(放送局):TVアニメ『ダークギャザリング』(TOKYO MX 他)
  • 放送期間:2023年7月9日~2023年12月24日

霊媒体質の幻燈河螢多朗(CV:島﨑信長)は、かつて霊障を受け幼なじみ・寶月詠子(CV:花澤香菜)を巻き込んで以来、引きこもりになっていました。社会復帰すべく家庭教師のアルバイトを始めると、不思議な瞳を持つ天才少女・寶月夜宵(CV:篠原侑)と出会います。母親を悪霊に連れ去られた夜宵は、手がかりを求めて心霊スポットを巡っていました。

強い霊媒体質の夜宵ですが、霊に避けられているため、螢多朗の引き寄せ体質を必要としていました。一方、螢多朗は自分と大切な人の呪いを解くため、霊媒体質に対処できる力をつけることを決意し、2人は協力関係を結ぶことになります。最高にクレイジーな新感覚オカルトホラーが、ここに開幕したのでした。

恐怖が生活に浸食してくるようなリアリティ

TVアニメ『ダークギャザリング』の見どころは、恐怖描写の鋭さと、キャラクター同士の強い絆が同時に走り続ける独特な緊張感です。寶月たちが訪れる場所は伏字になっているものの、実在する心霊スポットを彷彿とさせ、リアリティがあります。音響の使い方も巧みで、静寂と耳鳴りのような効果音が恐怖をじわじわと掻き立て、視聴者の日常までも浸食してくるような感覚を味わえるのです。

一方で、本作はキャラクターの関係性が温度を生んでいるのも魅力。ホラーの中に、“救い”が灯る瞬間があるのです。さらに、敵となる幽霊が単なる脅威ではなく、それぞれに過去の悲劇や人間的なゆがみを持っているため、恐怖の奥に物語の深みが宿っているのもポイントとなっています。

詠子役を務める人気声優・花澤香菜さんが、エンディングテーマとして『灰色』と『インタリオ』を歌っている点も見逃せません。『鬼滅の刃』の甘露寺蜜璃役や『五等分の花嫁』の中野一花役など、幅広い作品に出演している花澤さんは、歌手としても活躍中。『恋愛サーキュレーション』を代表曲としており、TVアニメ『ダークギャザリング』でも彼女の歌声が作品の世界観を引き立てています。

第2期制作決定!舞台は京都へ

TVアニメ『ダークギャザリング』の原作漫画は、累計発行部数が250万部を突破しています。本作はアニメも話題を集め、10月28日に待望である第2期の制作が発表されました。第2期の制作決定についてSNSでは「ついに」「ちょっと待って」「キターー」マジで神」と、歓喜の声があがっています。

また、博史池畠監督はアニメ第2期に関して以下のようにコメントを寄せ、喜びをあらわにしています。

2期です。2期なんです。分割2クールの後半とかではなくちゃんと「人気があったので作られる2期」なんです。これは作り手として本当に嬉しい事実で、これが実現できたのも日本の、そして世界のダークギャザリングを愛してくださったファンの皆様のおかげです。
出典:TVアニメ『ダークギャザリング』公式サイトより

続編である第2期が制作されるのは、アニメが成功し、大きな支持を得た結果だといえるでしょう。第2期では、舞台が京都となり、より凶悪な怨霊が登場。子どもの姿をした神・太歳星君の登場にも、ファンからは期待の声があがっています。具体的な放送日など、第2期についてのさらなる新情報を楽しみに待ちましょう。


ライター:まわる まがり
主にアニメについての記事を書くライター。コラムやレビュー、映画の作品評を手がける。X(旧Twitter):@kaku_magari