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「さすがにやりすぎ!」「とんでもない時代だ…」放送期間16年、日本中に“熱狂を巻き起こした”伝説番組

  • 2026.1.9

土曜の夜を笑いの渦に巻き込んだ番組が多くの人々の心に今なお残っています。当時の過激な演出と斬新なお笑いは、テレビバラエティの歴史を塗り替えました。今回は、そんな「伝説のバラエティ番組」をご紹介します。 本記事では、1969年から1985年まで放送されたバラエティ番組『8時だョ!全員集合』(TBS系)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。

あらすじ

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東京・浅草の国際劇場で「GOGO!!大進撃だよ全員集合!!」を公演。デモンストレーションを行うザ・ドリフターズ(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):バラエティ番組『8時だョ!全員集合』(TBS系)
  • 放送期間:1969年10月4日〜1985年9月28日
  • 出演者:いかりや長介、高木ブー、仲本工事、加藤茶、志村けん、荒井注ほか

土曜の夜8時、日本中のお茶の間が爆笑の渦に包まれた時代がありました。ザ・ドリフターズが毎週お届けするこの番組は、大掛かりなセットを使った本格的なコント、旬のアイドルや歌手を招いた音楽コーナー、そして体操や少年少女合唱隊などのバラエティ豊かなコーナーで構成されていました。

生放送にこだわり、全国各地の劇場やホールから公開収録を実施。時には停電やセットのトラブル、出演者の負傷といったアクシデントも発生しましたが、それすらも笑いに変えてしまう出演者たちのプロ根性が光りました。ドリフターズの5人が繰り広げる身体を張ったコメディは、子どもから大人まで幅広い層に支持され、最盛期には視聴率40〜50%を記録。1973年4月7日放送回では、バラエティ番組史上最高となる視聴率50.5%を叩き出し、「お化け番組」「怪物番組」と称されました。

番組は全803回を数え、16年間にわたって土曜の夜を彩り続けました。大仕掛けの屋体崩しや水をかぶる演出、派手なオチなど、今では考えられないような過激な笑いが満載で、昭和のテレビ黄金期を象徴する番組として、今なお多くの人々の記憶に刻まれています。

今では放送できない?!大胆すぎる演出の数々

『8時だョ!全員集合』といえば、今も語り継がれる昭和のバラエティ番組。その最大の魅力は、何といってもスケールの大きな演出にありました。巨大なセットが崩れ落ちる「屋体崩し」や、舞台装置が派手に爆発・落下するなど、毎週のように仕掛け満載のコントが展開され、子どもから大人まで爆笑の渦に包まれました。

2024年9月にTBSで放送された『8時だョ!全員集合』の特別番組では、こうした昭和のコントが令和の視聴者にどう映るかが話題となりました。番組では「今では見られないコント」として、過去の名作コントを紹介。放送後、X(旧Twitter)では「今じゃできないけどお笑いの原点が沢山詰まってる」といった声や、「さすがにやりすぎ!」「とんでもない時代だ…」というコメントが寄せられ、令和の時代に見ても衝撃的な演出だったことが窺えます。

番組放送当時は、コンプライアンスという言葉もまだ一般的ではなく、テレビの現場が試行錯誤で作り出す“ライブの熱気”と“笑いの勢い”がそのまま電波に乗っていた時代。現代のバラエティに通じる要素も多く、『8時だョ!全員集合』は、まさに日本のお笑い文化の土台を築いた番組といえるでしょう。

ドリフメンバーの現在と精力的な活動

2024年、ザ・ドリフターズは結成60周年を迎えました。それを記念して全国各地で開催されている『ザ・ドリフターズ展~発掘!5人の笑いと秘宝たち~』には、今も多くのファンが訪れ、かつての爆笑の記憶に思いを馳せています。

加藤茶さんと高木ブーさんの存命メンバー2人は、2026年1月現在もご健在で、2024年・2025年にかけて各地の展覧会に実際に来場し、ファンを出迎える姿も報じられました。高木さんは92歳となった今も元気に活動を続けており、SNSでも展覧会の様子などを紹介する投稿が見られます。

2020年代に入っても、ドリフの笑いを振り返る特別番組や再放送企画が各局で放送されており、加藤さんや高木さんが秘話を語るインタビュー出演も続いています。SNS上では、若い世代からも「昔のドリフ、めちゃくちゃ面白い」「今観てもすごいスケール感」といった声が上がり、世代を超えて語り継がれる存在となっています。

かつて土曜の夜、日本中のお茶の間を笑いで包んだドリフターズ。今もなお現役として活躍する加藤茶さんと高木ブーさんの姿は、多くの人に笑顔と元気を与え続けています。

時代を超えて語り継がれる伝説番組

『8時だョ!全員集合』は、1969年から1985年までの16年間にわたり、全803回が放送された伝説のバラエティ番組です。1973年4月の放送では視聴率50.5%を記録し、バラエティ番組としては日本テレビ史上最高の数字を叩き出しました。

毎週異なる劇場からの公開生放送、そしてドリフターズのメンバーによる身体を張った大がかりなコントは、当時のお茶の間に笑いと活気を届け、多くの視聴者の心をつかみました。突然の停電やセット崩壊といったハプニングさえも笑いに変えるその姿勢は、まさにプロの芸人魂を象徴しています。

今のテレビでは再現が難しい大胆でスケールの大きな演出も、この番組ならではの魅力。令和の今、若い世代が過去の映像に触れても、その斬新さと笑いの力に驚かされるはずです。

そして2024年には結成60周年を記念した『ザ・ドリフターズ展』がスタートし、加藤茶さん・高木ブーさんの現役での活動が多くのファンを喜ばせています。昭和・平成・令和と時代を超えて語り継がれるこの番組は、まさに不朽の名作といえるでしょう。


※記事は執筆時点の情報です