1. トップ
  2. 「映画館で10回観た」日本中が熱狂…『国民的アニメ映画』が“とんでもない偉業”を成し遂げたワケ

「映画館で10回観た」日本中が熱狂…『国民的アニメ映画』が“とんでもない偉業”を成し遂げたワケ

  • 2025.12.20

脳裏に焼き付いて離れない衝撃的な展開や、いつまでも心に残る深い余韻。アニメの世界では、圧倒的な映像美や魂を揺さぶるストーリーによって、観る者の記憶に強烈な爪痕を残す作品が、数多く生み出されてきました。今回は、そんな“一度観たら忘れられないアニメ作品”5選をセレクトしました。

本記事では第4弾として、2024年公開の映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』(東宝)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“一度観たら忘れられないアニメ作品”映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』

undefined
※Google Geminiにて作成(イメージ)
  • 作品名(配給):映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』(東宝)
  • 公開日:2024年4月12日

あらすじ

青山剛昌さんの漫画『名探偵コナン』を原作に、監督:永岡智佳さん、脚本:大倉崇裕さんらで映画化された劇場版27作目。

北海道・函館にある斧江財閥の収蔵庫に、怪盗キッド(CV:山口勝平)から予告状が届きます。彼が狙いを定めたのは、新選組副長・土方歳三にゆかりのある日本刀でした。折しも函館では剣道大会が開催されており、そのために現地を訪れていた服部平次(CV:堀川りょう)江戸川コナン(CV:高山みなみ)もこの騒動に巻き込まれます。

時を同じくして、函館の倉庫街では胸に十文字の切り傷がつけられた遺体が発見されます。捜査線上には“死の商人”と呼ばれる日系アメリカ人の男の存在が浮上し、刀を巡るミステリーは殺人事件へと発展していくのでした―。

映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』の見どころ ※ネタバレあり

映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』は、人気キャラクターである怪盗キッドと服部平次、そしてコナンが三つ巴の争奪戦を繰り広げるエンターテインメント大作。絶大な支持を得る理由に、画面を埋め尽くすほどのキャラクターたちの圧倒的なビジュアル活躍ぶりがあげられます。コナンならではの謎解きやアクション満載で、推しキャラたちの活躍にSNSでは「かっこいいの大渋滞」「コナンも平次もキッドもかっこいい」といった嬉しい悲鳴で溢れました。

また、シリーズ恒例となっている驚愕の真実や、平次と和葉の恋の行方など、一度観ただけでは消化しきれないほどの情報量と感動が詰め込まれており、リピーターが続出。その熱量は凄まじく、SNSでは「10回目いってきました!」「映画館で10回観た」などの驚異的な鑑賞報告を繰り出す強者も現れるなど、観れば観るほど新たな発見がある作品として、多くのファンを劇場へと誘いました。

2024年の年間興行収入で総合1位を獲得した記録的な名作

映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』は、シリーズの歴史を大きく塗り替える驚異的な大ヒットを記録しました。公開73日間で、観客動員数1052万人、興行収入150億円を突破。これは前作を超え、シリーズ史上初めて140億円を突破するという快挙でした。その勢いはとどまることを知りませんでした。

最終的な興行収入は158億円にまで到達し、名実ともに不動の地位を確立しました。この記録により、2024年の年間興行収入において邦画・洋画を合わせた総合ランキングで堂々の1位を獲得。日本中を巻き込む社会現象となり、コナン映画の新たな金字塔を打ち立てました。

映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“天下分け目のお宝争奪バトルミステリー”をぜひご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です